雷門の前では、年末年始五重塔や、浅草十二階のイルミネーションが点灯するのがこのところ恒例となっている。
デジタルカメラのAFの難所であるイルミネーションも、こんな風に線となって点光源化しなければ大丈夫のケースがほとんどだ。
このへんを間違えて、イルミネーションが駄目というと、私が撮ったのだとちゃんとAFで写っているではという水かけ論になる。
さらに、被写体の距離にもよる。
点光源化したイルミネーションの遠景に弱いというのが真実だ。
それでも、点光源そのものの形によってもうまく行ったり行かなかったり、距離もあるところから急にAFが合いだしたりで普遍性を抽出するのは大変だ。それもメーカーの機種によってころころと変化する。
だが、確かなのはサイバーショットH1のAFは、GR DigitalのAFよりもイルミネーションに対してずっと優秀であるということである。
H1がより大口径だからなのか、それともビデオカメラも作っているSonyというメーカーのAF技術水準が高いからなのか?それは、GR Digitalに近いSonyのコンパクト機を持ってこなければ分からないだろう。確かな事実からでも、早急に一般化した結論を引き出すのは、注意したいと思う。
■GR Digital 05/12/23 18:27