夜泣きは適切な対策で簡単に治すことができる--理学博士の夜泣き対策--

夜泣きには明確な原因があります。原因はお母さんの生活習慣、育児の仕方などであり、赤ちゃんや幼児にはありません。

便秘解消はサプリや薬でなく食べ物で

2021-12-29 08:22:15 | 便秘

    中谷 勇  元 山形大学教授
     is-nakatani@nifty.com

便秘の根本原因
 普通、排便は排便反射によって可能になります。排便反射を無視すると便秘になります。排便反射を無視する生活を続けて、食べ物の工夫やサプリメント、薬、医者に頼っても便秘は解消しません。
 先ず、正常な排便の仕組みと排便反射について知ることが大切です。消化管の活動が弱っても便秘の原因になります。便秘解消に大切な事は、排便反射を無視しない事、消化管の活動が弱くなっていれば消化管の活動を回復させる事が必要です。
 根本原因に対する対策をしないで、便を軟らかくする薬や下剤、サプリメントなどに頼っても便秘は解消しません。これらの薬は、同じ種類のものの服用を数日続けると効き目が弱くなるか、全く効かなくなります。

排便反射

 正常な排便は、排便反射によって可能になります。通常、排便反射は、1日に1~2回、多い時は3回起きます。その都度、排便が可能になります。一般に、朝食の後5~10分で排便反射が起き、排便したくなります。1日に排便反射が数回起きる場合、2回目以降は必ずしも食事後間もなくとは限りません。規則正しく早寝早起きで、朝食を起床1時間後位に摂る人は、朝食の前後に、それぞれ排便反射が起きる事もあります。早寝早起きは健康だけでなく、排便のためにもよいのです。

歳を重ねると消化管の活動が弱くなる
 一般に、高齢者は消化管の活動が弱くなりがちです。消化管の活動が弱くなると、消化管の内容物を肛門の方へ送る力が弱くなり便秘になります。日頃、散歩など適度の運動に努める事や便秘体操をするなど工夫しましょう。

便秘解消に良いと言われている食べ物
 便秘解消に良いと言われている食べ物もいろいろありますが、根本原因に対する対策をしないで食べ物に頼っても効果はないでしょう。原因に対する対策をして、便秘解消に良いと言われている食べ物も検討しましょう。
 便秘解消に良いと言われている食べ物は、いろいろな種類が有るが、多くのものは薬と同様、数日食べ続けると体(身体)が慣れて効かなくなります。しかし、食べ物によっては食べ続けても効果が持続するのがあります。

薬や食べ物は個人によって効果は異なる
 薬や食べ物も個人差や同じ人でも体調や今までの食習慣などで効果が異なる事があります。ある人には、便秘解消によく効く食べ物であっても他の人には全く効かない事があります。いろいろな食べ物でご自分に良いものを探す事が大切です。

センナ茶

 センナ茶は、ドラックストアなどに売っています。センナ茶は、消化管に分布している神経を刺激して、消化管の活動を活発にする作用があります。神経を刺激するが故に、センナ茶を飲むのには注意が必要です。飲み続けると神経が障害を起こす危険があります。

 詳しい事は、以下の電子本に記載しました。


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