題詠blog2012

こちらは「題詠blog2012」の会場です。どなたでも自由にご参加いただけます。

006:時代

2011-12-30 23:58:17 | 001-010の歌
「006:時代」の歌は、こちらにトラックバックしてください。

006:時代(平和也) (ぴんふなり)
謝れば時代がかったこの言葉「ごめんですめば警察いらぬ」

6:時代(薫智)  (闇の煌めく世界)
僕たちは同じ時代に生きていて会えた奇跡を噛みしめている...

006:時代(玉村 一) (疑似イルカ)
神棚を食べる時代が来たのなら胃カメラさえもおじぎをするね

006:時代(しま) (風を見つめて)
思い出がうまく紡げずサイレント映画のような子ども時代で

006:時代(黒木うめ) (きずぐちうさぎ)
白線の内側からじゃ知ることのできない時代(せんそうってね、)

006:時代(浅草大将) (和歌の浦浪)
和歌のうらに風吹き浪の荒るる時代々にまもれよ玉津島姫...

006:時代(天国ななお) (お月様は許さない)
さようなら 僕の時代の半分をいっしょに生きてくれてありがと

006:時代(紫苑) (紫苑がさね)
時代とふ轍のなかの粒子われ足掻きを無駄と呼ばぬか父よ

006:時代(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
おおざっぱな青春時代のまんなかに缶コーヒーの缶は立ちおり

006:時代(ほたる) (ガラス瓶のドロップ)
今も未来も時代後れ宝石を心臓あたりに埋め込んでいる

006:時代(こはぎ) (こはぎうた)
過去なんて知らないけれど懐かしい 同じ時代を生きていたきみ

006 時代 (映子) (映子のブログ)
何方から 引き継いだのか この時代   迷路の途中 笑い蠢く

006:時代 (新井蜜) (暗黒星雲)
思ひ出し肉を空気を奢る者反芻してるアナログ時代

006:時代 (シュンイチ) (路地裏のショーペンハウアー)
ぼくたちの青春にずんとのしかかるベイスターズの暗黒時代...

006:時代 (吉里) (梢は歌う)
小田原の天守に立って海見れば 遠い時代の風を感じる

006:時代(秋月あまね) (あさまだ記)
迂闊なる四肢より繰り出す怨念が時代に意味を与え続ける...

006:時代(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
新しい時代はひとつ啓かれてアムロのような蒼い目をする

006:時代(みずき) (空)
時代屋の角に櫻は降りつもり褪せゆく皓を黄砂に換へぬ

006:時代(太田槙子) (それでも明日はやって来る)
生きにくい時代と嘆くテンプレを来世の分も用意しておく

006:時代(ありくし) (有櫛水母)
低温の時代に僕ら飽食し終齢幼虫ははりさけていく

006:時代(ミカノ) (日々、つづれ織り)
みどりごよ長生きをしろドラえもんの時代に届くかもしれぬから

006:時代(南野耕平) (ボクといっしょに走りま専科)
僕たちがどんな時代を生きたかを千年先に見つめて欲しい

006:時代(ひじり純子) (純情短歌)
噛みしめて口ずさみたくなる年齢か 中島みゆきの「時代」と言う歌

006:時代(星和佐方) (tanka31)
同時代を生きゐるわれと祖父が見るAKBの復興支援

006:時代(葵の助) (螺旋浮遊)
僕達の時代の音を閉じ込めて銀の円盤時空を超える

006:時代(はこべ) (梅の咲くころから)
平安の時代に寄添い歌つくるそんな夢をばみておる日々が

006:時代(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
ハワイよりの援助物資のチョコレート宝物(ほうもつ)とせし時代もありぬ

006:時代(空音) (100の秘密 )
母親が祖母の悪口言う時の明治時代の奔放な性

006:時代(遥) (うたのたね)
終焉に向かって加速する時代 不安と共に賢く生きよ

006:時代(ゆら) (ことのはじっこ)
生まれたときから「こんな時代」と言われ私は元気に育ちました

006:時代(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
時代劇ばかり増えてく録画して見ても見切れず降り積もる剣

006:(粉粧楼) (薄明光線)
暖かい歌だけがある日々でしたバニラの香りほのかな時代

006:時代(粉粧楼) (薄明光線)
暖かい歌だけがある日々でしたバニラの香りほのかな時代

006:時代(横雲) (朝の雲)
春深み時代蒔絵の梅文箱初めての文取り出だし見る

006:時代 (壱零詠兎-ワンオーエイト)
ぐうの音もでねえぐれえに錯誤するから覚悟しときな時代さん♪

006:時代(東 徹也) (詩歌句な日々)
砂を噛む時代になったこの星は夜こそ種を蒔くチャンスです...

