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全て、冗談みたいなモノ。

7月22日 ライブキャンセルのお詫び

2015-06-30 23:10:53 | 日記
2015年7月22日に祗園 Silver Wingsで予定されていた弾き語りは、
私の職業上の都合によりキャンセルせざるを得なくなりました。
お店側のマスターには先ほどお会いしてお詫びして来た所ですが、
改めて関係者の皆様や、足を運んで下さる予定だった方々にお詫びいたします。
誠に申し訳ございません。

Silver Wingsでキャンセルしたのはこれで3度目になってしまいました。
偶然とはいえ、情けなくて恥ずかしくて仕方がありません。
ライブをやっていると言ったってロクに集客も出来てないし、
もう音楽なんかやめるべきなんじゃないかという考えも浮かびますが、
私にはまだ、それを捨ててしまえるだけの勇気がありません。

世間一般の人達から「暗い」と一蹴されてしまうようなどうしようもない曲を、
30分そこそこの持ち時間で死ぬ気で歌い切る事が、私の生き甲斐のひとつです。
そして、それを聴きたいと思って下さっている奇特な人達がいらっしゃる事も知っています。
この2点のどちらか一方でさえも実感できなくなってしまうまでは、
何とかして続けて行きたいと思っています。

今後とも、どうか宜しくお願い申し上げます。



新實幸太朗

朝の破壊行為、漏れ出る脳内麻薬

2015-05-28 11:17:33 | 日記
まずは次のライブの宣伝から。

2015.6.10(水)弾き語り @扇町para dice
w / 山添ヒロカズ 、吉見拓哉、マツシタマサヒロ(名古屋)、siva
open 18:30、start 19:00、¥1,000(+1 drink)

2015.7.22(水)弾き語り @祇園 Silver Wings
詳細未定

扇町 para-diceは、なんと4年ぶり。
その頃のブログを読み返してみて、一人で赤面した。
半年と少しの間、ライブが嫌になってステージから離れていた時期があって、
その直前の、いわゆる最後のライブだった。
山添ヒロカズさんも憶えている。格好良い人だった。対バンは7年振り。
あの店の名が変わる前、「DICE」だった頃だ…まぁ向こうは憶えてないだろう。
当時は名古屋から来ていたが、大阪に引っ越したんだろうか?
なんだか懐かしいし、独りで京阪特急に乗る寂しさも、薄汚い扇町公園やキタの景色も、
とにかく長くて栄えてるのか衰えてるのか微妙な天神橋筋も、全てが凄く楽しみだ。

さて、改めて。また久々のブログだ。
昨年は4回書いた。一昨年は8回だった。今年は何回になるだろうか。



土曜日。

朝っぱらからあんなに気分が悪いのも久し振りだった。
昼頃を過ぎてもまだ叫びだしたい気持ちを抑えている状態だった。
気分が悪い…と言うより、テンションが狂っていると言った方が正確かもしれない。

我が家はそろって朝が弱く、いつもギリギリだ。
この日は俺よりも妻の方が早くに出かけなくてはいけなかったので、
俺が簡単な朝食を作って息子にも急ぎ気味で食べさせ、
息子を預かるために迎えに来てくれた義母と共に送り出し、
さぁ今度は自分が出かける準備をする番だ。
寝間着のままだったので寝室で着替えなくてはいけない。

寝室の扉が開かない。ノブが回らない。

扉の鍵は、ノブの中心部にあるボタンを部屋の内側からガチャッと押し込む古い物で、
内側からならノブを廻すだけで開けられるが外からはキーが無いと開けられない。
おそらく息子が、そんな事情など知る由もなく、
ボタンを押し込んだまま外側から扉を閉めてしまったんだろう。

キーは無い。

築50年前後の古い家の各部屋のキーなんて、住み始めた当初から無い。
駄目元で大家(親)に電話してみる。
「寝室の鍵…て、なんや?」
…存在そのものが忘れられているようならもうどうしようもない。
服は寝室の中にしかないし、毛玉だらけのボロトレーナーで出かけるわけにもいかない。

壊すしかない。

ハリウッド映画やドラマよろしく思い切り蹴ってみるが、
古くてモロそうなクセにビクともしない。
廊下が狭いから助走するほどの距離もなく、20回ほど蹴った所で諦め、プランBへ。

金槌を持って来てドアノブを何度も何度もぶっ叩く。
木製のノブが割れ、みるみる無惨になっていく。
手前側のノブが完全に落ちても扉は開かないので、
向こう側のノブも落としてやろうと引き続きぶっ叩く。

