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でかこいずむ

日々の愚痴

K-1WMAX世界王者対抗戦

2005-10-12 21:40:57 | 格闘技評論
 今回のMAXの注目と言えば、二人のボクシング日本王者の参戦だろう。まあこの手の異種格闘技戦ってのは、難しいのは確かである。あえて異種格闘技とは言ってみたけど、好試合か凡戦がはっきりするよね。
 
 では、試合の短評を少々。
 安広vsレミギウス
 この試合は、Kで勝てない空手を象徴した感じの試合だったね。ヘビーでは尽くやられている空手勢。顎は弱いし、ディフェンスも微妙、スピードにも対応できてない。嫌いな選手じゃないけど、まあこんなもんでしょ。
 
 HAYATOvsブラックマンバ
 ブラックマンバはなかなか良い選手かもね。まだ荒削りみたいな感じだけど。HAYATOだからかもしれないけど、かなり自由にやれてたね。課題は経験を積めば解消されそうだね。最初のバックハンドもかわせただろうし。あと自分のペースにもっていけないときの戦い方くらいかな。
 
 クラウスvs大東
 まあ今回は戦える体にするだけで、Kに対応する練習はあんま出来なかったんじゃないかな?試合のタイミングが早かったし、相手が悪かった。大東は、なかなか面白い選手なので、これで消えてほしくないなぁ。

 所vsリムレイ
 所は悪い選手じゃないけど、相手が弱すぎた。腕ひしぎ~三角のベタベタコンボにいとも簡単にやられては。Kの総合での選手層の薄さを露呈した形か。

 秋山vsラーマ
 ラーマを総合で出すな。せっかくの良い選手がもったいない。秋山もマウントになってからのラッシュがいまいち。パンチの回転が無い。これからの選手でしょう。

 鈴木vsザンビディス
 鈴木悟は前々からザンビディスを指名しといたのは、この試合の最高の好プレイだった。MAXの中でも有力選手のザンビディス、それを指名するなんて。。。しかしザンビディスはキック主流の選手ではないし、鈴木にとってはリーチもかなり有利と働く。でも、、、まあこんなもんでしょ。持ち前のボクシング技術も見られなかったのは、俺だけか。変なローを出すくらいなら、大東みたいに、ハナからガンガン行った方が分があったのでわ。慎重にいった時点で勝敗は決していたようなものである。試合のプランが全然だめ。

 佐藤vsガオグライ
 ガオグライ、満を持してのMAX参戦。マトリックスと言われているのは、相手がヘビーの選手だから。どのくらい出来るのか。全体的に佐藤のうまさが光った。華は無いけど、地味に着実に。じんわりと強さを感じた。

 サワーvs武田
 武田は最後最後、ラストチャンスと言いながらも、まるで不死鳥のごとく。最近の武田の試合の中では、一番面白かったかな。でも攻撃の後のディフェンスが相変わらずザル。やるかやられるかって、最近やられてばっかやん。今回も華々しく散ってしまった武田幸三!!って褒めてんのか、けなしてんだかわかんねえよ。サワーに関しては、まだ何とも言えないかな。センスは感じるけど。

 まあ全体的には、当初の予定通りというか、こんなマッチメイクばっかしてたら、先は長くないかなぁ。魔裟斗の引退と共に運命を共にするか。

今日の一言

2005-09-29 03:56:32 | 格闘技評論
 今月25日にK-1WGPの決勝トーナメントの組み合わせが決まった。開幕戦の感じからあまり期待はしていないが、気になるカードが一つ。武蔵vsカラエフである。今年こそ優勝!優勝!!と言われている武蔵にとっては、最悪の相手ではないか。
 その相手のカラエフは何と言っても手数の多さ。しかもその動きは、コンビネーションが早すぎて、トリッキーにさえ見える。さらにトーナメン初戦であるから、100%の状態で戦える。武蔵のディフェンスなら決定打は食らわないとは思うが、決着が得意の判定になると。。。一気に雲行きが怪しくなる。
 そういう意味では、カラエフはディフェンディングチャンピオンのボンヤスキーや、ホンマンなんかより嫌な相手であることは間違いない。
 武蔵の真価が問われる一戦になりそうだ。カラエフにとってもK-1のトップ選手との初めての対戦。カラエフには注目している。
 ボンヤスキーはどうかなぁ、巨人系がが勝ち上がったらへこむなぁ。。。そういやボンヤスキーなんだけど、ピッコロの一味に見えない?タンバリンあたりに。。。
 
