題詠blog2009

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081:早

2008-12-19 | 081-090の歌
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081:早(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
早石田(はやいしだ)三間飛車を採用し羽生名人がまたも勝ちたり...

081:早(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
早春のつめたい風が心地よく心の隙間を吹き抜けてゆく

081:早(鳥羽省三)  (見沼田圃の畔から)
利尻産早煮昆布とアゴで採る出汁(だし)が秘伝の中華蕎麦召せ 

081:早(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
年齢の上限既に超えておれば献血車の脇足早に過ぐ

081:早(みずき) (空)
早早に海図伏せられ空と海交はるオーラ身に感じゐし

081:早(アンタレス) (思い出ずるままに)
早春の庭飾らむといっせいに花咲きそむる木瓜と白梅

080:午後(船坂圭之介) (kei's anex room)
ほつれ髪雨に打たせつ冬の午後街に佇つ人 あの人に似し

081:早(船坂圭之介) (kei's anex room)
早ばやと窓閉づごとく一枚の画像外しぬ 冬ぞいま逝く

081:早(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
育児書の禁句ナンバーワンである早くしなさい言い後へこむ

081:早(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
ひび割れた口から滲む赤告げる最早猶予はございませんと

081:早(佐藤紀子) (encantada)
早朝の浜に掛け声響かせて村人総出で地引網引く(浦島太郎物語)

081:早(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
いつだって至らないのは僕であり君じゃなかった 遅刻早退 

081:早(梅田啓子) (今日のうた)
咲き初めし寒緋桜の木の幹をコゲラはつつく早春の朝

081:早(森山あかり) (言葉の花かご)
早足で題詠ブログ更新し完走したら何見えてくる

081:早(小早川忠義) (Just as I am Returns)
都心より六十二番のバスに乗り早稲田に着くと信じて眠る

081:早(みつき) (みそひと :: misohito ::)
君に会う日は地下鉄じゃもどかしく一駅の距離早足で行く

081:早(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
幼き日 気をもまれてた早生まれ 大人になればもてはやされて

081:早 (穴井苑子) (猫のように純情)
謝りも早まりもせずクラッカー真上に鳴らし頭にかぶる

081:早(うたまろ) (五と七と五と七と七)
心臓がぼやぼやするなと駆り立てる 早くするんだ 恋が待ってる

081:早(迦里迦) (香飄)
カンフーの老師は飛べり鷹のごと むべ掛け声は 早早早(さささ)羽羽羽(ぱぱぱ)

081:早(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
たらちねの母とハモりし早春賦 吾は今でもアルト奏でて

081:早(チッピッピ) (うたよみブログ)
夜が明ける時間の微妙な移ろいは早起きだけが知る季節感

081:早(ジテンふみお) (雲のない日は)
沈黙が早口言葉合戦におそらく泣いているハナミズキ

081:早 (minto) (@100@)
三文の徳を知らずに早起きをなしたる幼遠足の朝

081:早 (ゆり) (森の歌 ~怪人二十面相~)
もう本はそんなにたくさん食べたくない村山早紀とあとはいくつか

081:早(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
「早とちりしていることが多々あってだけど鈍感」「矛盾してるなぁ」

081:早(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ )
早朝に目覚めた君の肩を抱き二人の行く末考えている

081:早(柴田匡志) (スタートライン)
早朝の陽が昇りたる彩りし遠くに見ゆるコンビナート

081:早(畠山拓郎) (あいうえおあお)
大雨で早月川に水が増すワゴンRも流されてゆく

081:早(はこべ) (梅の咲くころから)
紫陽花の葉が競い合うみち抜けてすこし早まる梅雨に会いたり

081:早 行方祐美 (フーガのように)
早生みかんは秋の祭の脇役とおばあちゃんのしわしわの手が

081:早(陸王) (Always Walking with Yu)
文盲のオモニは「早くきてねぇ」としたため里は若芽の香り

081:早(ことり) (歌)
早い速いが流行りだねぽこぽこぽことブリキの金魚

081:早(理阿弥) (車止めピロー)
なにものにも応えずひととせまた早月ランプ亭のカツ丼しょっぱい

081:早(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
早すぎる別れの知らせは突然の雷のごとく脳天を突く

081:早(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
早朝のあなたはまるでマッサージ師みたいに僕の背中を押した

