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マイナス金利時代の新型運用手法に思う

2016-03-13 | 会計・株式・財務
連日の送別会と花粉症による睡眠不足でここ数日、更新できずに大変失礼しました。

さて今回は、配信登録をしている著名な会計士先生のメルマガに、
次のような興味深い情報が掲載されておりましたのでご紹介。


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◆税務署に預金


1.マイナス金利になりました。
  マイナス金利の先輩、デンマークでは、
  税務署に前払いして、後で還付してもらうのが流行っているそうです。
  預金をしているとマイナス。
  税務署に前払いしていると、利息が付いて還付金が来る。
  税務署で、資産運用?

2.日本でも出来そうです。
  日本の税務署の還付加算金は、年1.8%です。
  ただし、制限があり、前年納付の2分の1までですが・・・・。

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(引用終了)


これは確かに、玄人受けする運用手法ですね。ただ、極めて限られたケースでしか実現しませんが・・・。
また、高利率の運用以前に、そもそも支払う税金をもっと圧縮するのが先決でしょ?、というツッコミも聞こえてきそうですが。


なお、本郷孔洋先生の視点はさすがにユニークで、毎年出版されている「経営ノート」も示唆に富んでおります。
先日発行された2016年版では6つのビジネストレンドを示されておりました。頭出しだけしておきます。詳細は実物でご確認下さい。
1.インフレの時代へ(正確にはインフレデフレが混在)
2.超人手不足時代はイノベーションの始まり
3.貰う経済、贈与の経済が加速する年(BSの時代)
4.都市化の加速(世界は似てきて、ナショナルチェーン化)
5.企業突然死の時代(狂気のコンプライアンス時代)
6.最後は、自己防衛の時代(米国の後追いで、FATCAが来る)
それぞれの論点について皆さんはどうどう思われますか?

本郷孔洋の経営ノート2016 ~常識の真逆は、ブルーオーシャン~
本郷 孔洋
東峰書房


またいきます。

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