ZERO-1MAX「熱-1 GP 火祭り’05」第2戦7.31、観戦してきました!
お客の入りはみたところ初日と同程度という感じ。この日は席がリングサイドのイス席2列目(前にイスがないので実質的には最前列)だったので、乱闘で何度かイスを蹴散らされつつ迫力満点の観戦でしたw
ではざっくりと観戦記を。
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会場到着は18:15頃。売店を見るとかねてよりかわいいなぁと思っていた“合体ロボ”Tシャツ発見!(日高&藤田コンビのTシャツ) 私はどうにもTシャツが似合わないので、うちの相方の分だけ購入。一緒に売っていた“相方”Tシャツはかなり売れ行きがいいそうで、もう数枚しか残ってなかった。
18:30少し過ぎに会場の明りが落ち、北側スクリーンに初日と同様、ZERO-ONE時代の映像が。石橋凌の歌うテーマ曲が流れる。この曲=橋本、というインプットがもう完全にされてしまったなぁ。
続いて、ZERO-1MAXのテーマである“ロンサム・ライダー”の曲と共に“火祭り”初日の結果と今日のカードの映像が流される。やはりメインの大谷VS田中のところで一際大きな拍手が。
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★第1試合★
○神風 VS 不動力也●
高橋冬樹 富豪2夢路
(10分57秒 神風ドライバー→片エビ固め)
夢路の試合を観るのはかなり久しぶり。入場時からノリのいい夢路に声援と拍手が。リング上でのダンス、パートナーの不動は結構恥ずかしそうで視線が下を向きがちw 試合でも夢路のヘッドパッドがいかんなく発揮され、場をさらうことしばしでした。第1試合として明るいムードに盛り上げてました。
高橋は身体つきがかなりいい感じになってきたし、不動とあたっても当たり負けしてなかったですね。試合は終始冷静だった神風の勝利。
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★第2試合★
●浪口修 VS 中嶋勝彦○
(11分26秒 R-15→片エビ固め)
ライバル対決の様相を呈してきたふたりのシングルマッチ。この日、中嶋はキックを序盤はあまり使わなかったですね。お互いにボストンクラブをかけあって意地の張り合いをしていたのが面白かった。
中盤、エルボーやチョップの応酬からだんだん中嶋のキックも出始める。彼のキックがヒットする時の見事な音やスピードは生で観ないとなかなか伝わらないかもしれないけど、身体も厚くなってきて、いっそういい音させてます。
浪口もいいところをついて反撃し、中嶋のキックやエルボーをとらえて丸め込みにもっていきあわや、という場面も数回。ドロップキックもきれいに決まったりしてたけど、R-15をくらってしまい勝利ならず。そろそろ会場も浪口に対し「お叱り」モード。焦れてきている感じがします。次こそは!
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★第3試合★
大森隆男 池田大輔○
高岩竜一 VS 藤田ミノル
●佐々木義人 村浜武洋
(13分47秒 大ちゃんボンバー→片エビ固め)
池田、ミノル、村浜という何かよくわからなくて滅多にないタッグチーム。雰囲気も何もバラバラ。でもこの試合、動きも派手で面白かった。
最初にリングインしたのは大森と池田。池田は挑発的な態度を見せただけですぐに村浜にタッチ。あからさまにむっとする大森さんw
大森と村浜の身長差はまさに頭一つ分ある感じで、手を合わせようとお互いに手を伸ばしても大森の手の位置と村浜のそれの間にはかなりの距離が…飛びつくようにしても届かない村浜、大森の顔面に飛びつくようにしてかきむしるが、軽々と抱えて投げ捨てられる。村浜からミノルにタッチ、大森はミノルにも容赦ない厳しい攻撃。
中盤から場外乱闘も始まり、リングの中は結構な混沌状態に。でもどの選手がどう絡んでもそれなりに面白かったです。記憶に残っているのは、「村浜のキックVS義人のスピアー」「大ちゃんボンバーとアックスボンバーの相打ち(これは双方かなり痛かったのでは…)」「ミノルが高岩に雪崩式フランケンシュタイナーをかけようとして高岩にからめとられてしまい、雪崩式パワーボムをくらう」などなど。ミノルは大森や高岩相手にかなり頑張ってたけど、その分大技くらって最後はふらふらでしたね。