 さて、話は大きく変わり、この前実業団陸上の女子幅跳びに安田地中海って名前の選手がいた。ちょっと調べると、専門は7種競技選手らしい。どう読むのか、どう呼ばれているのか、、気になる選手の一人になった。

 最後にスプリンターズSについて。サイレントウィットネスの参戦でどうなるか。逃げ馬が上位を占めるのか。サイレントウィットネスに負けじとカルストンライトオが飛ばしに飛ばして、超ハイペースになり、デュランダルはじめ差し馬に目が出るか。悩んでいるところである。舞台が中山だけに。。。
 あとアイルラヴァゲインが回避。絶好のカモ候補の一頭だったのに。かなりがっくり。でもあまり人気は出なかったか?
 と言うところで、頭探しに出かけるか。

K-1WGP開幕戦

2005-09-24 22:59:08 | 格闘技評論
 最近、東奔西走忙しいであります。そのため、やたらと溜まる録画の数々。一つずつ消化していく今日この頃であります。

 早速、各試合の短評から。

 ボンヤスキーvsイグナチョフ
 普通なら、メインの試合。なんせ三連覇がかかる王者の登場、それが1番最初??なんか地味な試合の予感。。。いかにもヘビーな試合に。だらだらグダグダ。確かにボンヤスキーは、前回モーにまさかの敗戦。慎重なるのは仕方が無いか。見せ場がまるで無い。延長、判定の最悪コンビ。武蔵でさえ準優勝できてしまう過去2年の象徴である。

 バンナvsグッドリッジ
 実況うざい。選手の情報、ドキュメントの量はスゴイが、決して格闘技向き、いやバレーでもウザかったから、ニュースでも読んでろ!!って感じである。今回バンナの動き良かったね、というか相手がか?にしてもパンチ、キックのコンビネーションが前回より上達していた。だがそれがトーナメントでも切れが保てるかが課題であろう。
 にしても今回は雑魚の集まりの怪力集団のGP。グッドリッジ、サップ、ホンマンなどなど。グッドリッジは、一発目の完璧なハイが顎に食らうも、立ち上がるのはスゴイ。まさに今回は身体能力の祭典とでも言おうか。
 
 武蔵vsボタ
 谷川の決勝戦でもおかしくない、とんでもないカードだとか、つまんねえ発言に加えうざい。いかにもパンチ<キックの試合。K1当初の試合のよう、進化がない。クリンチしすぎ、だるい。武蔵は弱いんだからローでいきゃいいのに。逆にミドル、ハイのコンビをかわせるようになったボタは目に見える進化。これからどうなんべ。ってか疑惑だよ、この判定。

 グラウベvsシュルト
 俺の中の瞬間最高視聴率はハセキョーの笑顔と感じる今までの試合。今のところこの試合が1番面白いかな。グラウベのハイが盛り上げたし。シュルトは212cmであそこまで動けるなら、優勝候補なのでは。微妙なメンバーの中での候補だが。。

 モーvsアーツ
 勢いではナンバー1のモーも、キック中心の選手ではこの様。大振りばかりではGPはどうしようもない。なす術無し。痛がってる顔が似合ってます。

 ガオグライvsセフォー
 1,2番に期待していた試合。それが一瞬の出来事。放送試合のセンス無い。ってかガオグライはヘビーでやる必要ないのでわ??

 カラエフvs。。。
 サップvsホンマンの試合を控え、この残りの放送時間。。嫌な予感が的中した。まじ納得いかねえよ、谷川P!!こんなレアな選手推さずしてKの繁栄は無い。バックハンドからハイのコンビねーションなんて見たこと無えよ。もったいない。

 サップvsホンマン
 ホンマン、不細工なスリップ、きもい、グダグダもいいところ。実況、谷川P、一茂、紀香が盛り上がってるのマジだるい。見るに耐えない。ホンマンが優勝したらKは終わる。ってか試合中に紀香とハセキョーに話ふるなー。

 最近Kー1が連れてくる、強い選手=デカイ選手になりつつある。先は長くない。決勝もさらに微妙なんだろうな。

 最後にHERO’Sについて一言。
 谷川Pにとっては、須藤vsKIDの決勝は、最高の結果であろうが、はっきり言って試合はどれも微妙。実況はベスト4が日本人独占で賞賛していたが、逆にレベルの低いトーナメントだということを露呈した形。名前の通り、スター性溢れる選手は集まったが、パイオニアのプライドより、試合、選手の質では劣ってしまう。
 
