ネタバレありです。
恐るべきギャンブル船が大西洋横断の豪華客船に。
しかし沈むところは同じでした。梶くん……!
絶妙なところで水没するのもいいタイミングですね。多分経験がないことは夢にも見れなかったんだ……と梶くんの恋愛経験値を低く見積もってみたり。
さて、麗しの千聖さんは、次はどんな姿で梶くんの前に姿を現すのでしょうか。
あの伝統的「預け物で約束」パターンは、携帯が壊れても壊れた状態の携帯を受け取りに来るのがお約束なので、きっときっと大丈夫。しかしなんという暗黒天使がそばにいるのか。マルコは梶くんの携帯をどうしたかったのでしょう。実は工具が使ってみたかったという方向の好奇心が勝ったのでしょうかね。
さて、「何日か前」貘さんは「とうとうこの日が」とつぶやき、そして数日後の本日いなくなったのでしょうか。貘さん対蜂名の和向奴書房での対面は、リアルタイムということでよさそうですね。
そして書店にて。
ちび直器と大人蜂名が同時存在する貘さんの胸中。
しかしこのちび直器の語り掛けを読むと、貘さんは創一さんの記憶障害症状を知っているみたいですね。ハルが全部喋っちゃったんでしょうか。
う、今週のハイライトを先に話題にしてしまいました。
しかし謎は深まります。
ちび直器は「彼は別モノ」「彼には何か得たいの知れない危険さを感じる」と大人蜂名を語ります。蜂名というより創一さん本体のことなのかも知れませんが。記憶の状態は、かつてのちび直器と同じ地点まで戻ってるとして、それでもなお「別モノ」になってしまうということは、記憶以外の部分にちび直器以降何か重大なお屋形様として必要なものを獲得した可能性があるということなのでしょうかね?
例えば、和向奴書店での栄羽との連絡以外に、後日別の連絡方法が壱・弐・参立会人と創一さんの間で作られてた可能性は大ですし。和向奴書店での栄羽との連絡以降、壱・弐・参に記憶喪失フォローが移管されてから、創一さんは記憶とは別で脳の動き方に刻まれるようなお屋形様としての重大な何かを得ることがあったのかな、と。
ちび直器の頃はまだ得ていなくて、例えば成人以降、お屋形様拝命以降に継承されるような切間家の何かを持って生きるようになったのでしょうか。
実は、古書店のレジが金堂さんが長髪兄さんに代わっているのを見たとき、「ちび直器くんに殺されたのかな?」とふと考えてました。先週の「貘さんから離れない」は、貘さんを暗殺する布石だったのかなと。でも、そうでもないとしたら、当初大船さんの暗殺に躊躇のなかった大人蜂名とは、シビアさのようなものが違うのかな? と。
これも根拠曖昧な推測ですけど。
何しろまだ、ハルは貘さんを殺すつもりで付き纏っていたのかもしれないですし。
しかし……しかし衝撃な。
先に申してしまいましたが、この人がハルでしたよ。
そのシルエットから梶くんタイプと想像され、「似てたから採用された」「似てるから、いつかハルの影武者にされてハルみたいに殺される」という想像掻き立てて止まなかったハルくんですが。おおなんと……。なんとラスボスが幼い頃の親友ですくぁ……!
ていうか、ふと、常に優等生風のおとなしい髪型をしている蜂名さんが、貘さんと一緒にいる間に梶くん風の髪型にした時期があったのかしら、などと想像がまた。あの無表情な顔にはあまり似合わなそうな髪型ですが。あるいは、そのような精気のない顔をしていたちび直器くんが、ハルとして暮らしている間、別人のような姿格好で過ごしていたりしたんでしょうか。
確かにそうですね。
そういえば1998年は11月23日にハルが貘さんに「俺が殺したようなもん」と言われる日ですし。この時期、貘さんは確実にハルと一緒にいたのでしょう。
そして屋形越えは2年数ヵ月後の2001年4月9日です。
11月23日に貘さんはハルとお別れして、その数年後に屋形越えしてんですね。
てことは、伽羅さんと貘さんの初対面は、ハルと別れた後なのでしょうか。
髪型遍歴を軸に考えると、ハルと初対面の貘さんの髪型は伽羅初対面時と似ています。しかし11月23日の貘さんの髪型は、今に近いですね。
ということから、
1. 伽羅と会う。(すでに賭郎を知ってる)
2. 賭郎会員になる。
3. ハルと会う。
4. ハルと離別。ハルの正体を知って驚愕。
5. 屋形越え(4月9日) かなあ?
