Youtubeに動画をあげてみたら、リンクの共有先リストの中にココが上がっていたので、
せっかくなのでどんな風に表示されるのか確認がてら投稿してみる事にした。
さて、だいたい1ヶ月後、3月25日(木)は木屋町someno kyotoで弾き語り。
そういえば今年は一度も演っていなかったので、これが初。また性懲りも無くリハビリからだ。
お店のサイトにはまだ情報が出ていないけれど、告知は禁じられていないから大丈夫だろう。
お待ちしております。
弾き語り @Silver Wings。
セットリストなんて物を記録していないから正確には分からないが、
おそらく半年振りくらいになる曲と、数年振りになる曲を演った。
両者共に上手く行くかどうかギリギリまで自信が無かったが、
安定的に、かつテンションを上げて歌えたと思う。
特に、数年振りの曲はもともとバンド向けの、テンポの速いリフ物で、
弾き語りでは今までにほんの数回しか演っていない。
バンドが2組、弾き語りが3組というブッキングだったので、
一人でも勢い負けしたくないという思いからあえて選んだのだが、
それが失敗に終わる事も無くホッとした。これからもちょくちょく演って行こうと思う。
途中、集中力がポキッと折られそうな出来事に何度か遭遇したが、
これも何とか持ち堪えられたんじゃないだろうか…。
それにしても、共演者たちが全員、ぶっ飛んでいた。
それぞれの、何かしらのメーターの針が振り切っている感じだ。
バンドも充分盛り上がっていたが、一人でもあんなに盛り上げられるものなのかと、
方向性として場を冷やしてしまう自分からしてみたら、感動的だった。
いやむしろ、あそこまで盛り上がる弾き語りは見た事が無い。
「俺は自由!」なんて、俺には素直でストレートすぎて赤面せずには歌えない。
「これが弾き語りじゃ!!」なんて、俺には自信がなさ過ぎて絶対に言えない。
だが、積み上げられたクオリティーに根付いた彼らのメッセージは、心に響いた。
自分には縁遠かった筈の「青春の風景」が、歌を聴いていて頭の中に広がった。
出演者の中で自分だけが浮いているような気がする事は昔からよくある。
だが今回はその感覚がいつも以上に強く、胸の辺りがムズムズした。
いつもなら、そのムズムズはリハや出番待ちの時に溜め込んで、
本番で一気に解放してスッキリするのだが、自分の出番はもう終わっている。
みんなこんなに場を沸かせているのに、俺の演奏は中途半端なんじゃないか、
インパクトも足りないし、自分のやりたい事が伝わってもいない…
なんて気がして来て、少し落ち込んでしまった。
ところが、
音楽の趣味が水と油くらい違うんじゃないかと思っていた、
そんな俺から見ても感動的で素晴らしい演奏をしていた共演者たちから、
そして面白すぎるイベントを組んでくれたブッキングマネージャーからも、
何とも温かい、お褒めの言葉を戴いた。
お店のオーナーさんは、にやりと笑みを浮かべて握手してくれた。
わざわざ遠くから来てくれたお客さんには「来て良かった」と言ってもらえた。
上がったり下がったり、気分の波が激しい一日だった。
さて次回は、半年振りのハコ。
2013.3.7(木)弾き語り @丸太町 ネガポジ
w/ 薮原洋平、西洋彦
open 18:00、start 19:00、前売¥1,200、当日¥1,500
精力つけて頑張ろう。