やがてノブは完全に壊されて、開かずの扉はノブの無い開かずの扉になった。
バラバラになってもまだ扉を繋ぎとめている部品は、頑固にフレームにしがみ付いている。
ドライバーで弄ったり金槌で叩いたりしてみたが、やはり開かない。

いい加減に家を出ないと遅刻するギリギリの頃合いになり、
寝室に入るのは完全に諦めて寝間着のまま出勤する覚悟を決めたが、
誠に残念なタイミングで、クリーニングに出すつもりで長いこと放置してあるスーツの事を思い出す。
上着は流石に暑くて着れないが寝間着よりはマシだと思い、
干しっ放しのワイシャツとスーツパンツにスニーカーという、
30代半ばで高校生のような格好をして家を飛び出したのだった。

そして不運は、これで終わりではなかった。

慌て気味で自転車を走らせていると、
養護学校の団体さんらしき人たちが行く手を阻んでいた。
引率の先生らしき人が「はーい、自転車ですよ!道を開けてくださーい」と言うのに従い、
生徒らしき人たちは左右に分かれて道を開けてくれた。

が、その人の谷間に俺が差し掛かる直前に、一人ふらりと飛び出して来た。
「最初は左に避けたけど、やっぱ右!…って気持ちは分からん事もないけどアカン!」
と思って強くブレーキをかけたがご期待通り間に合わず、
不幸中の幸いか硬い自転車ではなく柔らかい身体同士がどん、とぶつかった。

「すみません大丈夫ですか!?」を先生らしき人と俺とで互いに言い合ったが、
当たった本人は集団に隠れてしまって様子が分からないし、
倒れているような事もなかったのでもう一度「すみません!」と叫んで先を急いだ。

朝の無駄な破壊行為と軽い接触事故で、夕方くらいまで情緒不安定になった。
少し頭がふらついているような気がするし、心臓にモヤモヤした違和感が纏わりついた。
いつもより慎重にしないと失敗するかもと思って働いていたが、
ふと手が空いた時、客の髪型が妹の一時期のそれと似ていたのを見た事がトリガーになって、
頭の中を、働いている最中には全く余計な、ネガティブな考えやイメージが次々と沸いて来て、
しまいには涙がじんわりと滲み出て来る始末だった。



さっき建具屋が来た。
あのタイプの鍵はドライバーなどをうまく突っ込んで、
ラッチボルト(ノブを廻せば動く部品)を引っ込めれば開けられる、と教えてくれた。

道交法の改正により、6月から自転車への縛りがキツくなるのだとか。
耳を塞いで走るのに反則金がついたとか、車道を走らなければならなくなったとか。
耳を塞ぐのはやめなきゃしょうがないが、京都市内の狭い道で車道は危険じゃないのか…。

断つことで得られるもの?

2014-03-27 23:22:02 | 日記
7ヶ月ぶりの投稿だと言うのに汚い話で申し訳ないが。

昨日から風邪をひいている。
微熱と関節痛と軽い寒気の中なんとか労働をこなし、
いや本当はこなせていなかったのかもしれないが…、
その合間にラーメンなど食べに行ったりするような気楽さで、
一晩寝ればおそらく治るだろうとタカをくくっていた。
もちろん、今日のライブにもちゃんと出るつもりだった。

甘かった。

翌朝、つまり今日、熱が下がった代わりに下痢が襲ってきた。
激しい腹痛で目を覚ましてトイレに駆け込むと、
そこで何年ぶりかの、完全に液状化した便を目の当たりにする。
大丈夫だ、きっと大丈夫だ。きっと夕方には良くなる。
そう自分自身に言い聞かせながら、もう一度布団に入った。

昼ごろにまた腹が痛くなったのでトイレに行く。
肛門に若干の違和感も感じながら。
自分の便の状態と共に、ほんの少し下着を汚してしまった事に失望する。
汚した下着を洗濯機に入れる前の、水洗いする時の情けなさといったらない。

果たしてこんな状態で歌えるものかどうか試そうと数曲練習してみる。
特に、腹に力を入れた時の肛門の状態が心配だ。
しかし問題は、肛門よりも体力と関節痛にあった。
一曲やる度にやたら疲れる上、腰の痛くてその場に倒れこんでしまいたくなる。
大丈夫だ、曲数を減らしてMCを少し増やせば何とか乗り切れる。
下痢だけでも少しマシになってくれさえすれば、
頻繁にトイレに駆け込まざるを得ないような事もないだろうし。
自分の出番の最中にもよおして来たらばもう最悪だが。

