なでしこジャパンは、国民栄誉賞を受賞するのにふさわしいと思う。
彼女たちは、国威を世界に示すのに十分貢献した。
サッカーとは世界的大衆的スポーツである(その点、野球は残念ながらワールドワイドではない)。そして、このような大衆の中では、日本という国を知らない人々が大半だそうである(特に、中南米、アフリカ)。
ところが、サッカーワールドカップ(男子も女子も)は、世界の大衆が注目する。だから、日本という国があるのだということをそのような大衆に知らせることができたのである。
つまり、なでしこのみなさんは、日本を知らない人々のほとんど全員に日本という国の存在を知らせたわけです(多少言い過ぎで不正確でしょうが、ご容赦を)
このような功績は、日本スポーツ史上、最大の功績といえる(その点では、オリンピック金メダリストもこれには及ばない。世界の大衆はオリンピックを見ません)。
ゆえに、彼女たちは、国民栄誉賞を受賞するのにふさわしい。
次回のオリンピックに惨敗しようがそれは関係ない(惨敗しても非難される筋合いはない)。なぜなら、世界最大のスポーツイベントはサッカーのワールドカップであり、それに比べるとオリンピックはやや劣るものであるからである(特にサッカーは)
なお、念のために、申し上げますが、オリンピック金メダリスト、ゴルフのメジャータイトル取得者(樋口女史がそうですね)、テニスのグランドスラム優勝者(残念ながらいらっしゃいませんが)の方々も、本来国民栄誉賞を受賞するにふさわしいし、授章すべきだと思います。また、今回のなでしこのみなさんを除き、国民栄誉賞受賞者で本当にそれにふさわしいのは、Qちゃんこと高橋選手だけだと思います。