遊文堂ぶろぐ

天下御免の落書文章サイト、のブログ版です。取り立てて見る程価値のあるものは御座いませんが、ごゆるりと(管理人ドモ)

中年ボーズは毛刈羊の夢を見るか

2004-07-28 22:25:43 | ドモの日常劇場
三十路を前にして頭をボーズ刈りにしてしまいました。
後輩に誘われたという必然性の無い理由。腰が軽過ぎるというのもどうかと思い始めてます。
約束の時間に後輩がバリカンを持ってくる。何者からか拝借した、そのパッケージには…
業務用の三文字。ナンデスカソレハ
ついでに刈る長さ調節部に記された数字は6ミリ、3ミリ、5厘のみ。
6ミリで既に取り返しつかねぇよ。
文句はあれど潔くカット。泣きたくなるほど中途半端な段階で充電切れという洒落過ぎるトラブルはあったものの無事終了。結果は…
哀れなほどにチンピラ風味でした泣。

ブラウン管に泣いた日々(本家遊文堂既出)

2004-07-22 15:00:13 | ドモの映画感想
 初めての更新になりますが、ブログ用のネタが無いので、本家遊文堂で更新したネタをそのままコピーします。差別化については、まだ方向性定まりませんすみません。
さてさて本題…
 平たく言えば、泣ける映画特集です(平たく言い換えるなら凝った題付けるなとも言える)。
 何を目的として映画を見るかは人によって様々だと思います。笑いたかったり、惚れ惚れしたり、トリップしたかったり、ただ単に格好良いのでも結構。そいで、そう言った方々の中には、勿論泣ける映画が見たいという方も大勢いらっしゃいます。僕も、能動的に、泣ける映画を探そうとはしていないものの、泣いた映画は覚えいて、人に勧めちゃったりしちゃっているわけです。
 わざわざ金払ってまで泣きたいのか?勿論泣きたいです。それはもう、悲しすぎてやりきれなくって、観た後に首でも吊りたくなるような映画は苦手ですが、涙というのは悲しいときにだけ出てくるものではありませんよね。
 涙というのは、科学的に言うと精神が興奮している状態の時に出てくるそうです。だから、怒っているときでも感情が激して涙が出てくることもありますし。嬉し涙だって、そう。そういった感情とは別に芸術的な感動によって涙が出てくることだってあるわけです。
 そういう風に考えると、映画で泣く時というのは、それなりに心を揺さぶられているわけで、感動の映画、観るべき価値のある映画と解してもいいのではないでしょうか。
 というわけで、以下いろいろと泣ける映画を紹介するわけですが、良い映画なので、興味を持たれた方はビデオで観られるとよろしいのではないでしょうか。…オチが付かないことを承知の上。
 一本目、『アンドリューNDR114』
 これは、わざわざ項目を設けて紹介したかった作品です。これが一番泣けたような気がする。ストレートにSFな作品です。主人公はロビン・ウィリアムズ!ビデオのパッケージが妙に生々しくて気持ち悪い気がするのは僕だけですかそうですか。
 ロボット三原則で有名なアイザック・アシモフ大先生の短編を原作にしているようですが、読んでないので割愛。いつか読みます。
 あらすじ:未来(当然だ)の一般的な中流家庭に購入された家事用ロボットNDR114はアンドリューと名付けられ、暖かい家族に見守られながら、やがてロボットとは思えぬ人間的な一面を見せるようになり…といった展開。
 非常に個人的な意見で申し訳ないですが、このロボットと人間というテーマに非常に弱いのです。『ブレードランナー』然り、この人間と認めてもらいたいと言う願望、崇高な咆哮が僕だけの胸を打ちます。何故だろ。
 一般ピープルにとっても泣ける要素はあります。主人公のロボットは家族と暖かい親交を結ぶのですが、父親との交流が最高でしたな。主人であり師匠であり友人でもある父親と語り合ったり、娘の結婚式にしみじみ悲しんだり、対立したりするわけです。そして、ロボットは年をとらないのに家族だけは年老いていき、そしてお亡くなりになります。たまらなく切ないです。こういった膨大な時の流れ方と圧倒的な孤独感。それだけでウルウルです。
 時には我が儘な程に純粋で人間的なロボットの最期の選択、周囲の人々のの反響にきっと涙するはずです。僕は、おいおいと泣きました。まじで
 二本目は、『天国に行けないパパ/ショートタイム』、微妙な題
 ビデオ屋でもあんまり見かけない映画ですが、良い映画です。確かテレビで観たのが最初だった。そのあと英会話の教材になってたのも見かけましたね。
 あらすじ:定年前の刑事である主人公が、自分が不治の病で余命幾ばくもないことを偶然に知ってしまうことから物語が始まる。別居中の妻との間には最愛の息子が。息子のために、せめて保険金だけでも残そうと殉職を決意して仕事に臨むが、逆に成功ばかりして…
 といった、コメディです。死を決して望むカーチェイスは圧巻。ここまで激しいのは見たことないです。笑えたりしんみりしたりと楽しい映画でした。
 泣き所は中間部分、爆弾を腹に捲いた自殺既倒者の説得に行き(勿論死ぬつもりで)、けしかけながらも、自然と独白口調になり後悔を自白するシーン。結構のめり込める映画なので、思いっきり共感を呼びます。これも号泣。
 三本目は、『ショーシャンクの空に』、出たな!
 勿論スティーブン・キングです。原作『塀の中のリタ・ヘイワース』だっけか。キング原作の映画はホラーものより感動ものの方が評価高い気がするのは僕だけですかそうですか。
 これは泣けると言うよりも面白い作品だったです。妻殺しという無実の罪で刑務所に入った主人公は、絶望的な状況の中でも希望を失わず、持てる力を駆使して必死に生きていくといった内容。刑務所内の描写が正確かどうかは判断不能ながら、とても興味深く描かれていて好感を持てました。
 希望を失った同僚の老人モーガン・フリーマン!を狂言回しとしたストーリー展開もサスペンスフルで良かったですが、特にラストの爽快感は滅多に味わえるようなものではないと思います。終わってから観て良かったなあと心の底から思える映画でした。これは、じわりと来る涙。
 評価的に微妙なタイトルを並べて来ましたが、紹介もこれで終わり。やっぱり好きな映画を紹介するのは楽しいことを実感しました。こういう更新ならどんどんやって行き…オチコム