しかし、出かけなきゃいけない時刻になっても容体は全く良くならなかった。
疲れや痛みなど一時的なモノだからまだ耐えられる。
だがステージ上で下痢便を漏らすなどという事は決してあってはならない。
俺は泣く泣く、祇園Silver Wingsの方々や共演者のみなさんに連絡し、
ライブ出演キャンセルの旨とお詫びの言葉を伝えたのだった。



気を取り直して今度は暇つぶしに取り掛かる。

突然なんとなく思い立って、5年近くも前にヤフオクで購入した、
ニューファミコンとスーパーファミコンを引っ張り出してみる。
2つあった電源アダプターの片方が死んでいる事になかなか気付かなかったり、
何度挿しなおしても動かないソフトに苛立ったりもしつつ、
懐かしい気持ちで『サムライスピリッツ』を5分ほど楽しんだ後、
今度はスーファミ版の『ドラクエ3』を見つけてやり始めた。

アリアハンの島から出る所ぐらいまでは行けるかなと思いながら、1~2時間ほどだろうか、
「とうぞくのかぎ」を手に入れて間も無く、一体何の魔がさしたのだろう、
コントローラーを軽く引っ張ってスーファミ本体を自分の近くに寄せようとした瞬間、
音楽は続いているのに画面だけ動かなくなり、ゲームは強制終了してしまった。



今日は何かもう、俺の日頃の行いが悪いのだとしか言いようがないような一日だった。
しかも丸一日、何も食べていない。

腹が減ったような気はするものの、便の液状化の事を思うと食欲が萎える。
QPを朝晩に1錠ずつと水だけで過ごした。
断食なんて生まれて初めてかもしれないが、意外に平気で驚いた。

明日には少しでも良くなっているよう、
また同時期に寝込んでいるという祇園Silver Wingsの登山氏の回復も祈りつつ、
今日のライブキャンセルの件、この場を借りて改めてお詫びを申し上げ、
おやすみなさい。

それぞれのリフレッシュ法

2013-05-09 02:40:19 | 日記
鹿児島一泊旅行してきた。写真は、一番テンションが上がった所。

当初は二泊のつもりだったが、計画が遅すぎて予約が間に合わなかった。
いや、自分がが出不精でプランニングに非協力的だったのが大きな原因なのだが。

日本は山ばかりの国だと学校で習った。鹿児島はとりわけ山ばかりだった。
レンタカーで主に薩摩半島の東側を走ったが、本当に山ばかりだった。
しかし、綺麗だ。
京都の山は遠目から見る分には美しいが、中に入ると薄暗いイメージがある。
それに比べて鹿児島の山は、まず道が走りやすく、明るくて、見晴らしが良い。
長時間の運転は疲れたけれど、走っていて気持ちが良かった。

指宿(いぶすき、と読むらしい)では温泉の湯に浸かって身も心も癒しつつ、
ゆっくり考え事をして最近混乱気味な頭の中を整理できたら…と思っていたが、
何度か高速を乗り間違えて時間がなくなったり、
現地で体調を崩してしまった息子を急遽医者に診せに行ったり、
夜は疲れて風呂にも行かずに眠ってしまったり、
翌朝行った大浴場の内装が妙に派手で思わずキョロキョロしてしまったり、
よく考えたら、そもそも俺は熱めの風呂に長時間浸かっていられないタチだったりで、
思考は全くまとまる事のないまま帰って来てしまった。
自宅の小さな浴槽で縮こまるしかないのか…。

旅館での夕食は個室だったが、隣の部屋の声が欄間を通して丸聞こえ。
会話の内容と訛りからして、福岡か熊本のオミズ…スナックの人間か。
酒も入ってか大声で下品な話をしているから気になって仕方がない。
「どぎゃーん!?」と聞こえて来た時は吹き出しそうになった。

下品な鹿児島弁を聞く事は出来なかったけれど、
鹿児島の訛りは何だか可愛らしく思えて、好感が持てた。

ところで…、鹿児島県民にとっての桜島の地位は、
関東人にとっての富士山に値するだろうか?
鹿児島の銭湯には、富士山ではなく桜島が描かれていたりするだろうか?

