
玄関のたたきがようやく形になって来ました。今日は色々材料を仕入れに走り回って、作業の進捗は今一でした。それでも、トイレの排水パイプを設置する所の、邪魔なコンクリートを、たがねとハンマーでエッチラオッチラ叩いて、叩いて、汗ダラダラで削り落としました。

排水用のパイプや継ぎ手などを買ってきたので、次回にはよいよう、トイレの設置までいけそうで、先が少し見えてきました。
作業をしていると、外から「ここじゃ危ないから、歩道の方まで行きましょう。大丈夫ですか?」という声が聞こえてきました。窓から外を見ると、我家の前の道路に中年(と言うべきか・・・60歳は越えていそうな・・・)の太目の女性が這いつくばっていて、それを助け起こそうと、40歳くらいの女性が、腕を持って、引っ張り起こそうとしています。周りには、助けようとしている女性の子供なのか、小学生くらいの子供が、6人もウロウロしています。
どうも重そうで助け起こせそうにありませんし、どういう状況か分りませんが、転倒などで頭を打っていれば、ヘタに起こさない方がよいことも多いので、様子を見に出てみました。
「救急車を呼んだ方が、良いのではないですか?」と声を掛けてみると、「いえ、多分起き上がれれば大丈夫だと思います」とのこと、「知っている方なんですか?」と聞いてみると、「いえ、通りかかっただけです」なんとも親切な方です。
で、私も様子を見ようと、這いつくばっている女性に近づくと・・・プ~ンとお酒の匂い。なんと、単なる酔っ払いでした。この昼間から・・・。二人がかりで抱き起こして、立たせると、靴が脱げているので穿かせて、服の乱れを直して・・・その間も、女性は二人に体重を預けっ放しという感じで、重い、重い。
助け起こした女性が「家はどっち。家の場所は分る?」とあくまで優しく聞きます。ほとんど聞き取れない声で、ろれつも今一回っていませんが、「あっち」と、顎をしゃくって方向を教えました。介抱する女性も同じ方向に行くとのことで、私はお役御免にしてもらいました。今日の夕方から始まる、町内会の夏祭りに、子供達を連れて行くところだったようです。子供の中でも一番大きな男の子が、酒臭い女性の右腕を担いでくれました。最後の女性の言葉「顔に傷ついちゃった。」少しすり傷があるけど、血も出てないし、大した事無いから心配ないと思うけど・・・いくつになってもやはり女性なんですね。土曜日だし、夏祭りの時期だから、昼間から飲むのも良いのかも知れませんが(羨ましくもありますが)・・・ま~程々にと言う感じでした。
