金曜日に坊から仕事中の私に電話。
あのさー、転んで手をすりむいたんだけどー、
ガーゼってどこにある?
外は雨。こいつは滑って転んだか。
自転車ですっ転んだのかなあ。などと思い、
どのくらい血が出てるの?砂とか入ってない?
ちゃんと洗った?
骨は?他は打ってないの?
と、やつぎばやに質問。
あー、ちょっと血が出てるけど、手だけ。
傷が広いのでばんそうこうでは無理。とのこと。
とりあえず帰りにガーゼ買うわ。と言ってその電話は切ったのだけど、
家に帰って傷口をみると、
右手のひら三か所ずるっと皮がむけて、アスファルトの破片がごろっと入っている。
私が帰るまでに多少皮がくっついたような感じ。
とりあえず、その小石を取ってみよう、と流水で洗うが取れず。
これは医者に診てもらった方が無難だな。てのひらに小石の違和感とか、この神経質な坊には耐えられんだろうから。と診療時間ぎりぎりに電話で受診を確認。
時間外になりますが見ますよー。とのこと。
出る前に坊が、
石、ほとんど取れた。
って。おい。もしかして行かなくてもいいくらいかも、と思いながら、化膿してもこまるのでそのまま皮膚科に行きました。
案の定、このまま様子を見て抗生剤(軟膏とのみぐすり)をもらって帰ってきました。
さて、次の日、実家に行く用事があったので、このことを話したところ、
実家の母は信心深いひとなので、
病気やけがは本人または親が、なにかいけない行いをした結果だと思っており、
今回右側なので、自分の行いで何か反省することがあるのではないか、と叱られて帰ってきた。
怪我や病気は何かのサインだというのはよく言われてきたこと。
左側はご先祖様からのことで、
右側は自分の所業だというのも。
信じる、信じないは人それぞれですが、
そうやって自分の行い、心持ちを確認するのは
自分を見つめるという点ではとても有効だと思う。
でも、人から言われるのはカチンと来たりするんですよね。
というわけで、坊にはなんとなく匂わすかんじで~かもしれないねーと言ってみようかな。
腑に落ちる前に断定されてお前が悪い、って言われると反発したくなるものだしね。
しかし、そんな母も白内障の手術をしてきたところ。
術後があまり思わしくないって思ってるみたいだけど、
たぶんあまり先を見たくないのかも、と直感で思った。
視力は上がっているし、でもまだ安定していないからか。
すぐにメガネをつくりに行きたいんだけどダメなんだって。と、しゅんとしてた。
母がよく言うことばに、
お金でずっと苦労してきた、とかお金がないっていうのがあるんだけど、
親戚の手助けもあり、りっぱな家を5年前に新築して、(今妹と母で返済していますが)
周りに支えられて立派な財産を持っているのにもかかわらず、
借金があるのがくるしいとか、使えるお金がないのに医療費ばっかりかかっちゃって、とか
どよーんとしてる。
私から見れば、親戚、友達など多くの人に囲まれて支えられているのに、
そして、衣食住の食と住はもう安泰なのになあ。
と、うらやましく思う。
もうすこしこの先の人生楽観的に見て行けば
きっと目のトラブルもなくなっていくんだろうけどなー。
って本人には言えないのでここに書いちゃいました。
だって私が言うと何倍にもネガティブなことを言い返してきちゃうので。
その方が確実に目には悪そう。
いろいろ気づきのある出来事でした。