大森とミノルの場外乱闘に目を奪われている間に、義人が池田のラリアットをまともにくらって一回転。池田は初日より元気でイキイキしてる印象でした。
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★第4試合:火祭りBブロック公式戦★
●佐々木健介(2点) VS バンビ・キラー(2点)○
(7分46秒 リングアウト)
…これって“大金星”ではなく、「番狂わせ」というべきでしょうね。試合はもう完全に健介のもので、タックル、逆水平とラリアットの交互連打、フェイスクラッシャーと何をやってもパワーで圧倒。バンビ・キラーの胸元はみるみる赤く染まり、表情も苦しげに。
客席からは「健介、もう終わらせろよ!」なんて声まで飛んでいたのに、場外で散々バンビにチョップを浴びせて(目の前だった…すごい迫力!)グロッキーにさせた健介が、バンビを先にリングに投げ込んだのが仇になりました。戻ろうとしたらバンビにキックその他で妨害されて戻れないというまさかのリングアウト負け。
勝ち誇るバンビに客席からはブーイング、健介も憮然とした表情で引き上げました。これがあとあとどう影響するか…
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★第5試合:火祭りBブロック公式戦★
○崔領二(2点) VS 横井宏考(0点)●
(11分41秒 スカイキック→片エビ固め)
初日に負けを喫した横井と、初戦の崔。後から入場してきた崔はリングインと同時に横井に突っかかっていき、いきなりリング外へ追い落とし、そのまま横井を何度も客席に投げ込む。リング外を半周してようやくリングに戻るふたり。崔は関節技で横井の足を攻めていく。横井もようやく関節技やキック、パンチで反撃。
最初から間の取り合いなんて全くしないでとにかく掴みかかっていく、感情ぶつけ合いの試合でしたが、横井がコーナーポスト上から場外に叩き落されて(横井、初日も健介に落とされてたよね…)二度目の場外乱闘になって以降、さらに激化。横井の額を西側の柱に何度も叩きつけ、倒れこんだ横井の上にイスを重ねてその上からイスで殴りつけるなどやりたい放題の崔。再びイスを振り上げたところで立ち上がった横井がぶち切れて、崔の振り下ろしたイスの座面をパンチで打ち抜いたのにはびっくりでした。
リングに戻ってからも横井はかなり崔のボディに鉄拳をお見舞い。これは後からキレた横井が有利かと思ったんだけど、崔のキックが横井の即頭部から顔にかけてクリーンヒットして勝敗がつきました。
マットを何度も叩いて喜びを全身で表現する崔。青コーナーのポストに上ろうとしたのはいいけど、慌てすぎて滑って場外に転落。試合のダメージよりそっちのダメージのほうが大きかったのではと思うくらい、派手に落っこちましたw でも本当に嬉しそうだった。
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ここで休憩。休憩が始まって間もなく、南客席がざわついて前方に人だかりが。何かと思えば、Mr.デンジャーこと松永が突如現れて、不動力也を凶器攻撃、休憩中なのに流血騒ぎに。
リングアナのオッキーが慌てて裏に飛んでいき、浪口や義人を引き連れて戻ってくると松永はようやく不動を放してさっさと逃げていきました。何だったんだ…
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★第6試合:インターナショナルJrヘビー級選手権 60分1本勝負★
<王者> <挑戦者>
○日高郁人 VS アレックス・シェリー●
(14分45秒 ミスティフリップ→片エビ固め)
“天下一”でも“火祭り”初日の前哨戦でもシェリーに負けを喫している日高。映像では「日高郁人、絶体絶命…」のナレーションが。先に入場したシェリー、日高側のコーナーポストに昇って日高を迎える。
試合は最初から最後までシェリーの流れという印象でした。シェリーは技を色々持っている、というか特に関節技はひとつの技というよりも、その時の持っていき方であっちとこっちを締め上げるという感じなので、ちゃんと全体が見えないとどこが攻められてるのかもわからないくらい複雑。