 疲れがどっと増したよ。

PRIDEの感想

2005-09-01 21:54:20 | 格闘技評論
 遅くなりました。暇なんですが、なかなか時間が取れなくて。。。
 で、総評としては、何とも言えない微妙の二文字。その理由は、結果はすぐネットで知ったがテレビ放送は二日後であったこと。つまんねえ試合を無理やり盛り上げようとする、うるせえ実況。高田の解説。小池栄子の存在、などなど。。。
 ヒョードルvsミルコは悪くは無かったが、試合前の期待が大きすぎたかと思う。PR番組や、CMが多すぎた。人間ってスゴイ!!だ?キャッチフレーズがセンス無い。
 中村vsボブチャンチンは、中村の成長が良く見られた試合だった。それでも、相変わらずツメが甘いと言うか、決定力不足のサッカー日本代表みたいな試合だった。
シウバvsアローナは、レフェリーが水を差した。試合止めてイエローカードなんて、この試合ではナンセンス。試合に消極的なんかじゃなく、ただお互いスキを見せなかった。イエローカードのせいでシウバは最後まで自分のペースで戦えなかった。試合を面白くしようとしとするルールが試合をぶち壊した。
ショーグンvsオーフレイムは実況が微妙だった。試合自体は、個人的に一番面白かった。どちらもいい選手だねえ。ショーグンに関しては後ほど。オーフレイムの良さは所謂必殺技がたくさんあること。打撃もあるし、テイクダウンされてもフロントチョークもあり。長身も魅力。一見PRIDE向きの選手だが、PRIDEでは彼の能力は発揮できないかも。準決勝の4人の中で、2番目に強いと思う。
 吉田vsアボットは、PRIDEルールではアボットが弱すぎた。ほとんど何も出来ない、かませ犬以下だった。
 ショーグンvsアローナは、今度は両者同じ条件でもう一度試合を見たいかな。ショーグンの踏みつけの足を狙えば勝機はあるか。ショーグンは確かに強いね。どこからでも攻撃できる、立っても良し、寝ても良し。何より一番スゴイのは、バランス感覚だと思う。テイクダウンされても、いつの間にかバックを取っていたりと、常に自分のペースで戦っている気がした。ショーグンはどんなタイプの人間でも対応できる柔軟さが一番の強みだと思う。そういう意味では、シウバよりも絶対王者に相応しい気がする。今回はダークホース的存在だったことは、少なからずあると思うので、マークされるであろう次回からの戦い方が注目である。シウバでさえも、マークが厳しくなるにつれ、最近は苦しい試合ばかりだった。その中で逆転の一発を持っていたため、絶対王者でいられた。ショーグンはどうなるか?
 試合前のPR番組はさらにくだらなかった。SRSとか女祭りとかでヒョードルとミルコどっちが勝つかだの、トーナメントでは誰が勝つかとかの予想がくだらない。格闘技は、一瞬で展開が左右するし、正直運で勝負が決することも多い。総合でならなおさらである。であるから、強いから勝つのではなく、勝ったから強いと言われるのだ。よって格闘技においての予想は、あまり意味をなさない。
 予想と言えばプロ野球だろう。毎年シーズン前に各番組で伝統行事になっている。プロ野球の場合はシーズンは140試合(今年は交流試合で増えたかな?)の長丁場であるために、強いチームが必然的に勝つのだ。それは投手力であったり、選手層であったり。であるから予想が面白いし、その意義もあるのだ。
 浅草キッドのテンションはうざく感じるし、女祭りとかもつまらなかった。これではPRIDEの品位も下がるわ。
 そんなこんなで微妙ってわけすっよ。最近刺激ねーなぁ。。。

