本日4/9。大好きな父の命日。
顧みれば、父の死がきっかけで葬儀司会者になった。
なので、葬儀司会の仕事は父からのギフト🎁
話すことが好きなのではなく、
また他のMCをしたいわけでもなく、
葬儀司会という仕事が大好きで
あくまで「葬儀司会」に拘るのは、
父あってのことだからだとも思う。
備忘録として、当時 母が五七日法要を
済ませた後に送った、
お礼状の文面を下記に。
【初夏の風にタンポポの白い冠毛が
舞っている頃となりました。
宮本が世を去り早や一ヶ月余、
本日「常泰院覚元道宥居士」
納骨 並びに五七日忌法要を滞りなく相済せました。
生前皆様には暖かな心配りを賜り、
心からお礼申し上げます。
優しく思いやりのある故人でしたが、
余りにも大きな悲しみのみを残して行ってしまいました。
夢多き人だった宮本は、今頃 大好きなバッハの
ブランデンブルグ協奏曲を聞きながら、
夢の国に安らかに住んでいる事と思います。
後に残された私共は、
宮本の想い出と優しさを胸に、
助け合っていくつもりでございます。
皆様 本当に有難とうございました。
昭和五十九年 五月十三日 宮本享子】