081:早(Yosh) (☆生短歌☆)
早朝の一番列車に戦きつつ 二度寝したいが 時計が許さぬ

081:早(ふみまろ) (光る風の記憶)
夕飯の支度早まる誕生日バーゲン会場尻目に帰る

081:早 (新井蜜) (暗黒星雲)
早とちりしてばっかりのきみだから雨傘をさすつばめを見たら

081:早(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
泣けるほど空が青いね こんな日は紙ヒコーキの早退届

081:早(のびのび) (のび短歌)
もっと早くこうしておくべきだったんだ もの言わぬ君僕だけの君 参照記事:081:早

081:早(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
あきらめが早過ぎたから後悔が残るんだろう雨音を聞く

081:早(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
小走りに早婚の女男(めを)小魚のしげく降りくる朝を逃げゆく

081:早(わだたかし) (ファミレス短歌)
早々と出した答えが正解かずっと前から悩んでいます

081:早(フウ) (easygoing.)
早すぎる流れ星たちの命見送る地球が今起床する

081:早(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
空は雨日の暮れるのが早い日はきみの隣で日誌を書こう

081: 早(ゆき) (ひたぶる君を)
早川の堰きも堰かれぬ激情に深まる夜の高速にのる

081:早(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
早朝の遊園地だね僕たちは静かに強く手を握り合う

081:早(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
早退の理由はデート★ なんていう彼女みたいに素直になれたら

081:早(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
早々に退けようとするバーの窓から昇りエレベーターの明かり

081:早(tafots) (1年で1000首をつくる)
キャンパスに満ちている人誰一人見知らぬ日あり早稲田大学

081:早(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
だれよりも早く大人になりたくて なにより君に愛されたくて

081:早(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
早春の 雪解け水で 身を清め 心身ともに 仏に仕う

081:早(只野ハル) (Ordinary days)
どこかで時間まちがえたかな早すぎる失恋遅すぎる出逢い

081:早(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
早すぎるとは思わないから君の手を両掌でつつみ胸に抱いた 081:早(題詠100首2009)

081:早(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
反省の弁が聞けない 小早川秀秋だけを悪者にして

081:早(さかいたつろう) (流星文庫)
多分もう早めに着いても楽しいと感じるデートにならないだろう

081:早(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
早朝のテラスに立ちて日本を確かめていると君の背は言う

081:早(こうめ) (はこにわ相聞歌)
星座早見盤を逆さにまわしてる 夜の続きの早朝にいて

081:早(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
みすぼらしい世界に放たれるときの喪失感をできるだけ早く

081:早 (七十路ばば独り言)
山間の田の面に早も水満ちて風が誘(いざ)う光のさざ波

081:早(藻上旅人) (創作のおと)
早すぎる時間の中に独りいて、源となる君を抱きしむ

081:早(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
児らあまた早とちりなし彼の山の兎美味とて想ひ唱ひき

081:早(髭彦)再投稿 (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
児らあまた早とちりなし彼の山の兎美味とて唱ひ想ひき

081:早(すいこ) (すいこのうたおきば)
庭園の石に萌えてる早熟な嗜好に友が「枯れるの早いよ」

081:早(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
早世の仔らを悲しむ暇(いとま)さえ疾駆せりサンデーサイレンス

081早(原田 町) (カトレア日記)
隣人はいつも早起きわが雨戸あける頃には五キロ歩くと

081:早(ウクレレ) (十線譜)
感覚は「早」ではなくて「遅」生まれ同級生のなかに混じれば

081:早(藤野唯) (Sugarmint)
早熟のいとこの赤い肩ひもがずれる 「パパには絶対内緒よ」

081:早(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
早々のメールの返信嬉しくて来ないメールをいつも待ってる

081:早(春待) (三感四音)
あと少し君居る時に浸りたい早寝早起き朝ごはんする

081:早(イマイ) (ゆびおり短歌)
引き継いだ仕事を早く覚えたい西口前にひびく雨垂れ

081:早(nnote) (白い箱から)
早朝の街に降り積むつぶやきは月の中へと鳥が運んだ

081:早(佐藤羽美) (hinautamemo)
早春の出来事などを話すとき舌にじんわり滲みし訛り

081:早(木下一) (ワイワイやってる暇はねえ!)
参照記事:081:早 早退をしました君のパンティが意識不明と連絡あって

081:早 (みなと) (海馬)
早起きの鳥が咥えたムシの貌そこからひらく脳のカーテン

081:早(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
シャアザクは三倍早い あの人はガルマを置いて帰ってったわ

