またまた凄い記事が飛び出しました。
(記事本文中、中央青山の枕詞が振るっている)
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サッカーくじ、150億円の累積赤字・売り上げ低迷
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売り上げが低迷しているサッカーくじ(toto)
の発売元、独立行政法人「日本 . . . 本文を読む
また粉飾ですか。
社名がノースだけに、「キタ――。」という
リアクションをすべきなのでしょうか。
今度は新日本監査法人の関与先。
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◆ノース、決算短信を訂正
半導体実装技術開発のノースは22日、2004年3月中間期に
計上した台湾企業向けの売上高3億1000万円など . . . 本文を読む
今期(厳密には中間期)から強制適用となる固定資産の減損会計。
これを逃れる一つの方法があります。実例は多いです。
事業セグメントの括りを広げてしまうのです。
ある航空会社が昨年、事業セグメントのくくり方を変えております。
確かレジャー・リゾート事業とカード事業の2つのセグメントを
統合してしまったのです。
あくまで仮定の話ですが、そのリゾート事業が不振であり、
「減損の兆候」があったとし . . . 本文を読む
今回は、おかしい!というのではなく、
「可笑しい」「珍しい」ケース。
ある化学品メーカーの単体貸借対照表。
投資その他の資産に「美術品」勘定が93億円が計上されています。
そのメーカーはグループで美術館を運営しておりますので、
そこの所蔵品が対象となっているのでしょう。
残高は減少していないようなので、株主さんも芸術の前には
「まぁ、いいんじゃない」と寛大なココロで接しているのでしょうか . . . 本文を読む
今回はある食品メーカー。
絞りたてのおいしいネタが入りました。
有価証券報告書には「関係会社の状況」というコーナーがありまして、
主要な関係会社の一覧表が掲載されます。
そこでは、
「連結財務諸表に重要な影響を与えている債務超過の状況にある
関係会社があるときは、その旨及びその金額」
を記載することとなっております。
(債務超過とは、負債の額が資産の額を上回った状態=自己資本がマイナス)
こ . . . 本文を読む
今回はある繊維関係の会社の決算書です。
財務諸表注記の1つに「重要な会計方針」というコーナーがあります。
その中に「たな卸資産の評価方法及び評価基準」という項目があるのですが、
この会社では「主として最終仕入原価法により評価している」。
と書いてあります。マジですか?
最終仕入原価法とは、決算日に一番近い日に取得した資産の単価をもって、
全部の資産を評価するものです。
例で見てみましょう。
. . . 本文を読む
今回は、ある大手企業による
①H15年秋に連結子会社を割安な価格で取得。
連結決算上、多額の「逆のれん」を計上。
多額の逆のれんの償却益が10年間、連結経常利益をサポート、
②H16年7月、そういう状況下で、多額のエクイティファイナンスを実施、
③H17年4月、当該子会社で多額の減損損失が生ずると発表。
という、やや応用編です。
それぞれの会計処理は特に問題は無いものの、
①から③まで . . . 本文を読む
財務アナリストをしている中で
違法・粉飾ではないけれども
会社側の会計処理・開示姿勢等に
疑問を持った事例を
ご紹介したいと思います。
なお、全て個人的な意見でして、
私の所属する団体とは一切関係ありません。
また、公表情報に基づくものであります。
今回は、
「連結子会社に含み益のある土地を売却後、
その連結子会社と合併するケース」です。
これだけを読まれると、何か問題あるの?
と思 . . . 本文を読む