006:時代(廣珍堂) (ひろちん。の鬱と妄想の日々BLOG)
ますらをの 使ひし品も 土のなか 平安時代の 発掘終へる...

006:時代(風乃茉琴) (Japanese poem of 31 syllables.)
只管に絵筆をとれば人々の想いをのせて青の時代へ

006:時代 (蓮野 唯) (万象の奇夜)
叶うなら時代も場所も宿命も超えて貴方の側に在りたい

006:時代(芳立) (芳立五蘊)
茶道部の少女が駅へかける時代々木の朝は見合はせてゐる ※代々木/よよぎ

006:時代(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
ゴッホなら青の時代の分類になると思って飲み干した夜

006:時代(津野) (くぎのスープ)
胎盤に落ちた時代は廃棄され四分後には産まれる子ども

006:時代(畠山拓郎) (風のゆくえは)
健やかな高校生であったなら学生時代を同じ神戸で

006:時代(mimi) (短歌mimiuta)
「平成」と時代をかざすブラウン管 私の周りは変わらないのに  

006:時代(藤原湾) (ことの葉から雨雫)
口ずさむ時代遅れの流行り歌 昔を想い今に溜息

006: 時代(熊野ぱく) (ぱくたんか)
優しくて別嬪さんとの目合いを妄想してた青春時代

006:時代(梅田啓子) (今日のうた)
江戸時代と相も変わらぬ構図なり賄賂・隠蔽・特権気質

006:時代(吾妻誠一) (コンクリート畦道)
ひとときの時代のバスに乗り合わせ笑うあいつや苦虫僕や

006:時代(アンタレス) (思い出ずるままに)
難しき時代劇をば避けおるが夜半の韓ドライ.サンに夢中

006:時代(酒井景二朗) (F.S.D.)
行くがいい孤獨な酒はこの俺が暫時代りに飮んでおくから

006:時代(ちゃこ) (~ 流砂 ~)
古き時代 眠らせるなら おしずかに 揺り起こすなら それもおしずかに

006:時代(五十嵐きよみ) (111.31KV620日記)
あっさりと時代でくくって片づける話に耳を貸そうともせず

006:時代(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
西風に嬲られるから咲くのです時代時代に置かれた花は

006:時代(飯田彩乃) (陸を離れる)
あかんべえの舌すこしずつ乾かして時代の風が吹き抜けてゆく

006:時代(猫丘ひこ乃) (ふりつむ☆ぷりずむ別館)
B&Bと書かれたトレーナー時代も仕舞う気持ちでたたむ

006:時代 (中西なおみ) (平積みの葉)
本当はどんな色をしていたの君の時代を生きた写真は

006:時代(ましろ子) (ほんとうのほんとうにしろいのかしら)
いつの日も時代は流れゆこうとも人はおんなじ悩みをまとう

006:時代(tafots) (許せないなら許さなくていい)
青柳の細眉、にきび、おさない瞳。 球児時代の君を知らない

006:時代(古屋賢一) (燦獣イチオン)
東京に生まれ変わってひろびろと江戸時代からやりなおしたい

006:時代(魚住 蓮奈) (貧乳哀歌)
ぺったんと呼ばれる歌手を戦友(とも)と呼び そんな時代もあった、と笑う

006:時代(小夜こなた) (小夜こなた)
新しい時代が来ても傍らで貴方を想いつづけて眠る

006:時代(コバライチ*キコ) (ペーパードリーム)
京の町雅びな衣裳纏いゆく時代祭を風が追い越す

006:時代(眞露) (風の残像)
幾千の時代をこえて耐えぬいて かたむく巨木われに語れり

006:時代(音波) (短歌のなぎさ)
彼はいま少年時代の灯を消して また帰るまで部屋にいません

[題詠2012]006:時代(円) (つきのこども/あぶく。)
あの時代にも誰か自嘲(わら)っていたの? さよなライオン何も出来ない

006:時代(原田 町) (カトレア日記)
安逸な時代を生きて後の世に核廃棄物のこせる我等

006:時代(もふ) (もふ短)
真夏には石器時代のなりをして冬は使えぬ昨年の服...