プラス、動きの軽快さとなめらかさ。綿密に計算された静かで速い動きとでも言えばいいのか、日高の動きにぴったりとついていきながら、いつの間にか日高を出し抜いて技をかけているみたいな。日高の動きや技もかなり読んでいてあっさりかわす場面もしばしば。返し方も「えっ!?」というような返し方をするんだよねー。 さらには「しょーんきゃぷちゃー!」と叫んで日高を挑発する余裕もw
押されっぱなしの日高を、セコンドのミノルが心配そうにリング下からみつめる姿が印象的かつ可愛かったです
終盤、シェリーの必殺技シェルショックをまともにくらった日高、これで終わりかと思いましたが、二発めのシェルショックを出そうとしたシェリーのすきをとらえてのミスティフリップでからくも勝利。これだけ面白い試合になったのは、相手が日高だったからというのもあるでしょう。日高くらいでないと噛みあわないかも。
実に目の離せない面白い試合でした。シェリーは確かまだ20代半ばなんだよね。いつかカズ・ハヤシとやらせてみたいなー。
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★第7試合:火祭りAブロック公式戦★
●佐藤耕平(2点) VS 安田忠夫(2点)○
(7分18秒 ビッグブーツ→片エビ固め)
「借金王」と枕詞つきでコールされた安田、“火祭り”初戦。コールされる時もコーナーに寄りかかったままで首を回してふてぶてしい態度。表情がいちいち小憎らしい、かつ、愛嬌がある。
試合は耕平、あまりいいところなかったですねぇ…開始直後、安田のタックルで倒されてコーナーで散々顔を踏みつけられ、場外に落とされてマットを剥がした状態の床に投げられ頭を打ち付けられること数回。これがかなり効いたみたいです。
中盤からはジャーマン二連発など投げ技で反撃に出たものの、後ろから安田をとらえたところで急所蹴りをまともにくらい、腰が引けたところにビッグブーツでやられてしまいました。相当痛かったみたいで、退場時もずっと前屈みでした。でも、田中に勝っておいて安田に負けちゃだめだよ~^^;
安田、500万円目当てで火がついたのか!? 次は大阪で大谷とあたります。
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★第8試合:火祭りAブロック公式戦★
●大谷晋二郎(1点) VS 田中将斗(2点)○
(17分11秒 ダイヤモンドダスト→片エビ固め)
大谷は初日引き分け(対池田)、田中は敗退(対耕平)。何が何でも優勝を目指すふたりには勝ち点の上でも、立場上も絶対負けられない試合。その思いが序盤から内容に出て、お互いの弱点である右肩、左膝をこれでもかというくらい攻め立てあう展開になりました。
どちらも鬼気迫ってましたけど、感情がより顔に出やすい大谷が田中を攻める表情はまさに鬼のよう。田中の肩を締めて締めて締め上げて、ロープブレイクになってもなかなか放そうとしない。田中も大谷の膝のサポーターを外して攻撃を加えたりしていたので、えげつさなではどっちもどっち。とにかく勝つ!何をしてでも勝つ!という執念ではどちらも負けてませんでした。田中の試合なので場外でのラフファイトがあるかと思ったけど、それはなし。リングから出ていくゆとりもないほど追い詰めあっていたのかも。
全体に大谷のほうがやや攻勢のように思えたけど、終盤に入って田中の肘が大谷に炸裂。エルボーにラリアットとたたみかけ、最後は初日は耕平にきめられなかったダイヤモンド・ダストで、大谷を仕留めました。
最後は田中の号令で締め。[3,2,1…」とやるために席を立った時、たまたま崔がすぐ隣に立ってたんだけど、崔、全然唱和もアクションもしないの。義人や夢路さんはちゃんとやってるのに、だめだよ崔くん^^
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“火祭り”第二戦、面白さの種類はそれぞれだったけど、ほとんどの試合が面白くあっという間に時間が経ったように思いました。
今のところ、横井0点、大谷1点以外は2点で横並び状態かな。このままいくと去年同様、決勝進出者決定戦までもつれ込む可能性も大ですね。
次回大会は明日、火曜日のいわき大会。大森VS崔、耕平VS池田の公式戦が楽しみです!
