今日の試合はどうなんだろうか?試合の評価については賛否両論なのではないか。
今日は5点も取ったし、そのうち3点が珍しくFWの得点だったし、これで完全に決定力不足は解消されたんじゃないか、と言う意見。
失点4点は久々。やはりなれない4バックより、3バックの方が安定するのではないか、と言う意見。
日本の世界ランク17位に対し、ホンジュラスは39位。(試合前まで)しかもホンジュラスは、ドイツW杯の予選では既に敗退してるし、こんな相手にタラタラやってるようじゃ話にならん、と言う意見。
常に先行される試合展開において、取っては離されるという悪い流れから、最後には大逆転勝利したんだから、十分評価できるのではないか、と言う意見。
と、大体こんなところであろうか。個人的には、この試合が持つ意味合いは、ほとんど無かった気がする。
第一の理由として、5点取った攻撃面。確かに、久々の大量得点。評価して良い感じもするが、はっきり言って相手は世界ランク39位の弱小チーム。さらに前述したように、ドイツW杯の予選は敗退しており、彼らの目標は既に南アに向かっているのである。そのため、5年後に向け、若手の選手を使うし、システム、コンビネーションもままならない。チーム状態で表すなら高くても30%程度である。
さらに彼らのモチベーションはかなり低く見えた。彼らから見たら、日本は格上のチームである。しかもアウェーであるから、勝つための戦術なら、守備中心にするのがベターである。しかしその動きは見られない。いつ見ても、ディフェンスの数は少ない。カウンターでもないのにそうである。
もう一つ、気になったのが、日本の選手がかなり伸び伸びとプレーしていたと言うことだ。その要因として、日本の中心選手である、中田、中村にマークらしいマークがついていなかった事が大きい。普通に考えて、勝ちに行くのであるならば、相手のキー選手にはキツくマークをし、相手のペースにさせないことが重要である。しかしその動きも見られない。これらの要因で日本選手はかなり自由にプレーできた。
その中での5得点。しいて挙げれば、評価できるのは、柳沢の二点目くらいか。まあこれも微妙だが。。。
第二の理由として、四点取られた守備面。4バックではなく、3バックであったなら良かったのか、この試合では、その答えは出ないだろう。今回の失点の原因は明らかである。メキシコ人と良く似ている、首が太く寸胴で、いかにも体幹が強そうなホンジュラスの選手に当たり負けしての失点。4失点全てが同じパターンであるように思える。
何も当たり負けするのが悪いわけではない。当たり負けする相手に対しての戦い方をまるでしていなかった。例えば積極的にプレスをかけ、早めに攻撃の芽を摘むなどの対策である。3点取られても、後半に入ってからも、ほとんど対策が見られなかったのを見ると、この試合に勝ちに行くと言う姿勢は見られないし、苦手とされるタイプとのテストマッチとしてであったなら、なんらかの対策やテーマをもって試合に臨むべきである。しかしこのような形で4失点したことにも現れているように、それが全く見られなかった。
この理由をもって、この試合の意味合いは無かったように思う。しいて挙げれば海外組のコミュニケーション不足の解消くらいか。
話は変わるが、世界柔道なかなか面白い。その中で鈴木桂治の言葉が心に響いた。「日本を背負ってますから」との言葉である。この言葉が、柔道の強さの根源ではないか、と思うと同時に、サッカー日本代表に足りないものではないかと思う。この気持ちが無ければ、これからの飛躍は無いかと思う。
そういう意味では、ここら当たりで、日本人監督が必要になってくるのでは。ラモスあたりにやらせれば、ここらへんが強化できる気がする。こう考えれば、優秀な外国人監督を招いて、戦術なり、技術を上げる段階は脱したのではないか。自国の監督で、国の代表として戦う、と言う気持ちを植え付ける段階にきたかと思う。これからの飛躍は、優秀な日本人監督の出現、育成が必要となってくるだろう。まあ、指導者の育成は、Jリーグ元年から進められている話なんですけどね。
そういうことで、次の監督はぜひ日本人で!!下手な外国人なら10年くらいジーコに任せといた方がいいなぁと思う。
