老朗生活

日々のよしなしごとを書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

ライオンのおやつ

2022-08-30 21:52:03 | 読書
2019年発行の小川糸さんの小説。未だ文庫本になっていないのに驚く。

「余命を告げられたとき、暖かい場所で、毎日海を見ながら残された日々を過ごしたい」(主人公・雫)

自分だったら、どんな場所を望むだろうと思ったり、でも、病を、大好きな父(叔父)に知らせない雫の気持ちは今一つ理解できなかったりする。

表紙の絵は六花と一緒に小舟に乗り、沖に漕ぎ出している雫の姿と「助産院に似ている」と雫が感じた青い屋根のライオンの家。



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