←参戦中!
お客の入りはみたところ初日と同程度という感じ。この日は席がリングサイドのイス席2列目(前にイスがないので実質的には最前列)だったので、乱闘で何度かイスを蹴散らされつつ迫力満点の観戦でしたw
ではざっくりと観戦記を。
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会場到着は18:15頃。売店を見るとかねてよりかわいいなぁと思っていた“合体ロボ”Tシャツ発見!(日高&藤田コンビのTシャツ) 私はどうにもTシャツが似合わないので、うちの相方の分だけ購入。一緒に売っていた“相方”Tシャツはかなり売れ行きがいいそうで、もう数枚しか残ってなかった。
18:30少し過ぎに会場の明りが落ち、北側スクリーンに初日と同様、ZERO-ONE時代の映像が。石橋凌の歌うテーマ曲が流れる。この曲=橋本、というインプットがもう完全にされてしまったなぁ。
続いて、ZERO-1MAXのテーマである“ロンサム・ライダー”の曲と共に“火祭り”初日の結果と今日のカードの映像が流される。やはりメインの大谷VS田中のところで一際大きな拍手が。
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★第1試合★
○神風 VS 不動力也●
高橋冬樹 富豪2夢路
(10分57秒 神風ドライバー→片エビ固め)
夢路の試合を観るのはかなり久しぶり。入場時からノリのいい夢路に声援と拍手が。リング上でのダンス、パートナーの不動は結構恥ずかしそうで視線が下を向きがちw 試合でも夢路のヘッドパッドがいかんなく発揮され、場をさらうことしばしでした。第1試合として明るいムードに盛り上げてました。
高橋は身体つきがかなりいい感じになってきたし、不動とあたっても当たり負けしてなかったですね。試合は終始冷静だった神風の勝利。
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★第2試合★
●浪口修 VS 中嶋勝彦○
(11分26秒 R-15→片エビ固め)
ライバル対決の様相を呈してきたふたりのシングルマッチ。この日、中嶋はキックを序盤はあまり使わなかったですね。お互いにボストンクラブをかけあって意地の張り合いをしていたのが面白かった。
中盤、エルボーやチョップの応酬からだんだん中嶋のキックも出始める。彼のキックがヒットする時の見事な音やスピードは生で観ないとなかなか伝わらないかもしれないけど、身体も厚くなってきて、いっそういい音させてます。
浪口もいいところをついて反撃し、中嶋のキックやエルボーをとらえて丸め込みにもっていきあわや、という場面も数回。ドロップキックもきれいに決まったりしてたけど、R-15をくらってしまい勝利ならず。そろそろ会場も浪口に対し「お叱り」モード。焦れてきている感じがします。次こそは!