006:時代(宇津つよし) (PUNK!BOOM!BANG!-EX)
棒一つ 時代を切り拓くマツイかつてはヒデキ今はカズヨだ

006:時代(佐竹弓彦) (六杖光牢)
僕だけに聞こえた言葉(たましひということ、そして)見えた形 あなたの中の僕の時代に

006:時代 (恋はもう卒業しました。)
「好き」という言葉で人を傷つけて許されていた青春時代

006:時代 (七十路ばばの独り言)
明治より大正昭和の時代生き今昔無き時さすらう平成

006:時代(かげいぬ) (エムとアールと、ボクの正体)
新しい引っ付き方を考案し僕らの時代はまだまだ続く

006:時代(寒竹茄子夫) (You Must Believe In Spring)
青の時代を生きたる記憶かけらほど眸(まみ)に残して秋風の中

006:時代(高島津諦) (メロディは掠れた)
時代という得体の知れぬまとまりが生きてた人を呑み干してゆく

006:時代(たつかわ梨凰) (セラフィタの行方)
君在れば息さえ難しこの時代(とき)に生まれしことも悔いなど在らず

006:時代(芹澤すばる) (うたごころ)
教科書とちがって私の来し方は時代ごとには色分けできず

006:時代(只野ハル) (Ordinary days)
もうそんな時代ではないといつの時代にも言われているのだから

006:時代(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
擦りきれた時代錯誤の旗なびくわれの虚栄を試してゐるのか

006:時代(由弥子) (afterglow)
時代ごと天日に干して味ははむ薄口のレプリカに酔ひつつ

006:時代(珠弾) (ten point go)
暗黒の時代にヘッドスライディング空飛ぶカメはぼくらの味方

006:時代(北大路京介) (バグって蝉丸ちゃん)
ニッポンのバブル時代が大嫌い俺に良いことなにもなかった

006:時代(峰月 京) (que sera sera)
様変わる時代それぞれ生きる者 人を恋する心は同じ

006:時代(あみー) (正直なたましい)
伝説の大樹が小さくなっていく 時代をさかのぼっていくほど

006:時代(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
なにもかも時代のせいにしてきたと瞳の底に光をたたえ

006:時代(流川透明) (秘密基地は雲の中)
放課後の二人っきりの教室の少女時代を俯瞰して見る

006:時代(柴田匡志) (スタートライン)
過去は過去今は今なり時代過ぎ未来の人らはどう思うのだろう

006:時代(矢野理々座) (矢野理々座のblog)
延長の阪神-巨人22時代打男が決着つける...

006:時代(村上きわみ) (北緯43度)
母の母の母をかなしむ鴇鼠の時代絹はつかに瀞むまで

006:時代(希屋の浦) (檸檬藍瑕)
やがて夜が明けゆくように澄み渡る日昇るわたしの黎明時代

006:時代(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
何となくすべてを時代のせいにされ変わる世界を呆然と見る      ...

006:時代(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
電気消し仰向けに寝てヘッドフォン中島みゆき時代をながす

006:時代(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
ぐったりと時代の波に流されて子守唄なら聞き厭きている

006:時代(椋) (椋の囀り)
前世は山辺の梅と鶯か 時代を越えても呼びあう二人

006:時代(槐) (槐の実)
時代越え呼びあふ声や鶯の谷越ゆる影追へばいとほし

006:時代(さとうはな) (貝がらの小舟)
草原(くさはら)の投球フォーム観ておりぬ 学生時代のあなたを知らず

006:時代(不孤不思議) (底津石根)
世はまさに女の時代目映くも白き太もも見せて歩みぬ

006:時代(稲生あきら) (記憶と空想)
いつの日か「そんな時代もあったね」と笑って済ますおつもりですか?

