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初めてのサックス演奏Let's Play The Saxophone! 26

2023-10-29 14:24:52 | 初めてのサックス演奏

ここでは、音階・移調・タンギング(結果的にダブルタンギングの練習)

Key C「きらきら星」では長音階の音の間隔を説明しています。

「C」と「G」の間は完全5度、「G」と「A」の間は全音、「E」と「F」の間は半音

「C」と「D」の間は全音、「G」と「F」の間は全音です。

ここにはありませんが「A」と「B」の間は全音、「B」と「C」の間は半音です。

これが長音階(メジャースケール)の音の間隔の構成です。

これによって基音が分かれば、その基音を元に他の調に移調できます。

下は「key C」の「きらきら星」を「key F」へ移調する例です。

この曲の演奏ではタンギングは「Ta(タ)」と「ka(カ)」を交互に使います。

速度は♩=92程度です。「key C」で音の間隔とメロディのサウンドを十分に

感じて(覚えて)から「key F」を演奏してください。ブレスは休符でします。

同じ音程でタンギングが変わっていきますが音程が変わらないようにします。

すなわち、アンブシュア(唇の圧力)を十分にゆるめて舌で行うタンギング(Ta)は

軽く、喉で行うタンギング(Ka)は鋭くハッキリと切れるように注意します。

メロディがブツブツになっても気にせずに!

メロディのサウンドとタンギングの練習です。

音の間隔は譜面を見て完全に覚えてください。サックスは移調楽器ですから必ず

必要になります。ここでは4度上への移調です。

アドリブに関心のある方はこのYouTubeを閲覧してください。

アドリブ探求


初めてのサックス演奏Let's Play The Saxophone! 25

2023-10-22 17:08:51 | 初めてのサックス演奏

初めて音を出す方法でリードの振動の最大値を感じるで、下のようなリードを思いきり振動させる方法を行いました。

また、オクターブキーを使わないで「C」から「F#」までの音を出す練習もしました。

上の運指で以下の練習をします。

これらの練習では息の強い圧力を要求されました。強い圧力は同時に音量も大きくなりました。

防音設備などのない部屋ではこれは非常につらい練習になります。

こんな場合は下のような弱音器を使うことになりますが高価なものになりますのでとりあえずの

弱音方法を紹介します。

とりあえずの方法とはタオルを丸めて朝顔部分に突っ込む方法です。

これは思い切ってリードに圧力をかけるための弱音の方法です。

難点は音程が悪くなる事と下の方の「D」以下の音が出ないことです。

しかし、リードを振動させる感覚を覚えるだけの方法としてお勧めです。

楽器の「鳴りが悪い」とか「抜けない」などということがありますがこれらを良くするには

やはりある程度以上の音量(十分なリードの振動)が必要と思われます。

また、強弱記号の「P(ピアノ)」から「ff(フォルテシモ)」までの変化に対応できるように

しておく必要もあります。

アドリブに関心のある方はこのYouTubeを閲覧してください。

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初めてのサックス演奏Let's Play The Saxophone! 24

2023-10-08 18:53:06 | 初めてのサックス演奏

いよいよ実践的な演奏です。曲はサン・サーンスの「白鳥」の前半部分です。

弱い静かな音から高音で大きな音までダイナミックに変化していきます。

呼吸のコントロールが難しいです。息の圧力が持続しないと音の張りがなくなります。

この事前の練習で音がオクターブ上がった時「2」の息の圧力とその前「1」の圧力の状態を覚えてください。

ここでは「1」で通常の運指で演奏し、「2」は下に表示した運指でオクターブ上の倍音で演奏してください。

オクターブキーを使わないで演奏した後に、オクターブキーを通常通り使って演奏してください。

   サンサーンス白鳥「動物の謝肉祭」より。

「P」で始まる時はタンギングは「カー」で弱く静かに始まります。アクセントが付かないように注意!