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★第3試合★
大森隆男 池田大輔○
高岩竜一 VS 藤田ミノル
●佐々木義人 村浜武洋
(13分47秒 大ちゃんボンバー→片エビ固め)
池田、ミノル、村浜という何かよくわからなくて滅多にないタッグチーム。雰囲気も何もバラバラ。でもこの試合、動きも派手で面白かった。
最初にリングインしたのは大森と池田。池田は挑発的な態度を見せただけですぐに村浜にタッチ。あからさまにむっとする大森さんw
大森と村浜の身長差はまさに頭一つ分ある感じで、手を合わせようとお互いに手を伸ばしても大森の手の位置と村浜のそれの間にはかなりの距離が…飛びつくようにしても届かない村浜、大森の顔面に飛びつくようにしてかきむしるが、軽々と抱えて投げ捨てられる。村浜からミノルにタッチ、大森はミノルにも容赦ない厳しい攻撃。
中盤から場外乱闘も始まり、リングの中は結構な混沌状態に。でもどの選手がどう絡んでもそれなりに面白かったです。記憶に残っているのは、「村浜のキックVS義人のスピアー」「大ちゃんボンバーとアックスボンバーの相打ち(これは双方かなり痛かったのでは…)」「ミノルが高岩に雪崩式フランケンシュタイナーをかけようとして高岩にからめとられてしまい、雪崩式パワーボムをくらう」などなど。ミノルは大森や高岩相手にかなり頑張ってたけど、その分大技くらって最後はふらふらでしたね。
大森とミノルの場外乱闘に目を奪われている間に、義人が池田のラリアットをまともにくらって一回転。池田は初日より元気でイキイキしてる印象でした。
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★第4試合:火祭りBブロック公式戦★
●佐々木健介(2点) VS バンビ・キラー(2点)○
(7分46秒 リングアウト)
…これって“大金星”ではなく、「番狂わせ」というべきでしょうね。試合はもう完全に健介のもので、タックル、逆水平とラリアットの交互連打、フェイスクラッシャーと何をやってもパワーで圧倒。バンビ・キラーの胸元はみるみる赤く染まり、表情も苦しげに。
客席からは「健介、もう終わらせろよ!」なんて声まで飛んでいたのに、場外で散々バンビにチョップを浴びせて(目の前だった…すごい迫力!)グロッキーにさせた健介が、バンビを先にリングに投げ込んだのが仇になりました。戻ろうとしたらバンビにキックその他で妨害されて戻れないというまさかのリングアウト負け。
勝ち誇るバンビに客席からはブーイング、健介も憮然とした表情で引き上げました。これがあとあとどう影響するか…
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★第5試合:火祭りBブロック公式戦★
○崔領二(2点) VS 横井宏考(0点)●
(11分41秒 スカイキック→片エビ固め)
初日に負けを喫した横井と、初戦の崔。後から入場してきた崔はリングインと同時に横井に突っかかっていき、いきなりリング外へ追い落とし、そのまま横井を何度も客席に投げ込む。リング外を半周してようやくリングに戻るふたり。崔は関節技で横井の足を攻めていく。横井もようやく関節技やキック、パンチで反撃。
最初から間の取り合いなんて全くしないでとにかく掴みかかっていく、感情ぶつけ合いの試合でしたが、横井がコーナーポスト上から場外に叩き落されて(横井、初日も健介に落とされてたよね…)二度目の場外乱闘になって以降、さらに激化。横井の額を西側の柱に何度も叩きつけ、倒れこんだ横井の上にイスを重ねてその上からイスで殴りつけるなどやりたい放題の崔。再びイスを振り上げたところで立ち上がった横井がぶち切れて、崔の振り下ろしたイスの座面をパンチで打ち抜いたのにはびっくりでした。
リングに戻ってからも横井はかなり崔のボディに鉄拳をお見舞い。これは後からキレた横井が有利かと思ったんだけど、崔のキックが横井の即頭部から顔にかけてクリーンヒットして勝敗がつきました。
マットを何度も叩いて喜びを全身で表現する崔。青コーナーのポストに上ろうとしたのはいいけど、慌てすぎて滑って場外に転落。試合のダメージよりそっちのダメージのほうが大きかったのではと思うくらい、派手に落っこちましたw でも本当に嬉しそうだった。
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ここで休憩。休憩が始まって間もなく、南客席がざわついて前方に人だかりが。何かと思えば、Mr.デンジャーこと松永が突如現れて、不動力也を凶器攻撃、休憩中なのに流血騒ぎに。
リングアナのオッキーが慌てて裏に飛んでいき、浪口や義人を引き連れて戻ってくると松永はようやく不動を放してさっさと逃げていきました。何だったんだ…
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★第6試合:インターナショナルJrヘビー級選手権 60分1本勝負★