006:時代(紗都子) (羽うさぎの日記帳)
超新星、少女時代といわれても言葉の意味は計りしれない

006:時代(いまがみまがみ) (OBUTURUTUBO)
夢を見た時代を思う手洗い場 合わせ鏡にピラルク泳ぐ

006:時代(わたつみいさな) (あした、たとえば雨でいいから)
振り向けば数多の栞が挟まれてそれを時代と人は呼びます

06:時代(しーほーく) (Writer in the dark)
幾億の時代精神止揚して 輪廻の塔を普請道楽

006:時代(Yosh) (☆生短歌☆)
ついに来た僕らの時代震災を越えて出逢った不思議な因縁

006:時代(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
灯台に背を向けて立ち風前の灯火を手で匿ふ時代

006:時代 (chari songs)
この時代を通りすぎゆく民として後の世の民に何を送るか

006:時代(北爪沙苗) (題詠blog2012)
大空を白紙に見立てまたいつか時代を隔て輪廻を待とう

006:時代(松木秀) (絆創膏にさえある絆)
「失われた一万年という時代」人間ののちの文明は言う...

006:時代(黒崎立体) (re)
大丈夫きみの時代は来ないからもうあきらめておやすみなさい

006:時代(ヒラタアリ) (フラット)
昨日を紙縒りて描くぼくたちの泣いたり笑ったりした時代

時代 (それでは歌っていただきましょう)
中島が回ると言った時代にはもしや回っていたのか

006:時代(伊上淳之介) (それでは歌っていただきましょう)
中島が回ると言った時代にはもしや時代は回っていたの?

006:時代(如月綾) (お気に召すまま)
あんな奴好きな時代もあったなと早く笑えるようになりたい

006:時代(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
やけに時代掛かって見える夕焼けが頭上にひろがるけど無関係

006:時代(白亜) (雲いろの栞)
奪はれし子ども時代のふる傷を包むかのごと 陽だまりのうた

006:時代(ケンイチ) (heima)
潮騒のやはらぎを見る束の間に時代はそつとさらはれてゆく

006:時代(希) (短歌ブログ・アブラカダブラ!)
愛読の時代小説手放せず夜がしんしん古びて更ける

006:時代(青野ことり) (こ と り ご と )
空の時代風の時代に地の時代 蕾はいまもふくらんでいる

006:時代(本間紫織) (**JEWELRYBOX**)
輝きは時代と共に消え失せて静観している東京タワー

006:時代 (佐藤紀子) (encantada)
時代には逆らへなくて買ひ換へる多機能誇るiPhoneへと

006:時代(surfin) (rokku)
神さまは時代が動くミニチュアをずっと見ている無職の心

006:時代 (三沢左右) (Lazy Room)
君と見しキネマのゲイリー・クーパーの若き微笑を時代と呼ばん

006:時代(廣田) (海猫亭)
灰色の時代それさえ包み込む優しい雨なら僕はいらない

006:時代(新藤ゆゆ) (ゆゆとぴあ。)
(わたしから原始時代がとけだして過呼吸になる)遠く雷鳴

006:時代(田丸まひる) (ほおずり練習帳。)
こなぐすり飲むときだけは少年の時代の顔を見せるのですね

006:時代(晶) (花の色)
古き夢 時代という名の諦めを 爪弾く吾を恨み給うな

006:時代(黒崎聡美) (ゆびおり短歌)
わたしたちの時代は と言う人の向く東の空はすこやかに澄む

006:時代(ゆこ) (ハモニカ書庫小屋)
燻るの未練たらたら残り火は時代遅れと言われはしても

006:時代(長月ミカ) (創作ブログ とかげのしっぽ)
通信の発達したるこの時代メールも読めぬ海へ出でたり

006:時代(真桜) (音律)
幾つもの時代を超えてそこにいる梅小路の蒸気機関車

006:時代(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
YUKIさんは「死ぬまでワクワクしたいわ」と青春時代を折り返すひと