亀田興毅の強さと魅力

2005-08-22 05:17:25 | 格闘技評論
 毎日、怠惰な生活を送っております。そんな中今日はちょっとした刺激があった。亀田興毅の東洋太平洋タイトルマッチである。
 この試合は異例である。とにかく異例である。まず、日本ランク10位であるにも関わらず、日本チャンピオンを飛ばして、東洋太平洋に挑戦したこと。2つ目に、東洋太平洋タイトルマッチなのにも関わらず、テレビ放送されたこと。3つ目に、そのテレビ放送が日曜日の4時からということ。などなど。。
 まあ、亀田興毅自体、様々な面で異例な選手ではあるが。亀田興毅のスタイルや今回の試合の品評は周知であると思うので、ここでは触れないことにする。
 ここでは亀田興毅の強さについて述べたい。一般的には、パンチ力がある、ラッシュの強さ、ガードの固さなどが挙げられている。しかし、そのことは、“並”の選手でもありえる。自分が考える亀田興毅の強さは、常に臨戦態勢にある、ということである。一般的なボクサーや格闘技の選手は、試合という目標に合わせて、練習する。次の試合が決まってないときの練習、試合三ヶ月前の練習、一ヶ月前の練習、3日前の練習とそれぞれ、その時期によって練習の内容を大きく変える。さらにウェイト制の競技は、その体重に合わせて、減量というものがついてくる。
 それに対し、亀田興毅は、減量をしないらしい。しないというか、食事の制限がほとんど無いらしい。格闘家としては珍しく、甘いものは食べるし、ご飯は毎回てんこ盛りなのである。なぜそれを可能とさせるのか。それは、試合が決まっていようと、無かろうと、常にキツイ練習をこなしているからである。その結果、いつでも戦える体が出来ているのである。テレビ放送で、亀田興毅の強さの一つの数字として、体脂肪が5%というのを挙げていた。これは、体脂肪5%であるのがすごいのではない。体脂肪5%、またはそれに近い数値を“常に保っている”ことがすごい事なのであり、強さなのである。
 二つ目に、その臨戦態勢を保つ精神力である。プロ野球選手は、シーズンが終わると、オフとなり気ままな生活を送る。その中で十分に英気を養う。そしてまたシーズンが近くなると、自主練であったり、キャンプで徐々に体を作る。そしてオープン戦を通して、シーズンを戦い抜く体に仕上げるのが一般的である。しかし、前述したように亀田興毅は“オフ”がない。言うならば英気を養う期間が無いということである。その期間は実に7年にも渡る。
 なぜそのようなことが出来るのか。その理由として、二人の弟やトレーナーである父親との練習であるからであろう。彼らはほとんどの時間を共にし、共に練習に励む。弟の一人、大毅に至っては、もはや力に関しては差は無い。要するに身近に強いライバルが常にいる、という事だ。その切磋琢磨の環境が、毎日のキツイ練習に耐え得る精神力の源となっているのだ。
 このように挙げた異例の力が、異例な試合を生み出している。そして異例な世界チャンピオンが誕生するのである。
 自分は割りと長く亀田興毅を見ているほうであると思う。昔、ZONEと言うテレビ番組を欠かさず見ていたが、それにちょくちょく取り上げられていたからね。その中で忘れられないのが、中学時代に付き合ってた彼女のこと。チャリで2ケツして登校してたよ。カメラマンの「興毅のどこが好きなの?」の質問に対し、「強くて優しいところ」だとさ。さらにその女は、パンチがかなり効いていた。亀田興毅ですらKOしそうなくらいに。。。


 話は変わるが、もう一人すごい若者がオランダで活躍している。平山相太である。二点目のヘッドは外国人DF二人に競り勝ってのゴールであった。こんなゴール日本人でははじめて見たのではないかと思う。とにかくスゲエの一言。ヘラクレスおいしいなぁ。多分、平山でぼろ儲けしそうな雰囲気だね。移籍金なしで買った選手がいくらで売れる事やら。アメリカでお買い得なお買い物といったら、カージナルスの田口。オランダでは平山になりそうである。

 さらに話は変わるが、新党日本。日本代表、田中康夫って、ほとんどネタだろ。ってか代表代行?の小林興起は、今自分が住んでるとこが選挙区なんだけど、マジうぜえ。ポスティングがうぜえ。同じチラシ4枚も入れんのうぜえ!! 
 

今日の出来事

2005-08-15 02:27:50 | 格闘技評論
 今日の出来事を順に。
 久しぶりに、K1で凄いものをみた。ロシアのカラエフ。22歳にして150戦120KOの場数は伊達ではなかった。なんか戦いなれている感じがした。マクスタイの試合は壮絶だった。マクスタイの粘りにより、この試合に関しては、KO決着しなかったのが逆に凄みを増した。決勝は疲れもあってか、キレは弱まるものの、終始、攻撃は止まることが無かった。それで主導権を握り、最後は判定勝ちした。パンチあり、ヒザあり、後ろ回し蹴りあり、スタミナあり、まさにK1のオールラウンダーと言えるような選手だと感じた。ヘビー級では珍しく、なかなかクリンチをしないところも気に入った。GPの期待も高まった。
 あとモーvsボタは一瞬で決まったのにビックリ。モーは自信を持った戦い方だった。これで完全に優勝候補の筆頭となり得たのではないか。個人的には、ボタが気に入っている。元ボクシング王者がK1参戦すると、必ずキックに苦しむ。そしてすぐに、K1から消えるのが普通だが、ボタは違う。K1での成績はいまいちだが、それでもK1で戦い続け、どんどん進化していく姿が好きである。年齢が気になるが、これからも頑張ってほしい選手である。
 
