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心のストレス引当金

2017-01-18 | 会計・株式・財務
「働き方改革」が声高に叫ばれている中、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
本日はこの本を読んでおりましたら、面白い用語が出てきましたので備忘を兼ねてご紹介。

「心のストレス引当金」ってご存知ですか?

最強の働き方―世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓
ムーギー・キム
東洋経済新報社


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p.140

人間関係のストレスを減らすには「心のストレス引当金」を積むことが大切だ。
常に一流のクオリティを目指すのはプロフェッショナルとして当然の本分ではある。
しかし実際には自分の努力ではコントロールできないことも多い。理不尽な現実社会との折り合いをつけるべく、心のストレス対策もしてバランスを取らなければならない。

上司からの指示を受けるときは、「どうせ上司の指示の3割は意味がなく、不愉快で腹立たしいものだ」と最初から諦めておく。
部下に指示するときも「どうせ部下は指示の3割は突き返してやってくれないか、できても役に立たないひどい仕事だ」とハナから諦めておくのだ。

「心のストレス引当金」を積むことは、職場やプライベートでの不愉快な出来事に関し、あなたがそれを「アッケラカン」とやり過ごすのに大きな役割を果たす。なにせ、すでに最初の段階で、不快な事態になることが想定されている。

(中略)

人生およびその終着点である死に関して十分な「心のストレス引当金」を積み、「人生はそもそも苦難が続いて当たり前」くらいに思い直すことで、誰もあなたの幸福を奪えない悟りの境地に達するのだ。
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引当金という会計用語をうまく使って実に分かりやすく説明しております。
要するに、「ストレス耐性を高めているか?」「自分および相手の期待値をコントロールしてストレスとうまく付き合おう!」ということ。
私はほとんど引当不足のようですが、皆さんはいかがでしょうか?


・・・・・と、これで終わったら私の芸風に合わない。

ということで、ここからは全くの蛇足です。


私も依然から「ある会計用語」を「あるモノ」にたとえて、ひとりほくそ笑んでいました。
それは・・・・


のれん=良性腫瘍


この先、私が何が言いたいか、お分かりですよね。
「悪性」にならないよう、経過観察が必要。
万が一、悪性になったら切除が必要。
あまりに大きいと企業の生命をも脅かしかなねい・・・・・。



東芝、大丈夫かな。

そして東芝関係者の「心のストレス引当金」の引当不足額、ハンパないんでしょうね。



またいきます。





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