今日は5点も取ったし、そのうち3点が珍しくFWの得点だったし、これで完全に決定力不足は解消されたんじゃないか、と言う意見。
失点4点は久々。やはりなれない4バックより、3バックの方が安定するのではないか、と言う意見。
日本の世界ランク17位に対し、ホンジュラスは39位。(試合前まで)しかもホンジュラスは、ドイツW杯の予選では既に敗退してるし、こんな相手にタラタラやってるようじゃ話にならん、と言う意見。
常に先行される試合展開において、取っては離されるという悪い流れから、最後には大逆転勝利したんだから、十分評価できるのではないか、と言う意見。
と、大体こんなところであろうか。個人的には、この試合が持つ意味合いは、ほとんど無かった気がする。
第一の理由として、5点取った攻撃面。確かに、久々の大量得点。評価して良い感じもするが、はっきり言って相手は世界ランク39位の弱小チーム。さらに前述したように、ドイツW杯の予選は敗退しており、彼らの目標は既に南アに向かっているのである。そのため、5年後に向け、若手の選手を使うし、システム、コンビネーションもままならない。チーム状態で表すなら高くても30%程度である。
さらに彼らのモチベーションはかなり低く見えた。彼らから見たら、日本は格上のチームである。しかもアウェーであるから、勝つための戦術なら、守備中心にするのがベターである。しかしその動きは見られない。いつ見ても、ディフェンスの数は少ない。カウンターでもないのにそうである。
もう一つ、気になったのが、日本の選手がかなり伸び伸びとプレーしていたと言うことだ。その要因として、日本の中心選手である、中田、中村にマークらしいマークがついていなかった事が大きい。普通に考えて、勝ちに行くのであるならば、相手のキー選手にはキツくマークをし、相手のペースにさせないことが重要である。しかしその動きも見られない。これらの要因で日本選手はかなり自由にプレーできた。
その中での5得点。しいて挙げれば、評価できるのは、柳沢の二点目くらいか。まあこれも微妙だが。。。
第二の理由として、四点取られた守備面。4バックではなく、3バックであったなら良かったのか、この試合では、その答えは出ないだろう。今回の失点の原因は明らかである。メキシコ人と良く似ている、首が太く寸胴で、いかにも体幹が強そうなホンジュラスの選手に当たり負けしての失点。4失点全てが同じパターンであるように思える。
何も当たり負けするのが悪いわけではない。当たり負けする相手に対しての戦い方をまるでしていなかった。例えば積極的にプレスをかけ、早めに攻撃の芽を摘むなどの対策である。3点取られても、後半に入ってからも、ほとんど対策が見られなかったのを見ると、この試合に勝ちに行くと言う姿勢は見られないし、苦手とされるタイプとのテストマッチとしてであったなら、なんらかの対策やテーマをもって試合に臨むべきである。しかしこのような形で4失点したことにも現れているように、それが全く見られなかった。
この理由をもって、この試合の意味合いは無かったように思う。しいて挙げれば海外組のコミュニケーション不足の解消くらいか。
話は変わるが、世界柔道なかなか面白い。その中で鈴木桂治の言葉が心に響いた。「日本を背負ってますから」との言葉である。この言葉が、柔道の強さの根源ではないか、と思うと同時に、サッカー日本代表に足りないものではないかと思う。この気持ちが無ければ、これからの飛躍は無いかと思う。
そういう意味では、ここら当たりで、日本人監督が必要になってくるのでは。ラモスあたりにやらせれば、ここらへんが強化できる気がする。こう考えれば、優秀な外国人監督を招いて、戦術なり、技術を上げる段階は脱したのではないか。自国の監督で、国の代表として戦う、と言う気持ちを植え付ける段階にきたかと思う。これからの飛躍は、優秀な日本人監督の出現、育成が必要となってくるだろう。まあ、指導者の育成は、Jリーグ元年から進められている話なんですけどね。
そういうことで、次の監督はぜひ日本人で!!下手な外国人なら10年くらいジーコに任せといた方がいいなぁと思う。