081:早(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
早生蜜柑、ひとつ小っちゃくって酸っぱくって潰したいほどpureでせつない

081:早(祢莉) (suger drop)
一刻も早く会いたく走り出す横断歩道の赤もどかしい

081:早(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
戦国の武将であれと家臣から突き上げられた小早川秀秋も寂しい

081:早(あみー) (正直なたましい)
恋愛はいつもマンツーマンなのに早く上達するわけじゃない

081:早(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
まだ早い、孤独はもつと深くなるカデンツァそして音のない闇

081:早(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
早生まれの恩恵なんてはやばやとなくしてため息・いやみを浴びる

081:早(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
早熟なロリコンだった理科好きが遺伝子学の権威となった

081:早(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
人の名が早口言葉になりそうな異国のことばの不思議な響き

081:早(間遠 浪) (少女らせん)
早川のJA文庫のきみの手の透明な目線の中に猫です

081:早(青野ことり) (こ と り ご と)
早朝の薄蒼空にたよりなく貼りついている三日月しろく

081:早(振戸りく) (夢のまた夢)
めずらしく早く起きたら休日で折り目正しい朝刊を読む

081:早(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
早口になるからわかる 今回は許すかどうかまぶたで迷う

081:早(月下燕) (a swallow under the moonlight)
早起きは六十円の得らしくこの人は私のために戦うらしい

081:早(ほたる) (ほたるノオト)
早すぎる後悔抱え空っぽのペットボトルをいくつも潰す

081:早(市川周) (ミルミルを飲みながら)
早退の理由としては弱すぎる(きりがよいので七七はなし)

081:早(酒井景二朗) (F.S.D.)
早々とあきらめた夢ばかりだと手帳を開き苦笑ひする

081:早(斗南まこと) (野ウサギのように)
早咲きの桜はひっそり花開く誰も知らない約束が散る

081:早(珠弾) (seven seas tac)
いち早く消した めぐみの兄さんが 火のないところに立ったうわさを

081:早(Re:) (プリズム)
あの人のところまでそっと早歩き息切れ隠し交わす「おはよう」

081:早(こゆり) (おかっぱ短歌)
誰ひとり迎えになんかこないけど同窓会を早抜けしてみる

081:早(都季) (31pieces)
いつの間に早送りされていたのかな 陽炎はもう消えてしまった

081:早(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
早過ぎる目覚め 意味など多分ない 恋人が螳螂になる夢

081:早(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
今日でお別れとか嫌で教室に早めに来たらみんなも来てた

081:早(遥遥) (たんかのきりかた2)
早送りされる社会の中にいて花が散るのは春の夜の風

081:早(しおり) (ヒロの独り言)
足早に立ち去る人の後ろ背に卑怯と言う文字叩きつける夜

081:早 (村木美月) (うたりずむ)
もう少し早く出逢えていたらってIfはやめよう今を生きよう

081:早(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
早乙女の声が翠の風になりいつかあなたに届けばいいのに

081:早 (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
早いなあ未だ口だけのノーベル賞オバマ氏は受賞をいつ知ったのか?.....

081:早(おっ) (だいえいの短歌専門店)
あと一年早く生まれていたならばヨウコと呼び捨てできたななんて

081:早(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
早過ぎる再会だった予定では後悔するのはきみだったのに

081:早(かりやす) (彼方探訪)
(イケメンに限る)とただし書きがつく風早君の惚れる善行

081:早(村上はじめ) (雑感)
何事も早いうちに経験しておくことで手にした免疫力

081:早(扱丈博) (取扱)
色のない主義(イズム)にそっと手を浸す早朝――わたしは顔を洗った

081:早(emi) (時計をはずして)
足早にゆく人をただ見送って揺れるコスモスだけを見ていた

081:早(emi) (時計をはずして)
足早にゆく人をただ見送って揺れるコスモスだけを見ていた

081:早(蓮野 唯) (万象の奇夜)
「早く行こ」急かしてくるのは三歳児午後の散歩は楽しい冒険

081:早(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
熱気球浮かび上がりてネパールの早起き鳥に映る朝焼け

