飛耳長目樹明

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戦争裁判を始めよう

2014-06-16 07:34:41 | 日記
戦争裁判を始めよう

東京裁判は一方的だという声がある。
しかしこれは、ぽっダム宣言で規定されており、その宣言を昭和天皇が受け入れたのだ。しかも天皇は、自分は免れるため、独白録をGHQに提出している。
また東京裁判の結果は、サンフランシスコ条約で日本が尊重すると誓約している。48ヶ国が調印した条約である。
もし東京裁判が一方的というなら、サンフランシスコ条約を承認しなければよかったではないか。
同条約には、左派社会党だけ反対したのみである。共産党は、公職追放で参議院に一議員だけ。緑風会議員が一部反対ないし棄権したと思う。

サンフランシスコ条約に賛成しておきながら、あとになって東京裁判は一方的だというのは、卑怯だ。あの時代に、条約反対は「アカ」と言われたのだ。
右翼を信用できないのは、連中はいつも、後出しジャンケンなんだ。なぜ、その時、反対しなかったのだ。

 従軍慰安婦だって、兵隊たちがこの言い方を広めたのだ。郷里に帰って、自慢話してたんだ。陸軍は、敗戦後、米軍到着までの2週間に、膨大な文書を焼却した。市ヶ谷(参謀本部)では、何日も白煙があがっていたという。そうしておいて、資料がないから、事実無根だというのだ。
 
 わたしは陸軍の高官たちを、まったく信用できない。無茶苦茶な命令を発しておいて、あとで、すべて上官の命令といいつくろった。そうするとすべて天皇の命令となり、天皇を裁判にかけるべきだったのではないか。

 わたしは、「自虐的」という非難は、まった無責任だと主張する。そうまで言って、無責任で卑怯な軍人たちを守らねばならないのか。
 わたしは、わたしなりの戦争裁判を開く。
 わたしは、子供だったが、子供の立場から、徹底的に糾弾する。覚悟されたい。

傲慢な日本、危ない日本

2014-06-15 20:34:08 | 日記

南氷洋の日本の調査捕鯨は、事実上商業捕鯨だという国際的勧告を無視して、調査捕鯨と称する船団が出発した。どうしてこういうことをするのか。
いずれ、しっぺ返しが来るだろう。

 20年か30年前に、南の火山島が浮き沈みしているのに、コンクリートを打ち込んで、島にしてしまったことがある。
 国際海洋法協会の会長のマウントバッテン伯爵(イギリスのエリザベス女王の夫君)が、こういう無法行為はやめてほしいと勧告されたのに、日本は無視した。
(来日されたと記憶しているが、データベースを見たが、記憶違いかもしれない。)
 尖閣諸島についても、トウ小平中国副主席が来日した時、50年間凍結という会談をしたはずだが(当時の新聞を見よ)、外務省は、外交記録がないと言っている。国際的には、首脳同士の口約束も、国際協定である。記録していない方が、おかしいのである。
 そして、すぐ灯台を作った。これも民間の船舶の安全を図るための措置だと、一言、了解をとっておけば、なんでもなかったのだ。

 今度の航空識別圏の問題は、明らかにアメリカと日本の一方的設定である。
 尖閣諸島近辺の中国領や、中国の漁業海域を含んでいるのではないのか。先に設定したから優先的権利があるわけではないのだ。
 あくまでも二国間協議で決定すべき事項なのだ。

 わがままな帝国主義日本の復活である。