<王者> <挑戦者>
○日高郁人 VS アレックス・シェリー●
(14分45秒 ミスティフリップ→片エビ固め)
“天下一”でも“火祭り”初日の前哨戦でもシェリーに負けを喫している日高。映像では「日高郁人、絶体絶命…」のナレーションが。先に入場したシェリー、日高側のコーナーポストに昇って日高を迎える。
試合は最初から最後までシェリーの流れという印象でした。シェリーは技を色々持っている、というか特に関節技はひとつの技というよりも、その時の持っていき方であっちとこっちを締め上げるという感じなので、ちゃんと全体が見えないとどこが攻められてるのかもわからないくらい複雑。
プラス、動きの軽快さとなめらかさ。綿密に計算された静かで速い動きとでも言えばいいのか、日高の動きにぴったりとついていきながら、いつの間にか日高を出し抜いて技をかけているみたいな。日高の動きや技もかなり読んでいてあっさりかわす場面もしばしば。返し方も「えっ!?」というような返し方をするんだよねー。 さらには「しょーんきゃぷちゃー!」と叫んで日高を挑発する余裕もw
押されっぱなしの日高を、セコンドのミノルが心配そうにリング下からみつめる姿が印象的かつ可愛かったです
終盤、シェリーの必殺技シェルショックをまともにくらった日高、これで終わりかと思いましたが、二発めのシェルショックを出そうとしたシェリーのすきをとらえてのミスティフリップでからくも勝利。これだけ面白い試合になったのは、相手が日高だったからというのもあるでしょう。日高くらいでないと噛みあわないかも。
実に目の離せない面白い試合でした。シェリーは確かまだ20代半ばなんだよね。いつかカズ・ハヤシとやらせてみたいなー。
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★第7試合:火祭りAブロック公式戦★
●佐藤耕平(2点) VS 安田忠夫(2点)○
(7分18秒 ビッグブーツ→片エビ固め)
「借金王」と枕詞つきでコールされた安田、“火祭り”初戦。コールされる時もコーナーに寄りかかったままで首を回してふてぶてしい態度。表情がいちいち小憎らしい、かつ、愛嬌がある。
試合は耕平、あまりいいところなかったですねぇ…開始直後、安田のタックルで倒されてコーナーで散々顔を踏みつけられ、場外に落とされてマットを剥がした状態の床に投げられ頭を打ち付けられること数回。これがかなり効いたみたいです。
中盤からはジャーマン二連発など投げ技で反撃に出たものの、後ろから安田をとらえたところで急所蹴りをまともにくらい、腰が引けたところにビッグブーツでやられてしまいました。相当痛かったみたいで、退場時もずっと前屈みでした。でも、田中に勝っておいて安田に負けちゃだめだよ~^^;
安田、500万円目当てで火がついたのか!? 次は大阪で大谷とあたります。
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★第8試合:火祭りAブロック公式戦★
●大谷晋二郎(1点) VS 田中将斗(2点)○
(17分11秒 ダイヤモンドダスト→片エビ固め)
大谷は初日引き分け(対池田)、田中は敗退(対耕平)。何が何でも優勝を目指すふたりには勝ち点の上でも、立場上も絶対負けられない試合。その思いが序盤から内容に出て、お互いの弱点である右肩、左膝をこれでもかというくらい攻め立てあう展開になりました。
どちらも鬼気迫ってましたけど、感情がより顔に出やすい大谷が田中を攻める表情はまさに鬼のよう。田中の肩を締めて締めて締め上げて、ロープブレイクになってもなかなか放そうとしない。田中も大谷の膝のサポーターを外して攻撃を加えたりしていたので、えげつさなではどっちもどっち。とにかく勝つ!何をしてでも勝つ!という執念ではどちらも負けてませんでした。田中の試合なので場外でのラフファイトがあるかと思ったけど、それはなし。リングから出ていくゆとりもないほど追い詰めあっていたのかも。
全体に大谷のほうがやや攻勢のように思えたけど、終盤に入って田中の肘が大谷に炸裂。エルボーにラリアットとたたみかけ、最後は初日は耕平にきめられなかったダイヤモンド・ダストで、大谷を仕留めました。
最後は田中の号令で締め。[3,2,1…」とやるために席を立った時、たまたま崔がすぐ隣に立ってたんだけど、崔、全然唱和もアクションもしないの。義人や夢路さんはちゃんとやってるのに、だめだよ崔くん^^
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“火祭り”第二戦、面白さの種類はそれぞれだったけど、ほとんどの試合が面白くあっという間に時間が経ったように思いました。
今のところ、横井0点、大谷1点以外は2点で横並び状態かな。このままいくと去年同様、決勝進出者決定戦までもつれ込む可能性も大ですね。
次回大会は明日、火曜日のいわき大会。大森VS崔、耕平VS池田の公式戦が楽しみです!
