2Bえんぴつ

DIYアドバイザー ホームセンター勤務20年
DIY埼玉の活動ブログ もの作りも大好き!

第28回技術交流会 「水性工芸うるし」 4 色見本

2012年07月21日 21時31分14秒 | DIY埼玉 技術交流会 第21回~

和信の水性工芸うるしの色見本です 1回塗り 2回塗り 3回塗りの見本です
小さな色見本は売り場に良くありますが、重ね塗りの見本はとても参考になります

特にステイン系・ニス系などは重ね塗りの度合いによって風合いが違います
ペンキも2回塗りの見本が展示されていると、色の落ち着き方の違いが一目で判ります

塗布する木材によっても塗料の吸い込み方や「のり方」が違いますので、よく使われる
木材を用意して、試してみました  ラワンベニア合板 MDF 針葉樹合板 ファルカタ材
木によって同じように1回・2回・3回と塗り重ねたのですが仕上がりが微妙に違いました



ファルカタ材は、本来は木材ではなく、草の仲間なので成長が早く年輪が無いので
目が詰まっている状態の表面ではないので塗料ムラが起こりやすい素材です
目飛びが起こりやすいですが、2度塗り・3度塗りにすると仕上がりは綺麗でした



ラワンベニア合板です、色が白いのでシナベニア風に見えますが塗った部分を
ご覧頂けるとお判りになると思います 目が粗いラワン材です
それでも水性工芸うるしは、しっかりと塗布されなかなかの重厚感が出ています
乾燥したら400番以上の目の紙やすりを掛けて、仕上げて行けば目の荒さも
落ち着いて、塗面がもっと滑らかに仕上がると思われます



針葉樹合板です コンパネと同等の板です コンパネは片面が平滑ですが
針葉樹合板は両面ともに少しザラザラしており木の桂剝きそのままの状態です

木目が塗料を引っぱっているため、いまいち判りづらいかもしれませんが
それでも1回・2回・3回と重ねていくと深みが出て艶が増しております

こちらも木地の面が粗いので、2度塗りした後、紙やすりを掛けて表面を整えたら
仕上げ面が綺麗になると思います



MDF材です 木の粉を固めた材です イメージは おがくずを固めた板
こちらも塗料が のりづらく 塗料を良く吸い込む材です
写真をよくご覧頂くと お判りになるとおもいますが 紙に色を塗った感じの仕上がりです

それでも2回塗り・3回塗りと重ねていくと重厚感が増していきました


今回メーカーから頂いた色見本は、重ね塗りした感じと塗料厚み色の出方など、
仕上がりのイメージが掴める素敵な見本でした ご協力ありがとうございました

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