006:時代(RIN) (午睡のあとで)
堆(うずたか)き瓦礫の時代を念(おも)ふ吾も完膚無きまで無為なる瓦礫

006:時代(さくら♪) (さくら草紙 ~第参章~)
旧石器除いて歌う時代名もしもしカメよのメロディにのせ

006:時代(皆月夢幻) (夢幻草)
流れてる聞覚えある音楽がキンキキッズの「青の時代」が

006:時代(杜崎アオ) (箱庭にびいだまを植えました。)
かさねがさねあやまるあたま抱きかかえ繭の時代はやさしくすべる

006:時代 (歌よみもどきの書)
一枚の毛布で温め合ふやうにいかなる時代(とき)もわれ汝と歩む

006:時代(本田瑞穂) (赤い長靴)
時代から時代へわたる荒天の知らずに春を待ってるきもち

006:時代(miki) (介護の記)
いつの世も良くも悪しくも進歩する 次代と共に流されて生く

006:時代(miki)再投稿 (介護の記)
いつの世も 良くも悪しくも進歩する 時代と共に流されて生く

006時代(nobu) (??翻訳家・プリマダムnobuの日々??       (和⇔英:特許))
時代とはゆっくり歩み変わるものその足音を聞く者はいない

006:時代 (御子柴 楓子) (side of fiction)
指先が触れただけでごめんねを繰り返していた少年時代

006:時代 (祥) (月宿り星宿り-つきやどり ほしやどり-)
港区に吾とレモンを置いてきた青い時代に云うさようなら

006:時代(朱李) (蝶綴り、月結び)
積み重ね愛し哀しと夜が明けて時代は変わりなにも変わらず

006:時代(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
君からの未知のことばを検索の窓に埋め込む時代に生きて

006:時代 (砂上楼閣)
火の鳥よいつの時代もいつの世も人はかなしいままなのですか?

006:時代(やや) (言の葉たち)
いくつもの時代を越えた桜の木神社の奥の静寂に咲く

006:時代(小林みに子) (保湿ブログ)
短めにスカート揺らす女子達の時代を嫌悪しているのだろう

006:時代(我妻俊樹) (器物)
押し入れがつぶれて草の匂いがする こんな時代でいいならつづく

006:時代 (村木美月) (うたりずむ)
山積みの課題をひょいと蹴飛ばして少女時代のリズムにのせる

006:時代(おかき) (消化不良)
ピリオドと円は相似と言っていた彼も時代の関数になり------------------------------------------ ふたつの幾何学的対象が互いに相似(そうじ、英: similar)であるとは、それらが「同じ形」をもつことである。もう少し正確を期すならば、一方を一様スケール変換(拡大 ...

006:時代(七生) (サムシング。)
(もっと自由な時代が来るって信じてる) 12月8日、彼女が死んだ

006:時代(sei) (☆題詠2012☆)
いつの日も時代を憂ふものありてただひたすらに愛はかがよふ

006:時代(蜂田 聞) (“蜂田 聞”の短歌)
「ワレワレハミンナカジンダ」是非もない。時代の音数律を歌おう...

006:時代(さと) (すばらしい日々)
螺旋の階段ぐるぐるぐるぐる  今日も君と上るこの時代

006 時代(浅見塔子) (衛星ドロップ)
5年後も20年後も恋をする「時代は変わった」など言われても

006:時代 (すずめ) ( 狂 歌 控 帳)
自助努力自己責任の時代なれ久しからずや驕る弱者も

006:時代(鳥羽省三) (臆病なビーズ刺繍)
雄ごころを熱く燃やせし時代過ぎ石川五右衛門釜茹での刑    ※時代(ときよ)

006:時代(今泉洋子) (sironeko)
死ぬことが美徳の時代ありまして御魂帰り来ほたるとなりて

006:時代(藻上旅人) (創作のおと)
微笑みて嫉みなき酒嗜みつ時代遅れの男ならまし

006:時代(壬生キヨム) (ぼくはこんなことが好き。)
終電が過ぎたホームで吐いてたら時代も隣で泣いていました

[短歌][2012] 006:時代(ezmi) (語りえぬことを。)
いいねって言えば言うほど遠くなるそんな時代と言えばそれまで

006:時代(長月ミカ) (とかげのしっぽ)
通信の発達したるこの時代メールも読めぬ海へ出でたり

006:時代(西巻真) (ダストテイル-短歌と散文のブログ-)
貝塚に死が埋められてゐたりけり時代とは死の記録なりしか

【題詠blog2012】006:時代(はつこ) (よるの宝石)
二十歳なる娘が母から受け継いだ紅の振袖 時代は巡る

006:時代 (砂乃) (通過列車)
星巡る時代を超えて雲間からようやく見えた部分日食

006:時代(冥亭) (《冥亭倶楽部》a darkside on the earth)
ちちははの戦中戦後、それぞれに瞑き時代と呼ばれて居しが

006:時代(ぽむ酢) (Now Here)
あの時代いくら幸せだったとて この道行くに後悔はない

006:時代(ぱぴこ) (テクテク)
学ランの青春時代に乗り込んで君のボタンに保険をかける

006:時代(田中ましろ) (ましたん)
手紙から湧き出たものは風化していつか時代と呼ばれるでしょう

006:時代 (ゆり・くま) (森の歌 ~怪人二十面相~)
シンプルに生きられる国か時代に生まれたかった 時代よ戻れ

006:時代(ぐるぐるフルール) (ぐるぐるのうた)
君となら死んで一緒になりたいと時代錯誤のセリフが欲しい

006:時代(たえなかすず) (Strawberry Fields Forever)
透くものは抱(いだ)けぬだろう ああそれを惜春時代と大人は呼べり...

