◆「財務アナリストの雑感」 2024◆

会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな?

何をいまさら企業価値評価

2008-09-04 | 会計・株式・財務
いつもご覧下さり誠にありがとうございます。
久々にip1,000名様を超えましてお恥ずかしい限りです。


本日は、ブックオフ飯田橋店で買った2冊をご紹介。

企業価値評価 第4版 【上】
マッキンゼー・アンド・カンパニー,ティム・コラー,マーク・フーカート,デイビッド・ウェッセルズ
ダイヤモンド社

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企業価値評価 第4版 【下】
マッキンゼー・アンド・カンパニー,ティム・コラー,マーク・フーカート,デイビッド・ウェッセルズ
ダイヤモンド社

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ついにこの本もブックオフ店頭に出てきました。
他にも企業価値評価に関する書籍が数冊出ておりまして、
同じ方が処分されたようですね。。

最近の棚の傾向を見ておりますと、
FX関係の指南書、続いて不動産投資、中国株、
そしていよいよM&A関連・・・・・。

タイムラグを伴いつつ、ブックオフには往時の活況ぶりを
示すかのように同じような本が並んできます。
「ブームの終りには、いつもブックオフ。」


で、私も遅まきながらこの上・下巻買いました。
(本当に、遅かった)


とりあえず上巻をナナメ読みしておりますが、
改めて思ったのは、長期的視点の大切さ。


p.8での実証分析が興味深い。

米国市場の過去40年間の株価と、企業や経済のパフォーマンスから期待される
「あるべき株価水準」(DCF法により算出)とを比較したところ、
市場全体で見ると、ネットバブル期を除き、
株価は本来あるべき価値に近い動きをしていると。


米国市場では、業績予想から算出した価格に基づくPERで15倍前後
というのが長期的な落ち付きどころとなっております。
(日本ではどうなんだろ?)


じゃぁ、そのあるべき株価をどうやって出すの?というのことを
事例をふんだんに使って分かりやすく説明してくれてます。
類書は数多く持っている私ですが、もう一度やりなおすことにします。



やはり売られ過ぎの優良株は、
目をつぶってでも買え!ってことなのでしょうか。





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さて、本日の1曲。

今日は暑かった!ということで、再び夏っぽいスローバラードの逸品を。

元ちとせ「いつか風になる日」



最後に・・・・どうでもいいことですが、

昨日、竹内まりやの曲で薬師丸ひろ子がコーラスで参加している話
を書きましたが、
今日、家に帰ったら、その薬師丸ひろ子がTV(NHK)で歌ってたのには
少々驚きました。
(もちろんそういう放送があるとは知りませんでした)

何か、直感が冴えてきたかも。


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