簡単なLED駆動回路では、TRのVbeを利用して制御するため、
温度が変化するとVbeが変化(約-2.2mV/℃)するためLED駆動電流も
変化しました。
この変化量を小さくする方法を検討します。
専用ICを使えば簡単ですが、TRを1個と抵抗を追加するだけで簡単に
特性を改善できます。
下記に回路を示します。
V2は電源です。電源がない場合は、V1から抵抗2本で電圧を決めましょう。
Q2とQ3は差動回路になっているため、Q2のベースの電圧はQ3のベース電圧に
ほぼ等しい電圧になります。
温度が変わるとQ2,Q3ともにVbeの電圧が変動するため、温度の影響を小さく
できます。
この回路と前回の回路のときの温度変化による電流変化をSIMULATIONで
確認しますと下記の結果となります。
赤LINEが補償なしの回路のとき、緑LINEが補償した回路のときです。
温度が-20℃から100℃に変化した場合、
補償回路なしの場合の変動は、2.07mA
補償回路ありの場合の変動は、0.25mA
となり大幅に改善しました。
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