 次にクイーンSについて。正直唸りましたねぇ。ヘヴンリーロマンス!!直前オッズ43倍、、、と自分で推したものの、正直無理かと思った。でもねぇ、、やっぱ万馬券ってこんな感じじゃないと取れないねぇ、と感じた。レース展開は予想以上のハイペース。タイムは8年前のコースレコードタイ。1着のレクレドールはうまかった。それよりヘヴンリーロマンスは、強い競馬をしたのではないかと思う。今後に期待!!でも人気あがりそうだなぁ。。デアリングハートの敗因は、一番人気でマークされたからか。ダンスインザムードもいて、前目に重心がかかったのも悪かった。今までは、ラインクラフト、シーザリオの影に隠れてたのが良かったのかと思う。今回負けたが競馬は悪くないと思うので、人気が下がれば注目である。
あと期待してます、インターナショナルS、ロブロイ!!!

 最後に、今から放送のG1決勝T期待しています!!新日のサイト見てないので、まだ結果は分かりません。ぜひハラハラさせて欲しいものです。ノアの試合でテンション上がり目なので、それが盛り下がらないこと祈りつつ。。。でわまた

今回のMAXについて

2005-07-23 02:18:11 | 格闘技評論
 出かけていたので、録画での観戦。録画でのスポーツ観戦って微妙ですよね。なんとなく緊張感に欠けてしまう。結果が分かってしまう場合も多々ありますし。しかし今回は、逆に録画で良かったよ。だってつまんねーんだもん。
 見れる試合と言えば、魔裟斗vsザンビディス、クラウスvsブアカーオまたはJWPくらいか。まあ当たり前と言えば当たり前だが。今回の魔裟斗は強かった。一回戦の相手ではダントツに強いザンビディス相手に何もさせず、時折見せる有効打。判定勝利だったものの圧勝だった。途中から骨折していたとあらばなおさらに。今回のトーナメントなら優勝は確実ではなかったろうか。実に悔やまれる。
 他の試合は?マジ微妙っすよ。ほとんどの試合を途中から早送りにする始末。決勝までグダグダ。トーナメントの有利でアンディ・サワーが優勝したのも否めない。決勝までハード&フルに戦ってきたブアカーオにとって、延長2Rはさすがにキツイ。グダグダ決着にもなるわ。
 さらにつまらなさを際立たせたのが、全て判定決着だったと言うこと。(大した傷じゃねえ安広のTKOは論外)実力伯仲と言われた今大会であっても、スピーディーな試合展開が魅力であるMAXではいかがなものか。ダウンの率ですら低かった。ダウン、KOがどうとかは素人の発想だが、それにしても・・・だった。
 自分が過去一番印象深かったのは初年度の日本予選である。魔裟斗の独壇場の下馬評のなか、他の選手はまさに魔裟斗包囲網。であるから一戦一戦が熱戦であった。楽勝ムードの一回戦、須藤元気のトリッキーな動きに意外な苦戦。さらには須藤の裏拳でダウンを喫する。2ND制だったからハラハラものだったよ。しかし最後は魔裟斗のローでKO勝ち。二回戦の村浜は序盤は強打で圧倒、ダウンは奪ったかは記憶は曖昧だが・・・最後はまたも魔裟斗のローでKO、かなり熱い試合であった。決勝の対コヒは当時のライバル同士、魔裟斗包囲網の最終兵器として、両者意地になって蹴りまくってたよ。判定だったものの、すげえ興奮したよ。優勝したときに魔裟斗の喜びようが、苦戦、熱戦での優勝だと物語っていた。
 それから四年余りでこの有様。いつまでミーハーがついてくるか?こちらは見ものである。
 最後に前フリも含め、最近の格闘技の微妙さの因子の一つに微妙な実況というのがあろう。では今回はこれまでで。