081:早(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
早足であなたのことを追いかけた 「勝手、勝手」とヒールが鳴った

081:早(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
我にとり夢も現も早足に過ぎゆく逢魔 刹那き薄暮

081:早(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
人影が途切れた廊下 一瞬の素早いキスは夕日に見られた

081:早(本田鈴雨) (鈴雨日記)
パー出してじやんけん負ける早生まれ ひだりてにハルジオンしをれて 

081:早(橘 みちよ) (夜間飛行)
いちめんにひろがる穂波のただなかに四角のくぼみ早稲(わせ)の刈られて

081:早(暮夜 宴) (青い蝶)
早咲きのグラジオラスを植えました春に笑っていられるように

081:早 (憂太郎の短歌Blog)
早朝にFAXされり調査紙を4時きつかりに教委へ返信

081:早(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
早生まれだからかきみが羽ばたくと不透明膜ふるわすはるひ

081:早(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
早起きは三文の得でも早寝七文の損秋はなおさら

081:早(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
出来るだけ早めに助けにきてください かゆいところが移動をはじめた

2009題詠blog081:早(はづき生) (生さんま定食)
早稲の田のひろがりし昔おもひつつ都電荒川線にて過ぐる

081:早(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
謀反とかするタイミングにはちと早い深夜にたぬき蕎麦でいいかな?

081:早(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
早朝の回送バスを見送って僕らはもう一回眠る朝

081:早(岡本雅哉) (なまじっか…)
早熟なこころとからだが生ぬるくからむ記憶を追いかけて夏 元気?たまには連絡くださ

081:早(紫月雲) (resume 1970-2009)
ほら早く早くしなさいと口にしたあと静けさに責められている

081:早(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
君といると時間が早く過ぎていく 久しぶりだな、こういう感覚

081:早(都) (miya-momoの日記)
言ってみたいわがまま1位は「今すぐ来てドクターヘリより早くきてよね」

081:早(駒沢直) (題詠blog参加用。)
早く早く早く早く早く早く早く早く早く逢いたい

081:早(sora) (追憶~娘へ)
墓石に巻くスカーフを見つけなきや早くはやく冬がきちやうよ

081:早(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
早くから会場に来て支度する 有力校はゆっくりお出まし...

081:早(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
灰色の荒野を疾る少女らは早熟の実殻に閉ぢこめ

081:早(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
早くはやくと母に急かされ子は育ち巣立ちゆきたり東へ西へ

081:早(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
早熟な処女(おとめ)の眠るくさむらに快楽(けらく)囁くみつばちの羽

081:早 (お気楽堂) (楽歌三昧)
本当は元気な姉がわたくしの早退のたび重篤となる

081:早(Ni-Cd) (反実仮想)
8月の優等生になっていて早寝早起き早くしにたい

081:早(吉里) (梢は歌う)
早々に秋の気配を感じつつ名残の夏に滴る汗が 

081:早 (夢雪) (浪漫)
早春の風のような少年と草原で草笛を吹く

081:早(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
あのコより早く貴方に出会えたら貴方を落とすことはできたの?

081:早(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
幸福な時ほど早くアナログの長針そっと戻す十六夜

081:早(さと) (すばらしい日々)
逢瀬のうしろめたさと早口の言い訳をシャワーで流したい

081:早(今泉洋子) (sironeko)
どれだけの時間をもつているのだらう六道の辻を足早に過ぐ

081:早 (村本希理子) (きりころじっく2)
蔦の実はもはや隠れてゐられない(いち早く葉を落とすからだよ)

081:早(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
すべるよに夏の陽を曳く散水車、お早う、子供たちよお早う

081:早 (永訣のうた)
後のことみな細々(こまごま)と書く妻にまだ早いとは口に出せざり

081:早 (寺田ゆたか) 名前漏れ再投稿 (永訣のうた)
後のことみな細々(こまごま)と書く妻にまだ早いとは口に出せざり

081:早(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
早朝のまどろみ二人は手をつなぎ夜のしっぽを捕まえた夢

