アメリカでは、なぜかインスリンの値段がどんどん上がっている。なぜか、というか、製薬会社が談合して価格を釣り上げたのですが、現在裁判を起こされてます。
でも、インスリンが高いと糖尿病患者が困る。以下は、NYタイムズの記事です。
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娘が糖尿病と診断されて一年、2014年にグリーンセイドさんと彼女の家族はカナダのケベックを訪ねた。アメリカ国内で700ドルするインスリンペンが、カナダでは65ドルだった。「私は引き裂かれる思いがしました
フェンナーさんは、2時間半ドライブし、メキシコへゆき、1型糖尿病の息子のために3か月分のインスリンを購入している。アメリカ国内では、インスリンの新製品は高騰しているからだ。3か月分のコストは3700ドル。同じ量がメキシコでは600ドルで買える)
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ここで注意すべきことは、彼らは薬局で処方箋なしでインスリンを買っているということです。カナダには、日本の薬剤師が留学しているので言ってました。単位数とかは、薬剤師と患者が話し合って決めているそうです。つまり、医師なし。ところが、日本の薬剤師は、処方箋に書かれた薬を、ただ渡すだけ、あれでは値打ちない。しかも、医者は処方箋がないと薬を買えないものだから、勿体ぶる態度の悪い奴もいる。病状の安定している患者は、薬局で処方箋なしでインスリンを買えるようにしてもらいたい。