←参戦中!
観戦とレポ、お疲れ様でした。私もまだまだプロレス初心者なんですが「プロレス好きなんです」と人(特に年長の方)に言うと「昔はなぁ」とか「あの時代の誰それは・・・」とリアクションされることが多々あります。でも映像や文章などからそれに触れる事はできても(それはそれで楽しいのですが)直に触れる事は今更無理です(笑)なんで今この時に興味がある試合はなるべく直にこの目で見ておきたいなあと思ってます。といってもなかなか難しいことが多いんですが なのでこうやって観戦記を拝見させていただけると、観戦できなかった試合も自分なりに思い入れができ、次の観戦が楽しみになってきます ホントに決勝、楽しみです。ありがとうございました。
長々すみません。。。
私も観戦歴の長さでいえば本当に日が浅いので、昔の話には
ついていけないし、「ああそれ観たかった!」と悔しい思いを
することはしょちゅうです^^
これだけは生で観たかった!という試合ってありますもんねぇ。
今はたまたま足をまめに運べる環境なので、何を焦っているのか
しょっちゅう会場に行ってます(笑)
“火祭り”は決勝をまた観戦予定ですが、火曜日のいわき、
金曜日の大阪も気になりますね。またお待ちしています~。
バチバチとシューティングと勢いのジュニアですか。
見たことないなぁ・・・。
しかしミノルはこっちでえらい活躍ですな!
新日ではすげー適当な扱い受けてたのに・・・・。
第3試合、凄い組み合わせでしょ?(笑)
結構面白かったんだなこれが。大森さんひとり、巨人みたいでしたw
ミノルは頑張ってますよ~。元気でかわいいから好き。
日高とのタッグも、ZERO-1MAXも彼に合ってるようですね。
>モリさん
はじめまして! 今日のいわき大会、安田VS田中は勿論、
私の注目は耕平VS池田です。
耕平に決勝まで上がって欲しいけど、まだまだわからないですね~。
いわきまでなら、時間さえあれば行きたかったんですけど、
今回は仕事で無理なんです~^^;
幸い、サムライTVで明日の夜中には放映されるのでそれで
我慢です。
後楽園の決勝は行きますよ!
安田VS田中の試合は、場外乱闘から机を使った大乱闘となり、最後 田中は何度もリングインをしようとしましたが、安田が何度も蹴落としてリングアウト負けとなりました。会場から大ブーイングが出ました。 憎憎しい笑いを残して安田が退場。田中は悔しさ一杯で会場を去りました。
耕平VS池田も両者リングアウトで会場一杯の大乱闘からお互い闘士むき出しがそのままリング外で行われたって感じです。第二試合だったのが驚きました。これもブーイングが出ました。
私はミノル選手を応援していますが、この日の試合はいい流れで気持ちのよい動きをしてくれました。
メインの健介組VS大谷組はかなり盛り上がりました。
健介の不動に対する試合の組み立てに、健介の試合運びの上手さが見られました。
最後に 会場がヒートUPしたせいか大谷のマイクが潤ってました。 後楽園で見てみたいです。。
上手くレポできませんが 雰囲気だけ・・・どうでしょうか。。。
ごめんなさい