帰って来て改めて驚いたのは、
鹿児島と大阪・京都では10℃以上の気温差があった事と、
関西人の交通マナーの悪さだった。



さて、17時間後にはライブだ。リフレッシュし切れなかった分、吐き出そうか。
祇園Silver Wingsにて、お待ちしております。



そういえば…生まれてこのかた「リフレッシュできた!」と実感した事ないな。
自分なりのリフレッシュ法を、今さらながら探さなきゃいけないな。

ほんの僅かな勇気を持って

2013-01-28 02:40:06 | 日記
急ぎの何かがあって、いつものスーツには着替えず私服のまま現場へ行く。
時間が早いからまだ客はいないだろうとタカをくくっていたが、
ロビーにはけっこうな人数が集まっていて、
これは見つかると怒られるな…と、急ぎすぎた事を後悔する。

自分の持ち場がいつにも増して汚い。
埃やらケーブルやら紙屑やら、とても快適な環境とは言えない状態だ。
どうしても気になったので、軽く片付ける事にする。

たまに増員で来る照明さんが間の抜けた声で挨拶をしてくれる。
彼女はたしか黒髪のロングだった筈だが、
最近急に売れ出した若い女優のようなショートヘアになって、しかも茶色く染めている。
茶髪は禁止じゃなかったかな…しかしよく似合っている。

ミキサーの向こう側に紐のような物を見つけたが、簡単には取り除けない。
えいやっと思い切り引っ張ったら、
なにか栓のようなモノが抜けた感覚が手に伝わって来た。
次の瞬間、抜けた栓の奥から大量の水が洪水の如くドバッと溢れ出す。
プールに最初に浸かった時と同じ、冷たい感触が下半身を包み込む。
同時に、ミキサーもデッキ類もEQも照明卓も全て、音も漏電もなく息を引き取った。

これはヤバい、上司に報告に行かねばと思い、走る。
上司は何故かそんな大事故など興味がないような素振りで、
のらりくらりと小便をしながら「ふぅーん」などと言う。

ずぶ濡れになった上に走った後で身体が冷えたせいか、
自分自身も尿意をもよおして来たが、そのトイレの異様さに怖気付いてしまう。

天井が異常に高い。5mはある。しかも入口がその上部にあるから意味が分からない。
上司が用を足している小便器はその入口から最も近い場所にあるが、
どういう訳かその次からは足場が無くなっていて、
床から3~4mの高さに取り付けられているのだ。
これじゃぁまるで、スーパーマリオの地下ステージだ。

いつまでたっても上司が終わってくれず、やがて我慢も限界が近付いて来る。
仕方なくバカ高い位置にある小便器を使う事を決意した。
足場が無いのなら、小便器の上に立って用を足すしかあるまい。

上司が使っている隣の小便器は、途切れた足場からおよそ50cm離れていて、
また足場より数cmほど低い位置にある。
表面にはクソがこびりついていて(誰がどうやってつけたのか?)、
靴で踏むのもはばかられる程のシロモノだ。
にもかかわらず陶器製のそれ自体はつるりと光っていて、よく滑りそうだ。
タイル張りの床に落ちれば骨折は免れないばかりか、やはりクソまみれになってしまう。

恐怖と不安におののきながら、ほんの僅かな勇気を持って第一歩を踏み出す。
片足が小便器にかかった。恐る恐るもう片方を足場から離す。
案の定、もはやそれが当然であるかのように足を滑らせる。
俺は情けなさと悲しさでどうしようもない気持ちで、真っ逆さまに落ちる。

目が覚めた。

隣にいた筈の妻と息子は、既に階下で出かける準備を始めていた。
意を決して起き上がるも、激しい目眩に襲われて心が折れそうになったが、
モウロウとした状態のままどうにかベッドから這い出た。
今年に入ってからは目眩が無かったので安心していたのに。
今日は、出勤して仕事を始めるまでずっと頭がボンヤリしていた。



さて、2日後はライブ。
2013.1.30(水)弾き語り @祇園 Silver Wings
 w / じゃっく(イヌガヨ)、渡辺ヒロユキ(THE 抱きしめるズ)、
   指先ホルスタイン、flatsucks
 open 18:30、start 19:00、¥1,700 +1drink
出番は最初。バンドに引けを取らないと言ってもらえるような演奏を目指したい。

久々にネガポジも決まった。
2013.3.7(木)弾き語り @丸太町 ネガポジ
 詳細未定。

皆様のお越しをお待ちしています。