006:時代(柳めぐみ) (柳’s ラボラトリイ)
少女時代の君の記憶に零すなら母の性愛は星でありたい

006:時代(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
あの頃は良かったねなんて言えなくて時代遅れな歌くちずさむ

006:時代(出雲もこみ) (うたた、ね)
時代屋の女房みたいに出会えるとまだ見ぬ人を待ち続けている

006:時代(竹中ひいろ) (Milk Thistle)
花びらの時代もあったことなのでとても素敵なおばあさんたち

006:時代(牛込太郎) (一人百首)
時代劇役者はみんな便秘持ち 黄門様の顔色悪い

006:時代(エクセレント安田) (風流三昧)
ガキの頃 未来予想図 輝いた 時代(とき)が流れて 澱む現実

006:時代(鴨居) (鴨居短歌)
アウラなき複製技術時代でもコピーしちゃダメ福沢諭吉

006:時代 (やまねこ通信)
永田町にまた六月の雨だよと手をとるあなたと破れ時代を

006:時代(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
甘夏の匂いに思い出す時代 きみがわたしのせかいのすべて

006:時代(フユ) (パラソル)
石器時代ぼくらは言葉を知らなくてままならない今、言葉を使う

006:時代(つばめ) (ツバメタンカ2)
千年後歴史の授業でざっくりと説明される平成時代

006:時代(じゃこ) (めくるめく)
意味深なことを言うのがすごい人そういう時代やからね、大変

006:時代 (嶋田さくらこ) (さくらんぼの歌)
だんごむし 生きているのがつらかった時代もあった 丸まっている

006:時代(守宮やもり) (はちぶんめblog)
男性もブラジャーをする時代です あいすることといやされること

[うたう][題詠2012]006:時代(しろうずいずみ) (あすよりはきょうのどこかでうたっていたい)
 あの日さえ歴史にもなる 満ちていく「昭和時代」の響きのなかに

006:時代(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
わるい夢みたいっていうこの時代しか知らなくて憐れまれてる

006:時代(秋) (秋)
旧石器時代の人ももしかしてメールで告白したことないの?

006:時代(ちょこま) (ちょこまち練習帳)
やなことをぜんぶ時代のせいにした今朝はラインがうまく引けない

006:時代(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
残酷な時代区分の列島に生れしを思ふ三一一で

006:時代 (星川郁乃) (Air Station)
総括のグラスもついに空にしてわたしの藍の時代が終わる

006:時代(なまにく) (にくにくし夜をひとりかも寝む-題詠blog用寝袋-)
僕達はあの時代々木公園で出会い原宿駅で別れた

006:時代(香澄知穂) (Wannabe...)
古き良き時代の香るあの街へ旅行しようよ絵葉書のなか

006:時代(やまみん) (母はぐうたランナー)
ダニエルとメロディが出逢った時代には 私は恋に憧れていた  ...

006:時代(村田馨) (私選 日本の百の名橋)
冬ざれの碓氷峠のめがね橋 其を機関車が走りし時代

006:時代(ゆいこ) (木陰でくつろぐ)
教室のしなびたピアノで友の弾く少年時代が生んだはつなつ

006:時代(るいぼす) (るいぼすのブログ)
生きてきた 「まわるまわる」の「時代」からあっという間の30年を

006:時代(龍翔) (The Flying Dragon)
現在と形の違う物ならば江戸時代からあったそうです

006:時代(由布子) (夏からはじめた(青い翼はきらい))
坊主BARなども時代がつくったねいつか行こうよ四谷にもある

006:時代(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
世が世ならこの俺も言ふ同僚と飲むも我らみな時代の子

題詠blog 006:時代(勺 禰子 しゃく・ねこ) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
午前二時代わり番こに宗助とお米の紡ぐそれからの夢