081:早(茶葉四葉) (ゆざまし)
江戸中期入水したかもしれぬ仲 だったとしも早く気づかにゃ

081:早(惠無) (なんでもない一日)
早々と幕引きをする人に向けやはり風より花を贈ろう

081:早(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
理由なき闇が私を苦しめる早朝の靄と共に消え去れ

081:早(kei) (シプレノート)
早足でやってくる冬ポケットにドングリ100個詰めていました

081:早 (一夜) (短歌るBlog)
四十(よんじゅう)の声きく前に祖母になる 友の笑顔は早咲の薔薇

081:早(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
美味しさを求めて二人街路樹の賑やかを知り足早を止め

081:早(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
足早に過ぎ去る君の幼児期のきらめききらり手からこぼれて

081:早(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
してはならぬ想像の枠外ならばしてもいいはず ねえ早く来て ○人生で一回くらいこういうAVっぽい定型の台詞を言ってみてもよいと思う ...

081:早(花夢) (花夢)
その恋はどれだけ水にひたしても思うより早く枯れるのだろう

081:早(O.F.) (O.F.)
先生に早弁だと早合点された…(く~) いつも早弁してるからなぁ

081:早(桶田 沙美) (31Words Runner)
柔肌に早く触れてよ君の指あたし全てを脱ぎ捨ててるのに

081:早(田中ましろ) (ましたん)
永遠にあいまいなもの 早漏は何秒からが早漏ですか

081:早(ノサカ レイ) (のーずのーず)
遅いとか早いじゃなくて運命がそうなっていて二人この先

081:早(香-キョウ-) (Sky on Blue)
休日に早起きしても結局は昼寝をしちゃう三文無駄にす

081:早(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
台風の翌朝だからビル風がガラスを磨く 早退しよう

081:早(小林ちい) (ゆれる残像)
指に針刺して百年眠りたい早く早く早く会いに来て

081:早(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
もっと早く言えばよかったもっと早く全部の窓をなくせばよかった    

081:早(内田かおり) (深い海から)
若さとは遠くなりたり早さにも遠くなりたりとぷりと夕陽

081:早(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
題詠百首よみつつふとも早世の笹井宏之しのばるるかな

081:早(やすまる) (やすまる)
騒がしく早期決着を望むこえ要するに腹が減ったってことだ

081:早(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
掃除婦の黒いガーター早すぎた子供時代にあるケアレスミス

081:早(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
すこしでも早くあなたにあえるよう、電車のいちばんまえに乗ったよ。

081:早(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
ゆっくりと分かりやすくさとしたけど早い話が「もう別れましょ」

081:早(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
早割にほぼ間に合わぬ人生を一番乗りで祝ってくれた

081:早(ぱん) (向日葵 と 月)
(まだ早い)きみの匂いを吸い込んで考えている このあとのこと

081:早(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
 早熟にみえたのだろうか従姉さんの部屋に行くなと言われ続けた

081:早(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
早すぎる私と君の毎日に必要だったおやすみメール

081:早(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
理不尽なことばかりある寒い秋 早くオトナにならなくていい

081:早(鯨井五香) (くじら(独唱))
右耳に湧いた泉がつめたくてしかたないので早退します

81:早(HY) (天然通信)
早春賦「春は名のみの」歌詞のごと寒風身にしむ北国暮らし

081:早(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
早春の水に触れれば前世のふたごのようにふたり馴染んで

081:早 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
いつもより4時間早い快速に懐かしい顔 声はかけない

081:早(星川郁乃) (Air Station)
(このごろは日暮れが早い)そしてまた明日に延ばす手紙の返事

081:早(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
にわか雨ばかり降ってる早朝の着信ランプはすこしつめたい

081:早(ひじり純子) (純情短歌)
早朝の犬の散歩を済ませたら気の早い雀が五羽六羽

081:早 みぎわ (たづたづし)
東京の街区が早も見えてきて非日常が終はるかなしみ

081:早(ME1) (FILL mobile)
生い立ちも早生まれだとも歳さえも知らぬあなたの癖だけを知る

081:早(志井一) (日記ホプキンス)
早熟な中学生の精神のままで大人になってしまった?

081:早(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
深夜から早朝までを生きのびて月下美人のスープをきみと

081:早(みち。) (滑空アルペジオ。)
わたしから翼がはえてしまう前にかさねた日々を話して 早く