006:時代(清井マミ) (世界浴(仮))
数々の私を苔にした輩 見てろ時代を廻す現場を

006:時代 (みそひともじの味噌スープ)
夢の中真っ赤に燃える忍び傘時代遅れの恋と知れども

006:時代(み) (幼稚)
深夜ラジオ職人時代の友に届く短歌人とコスモスの見本誌

006:時代(鮎美) (Continuo)
新郎の独身時代の友人に成り下がりたるわれを憐れめ

題詠blog2012 006:時代(まつたけ) (まつたけの宇宙)
始まりがそうだったように美しい二人の時代の終わり方だね

006:時代(はぼき) (***短歌の六歌亭***)
幸せな子供時代を過ごしたと胸張り言える子を育てたい (しあわせなこどもじだいをすごしたとむねはりいえるこをそだてたい)

006:時代(星桔梗) (風船がわれるまで)
熱帯びる若き力のその中に時代遅れの少女がひとり

006:時代(青葉ころも) (スターダストワーズ)
くるくると 時代の流れ 早すぎて だけどつまりは 積み重なる日々

006:時代(南葦太) (瞬間移動する蝸牛)
火よ 俺の子供時代を荼毘に付せ 灰より出づる不死鳥の火よ

006:時代(匿名希望) (Tankasista)
こんにちは時代に噛み殺されたって聞いていたけどお元気そうで

006:時代(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
目を閉じて深呼吸してじわじわと迫る時代のにおいを嗅いだ

006:時代(なつ) (ほあんぴん)
角栄と周恩来の時代よりはや四十年とテレビは報ずる

006:時代(Jingo) (寝起きのウサギ)
そんなでも許されていた「幼稚園時代はよかった」と小学一年

006:時代(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
さみどりの時代に生れし蔓草は地震にも切れぬ絆なりけり

006:時代(莢豆) (?緑豆製作所)
夏の日がおセンチなのは身に染みた少年時代はもう聞きあきた

006:時代(飯田和馬) (短歌手控え~題詠blog用)
いま冬の時代だという。ポケットの中に小さな神さまがいる

006:時代(西村湯呑) (あるあるのうた B面)
いつの時代の服装だよと言われてるいつの時代に生まれてもそう

006:時代(光本博) (おぼつかな)
ガラケーは時代遅れの意にあらず日本独自の携帯をいう

006: 時代 (松浦可音) (試験管にとじこめて)
午前4時裏庭でみたあなたには弥生時代のうつわがにあう

006:時代(市川青) (ピクセルの真夜中)
バーチャルのきみにさわれる時代(とき)が来たら自死を選ぼう そう決めた冬

006:時代(裕希) (ゆうき(裕希)の題詠blog)
「断捨離」と実家の押し入れ開けて見て最後に残る「蛍雪時代」

006:時代(伊織) (iorian)
吾(あ)の生きた時代丸ごと愛せよと笑うおんなは炎のかたち

006:時代(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
白亜紀やジュラ紀に並ぶ勢いの時代になりませんかバブル期

006:時代(牧童) (老いしウエテルの悩み)
自由から逃れるためにジャガイモの花の慈愛と暮らした時代

006:時代(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
”世が世なら・・・”こんな時代を呪わずに働いて汗 眠る泥のよに

006:時代(ひいらぎ) (Beautiful Days)
変わってく時代の中で変わらない気持ちを歌にして届けよう

006:時代(小倉るい) (たんぽぽの歌)
沖縄の空を見上げて伯父さんが生きた時代の星を探しぬ

006:時代(高良すな) (雨中 砂場あそび)
波打ち際打ち上げられた縄文の時代の痕を指でなぞる

006:時代(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
旧校舎ありし時代を言うときの眼裏に青き柳がゆれる

006:時代(藤崎しづく) (みずたまピルエット別館)
傘のうち書生時代にこしらえた日焼けのあとをじっとみている

006:時代(jun) (純情一直線)
ふてぶてしく真似して歌う君がいいめぐるめぐるよ時代はめぐる

006:時代(風橋 平) (劇場*491to31)
掌に一つ球果を隠す胡桃だと気づかないまま時代は終わり ※掌=て

006:時代(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
ぼくたちの時代は来ないダルビッシュが世界のエースになったとしても