しかし。
自然な流れは、
1. ハルと会う。
2. ハルと離別。(賭郎を知る)
3. 伽羅と会う。(後日賭郎会員になる)
4. 屋形越え(4月9日)
ですかね。
まあ髪型はどうとでもなりそうなので、あまり気にすべき要素ではないかも知れません。
それにしてもですよ。
貘さんが創一くんと友達だったと思うと、なんとも胸苦しい展開ですね。
というのは、その後の貘さんの語りで貘さんがハルを非常に大事な友人だと考えていたことが伺えるので。そこから自分なりに連想すると……。
賢さに限った話ではないですけど、突出して能力が高いと、それはそれで孤独なんだろうなあと。同じレベルで切磋琢磨できる相手がいないのは、孤独なことでしょう。
それが、双子のようによく似た能力値を持つ相手と知り合ったら。
気さえ合えば、相当に仲の良い関係になりそうです。おそらくは、他人では代替もできず、他には誰もいない唯一無二の存在でしょう。お互いに。
ちび直器くんにとっても、それが掛け替えのないものだから、当時「力になった」んですよねえ、おそらく。
そして、目の前にいるのに、二度とあの直器くんには会えないわけですね。
それはとてつもない葛藤でしょう。
しかし、それなら直器くんがお屋形様ではなくなれば、直器くんは自由になれる、と。そういうことなのでしょうか。
大人蜂名が、凶悪な冷徹さを増しても尚、大船との友人関係継続を望んでいたように。大人蜂名くんもお屋形様でなくなったら、友達作って自由に遊びたいとも考えられます。
以前の貘さんの「賭郎勝負をしているときが一番安全」も、そう仮定してみても理由がよくわかるかも。なにしろこの人、賭郎のトップシークレットを知ってるのだから。屋形越え負け云々と無関係に、いつ殺されても不思議でない存在ですよね。しかも寄りにもよって夜行さんが殺す側という。なんてデンジャラスな。
とはいえ、なんとなくまだ疑いの目で貘さんを見てしまう。
そんな熱い友情さえも、貘さんにとっては道具に過ぎなかったりしてね、という。そこまで心を荒廃させて目指すものも謎ですが。
さてさて真相はいかに。
しかし、貘さん・アイデアルボス・そして切間創一を手玉に取ったプーヤンて……。歴史に名を残す無理ゲーなのやも。
恐るべきギャンブル船が大西洋横断の豪華客船に。
しかし沈むところは同じでした。梶くん……!
絶妙なところで水没するのもいいタイミングですね。多分経験がないことは夢にも見れなかったんだ……と梶くんの恋愛経験値を低く見積もってみたり。
さて、麗しの千聖さんは、次はどんな姿で梶くんの前に姿を現すのでしょうか。
あの伝統的「預け物で約束」パターンは、携帯が壊れても壊れた状態の携帯を受け取りに来るのがお約束なので、きっときっと大丈夫。しかしなんという暗黒天使がそばにいるのか。マルコは梶くんの携帯をどうしたかったのでしょう。実は工具が使ってみたかったという方向の好奇心が勝ったのでしょうかね。
さて、「何日か前」貘さんは「とうとうこの日が」とつぶやき、そして数日後の本日いなくなったのでしょうか。貘さん対蜂名の和向奴書房での対面は、リアルタイムということでよさそうですね。
そして書店にて。
ちび直器と大人蜂名が同時存在する貘さんの胸中。
しかしこのちび直器の語り掛けを読むと、貘さんは創一さんの記憶障害症状を知っているみたいですね。ハルが全部喋っちゃったんでしょうか。
う、今週のハイライトを先に話題にしてしまいました。
しかし謎は深まります。
ちび直器は「彼は別モノ」「彼には何か得たいの知れない危険さを感じる」と大人蜂名を語ります。蜂名というより創一さん本体のことなのかも知れませんが。記憶の状態は、かつてのちび直器と同じ地点まで戻ってるとして、それでもなお「別モノ」になってしまうということは、記憶以外の部分にちび直器以降何か重大なお屋形様として必要なものを獲得した可能性があるということなのでしょうかね?
例えば、和向奴書店での栄羽との連絡以外に、後日別の連絡方法が壱・弐・参立会人と創一さんの間で作られてた可能性は大ですし。和向奴書店での栄羽との連絡以降、壱・弐・参に記憶喪失フォローが移管されてから、創一さんは記憶とは別で脳の動き方に刻まれるようなお屋形様としての重大な何かを得ることがあったのかな、と。
ちび直器の頃はまだ得ていなくて、例えば成人以降、お屋形様拝命以降に継承されるような切間家の何かを持って生きるようになったのでしょうか。
実は、古書店のレジが金堂さんが長髪兄さんに代わっているのを見たとき、「ちび直器くんに殺されたのかな?」とふと考えてました。先週の「貘さんから離れない」は、貘さんを暗殺する布石だったのかなと。でも、そうでもないとしたら、当初大船さんの暗殺に躊躇のなかった大人蜂名とは、シビアさのようなものが違うのかな? と。
これも根拠曖昧な推測ですけど。
何しろまだ、ハルは貘さんを殺すつもりで付き纏っていたのかもしれないですし。
しかし……しかし衝撃な。
先に申してしまいましたが、この人がハルでしたよ。
そのシルエットから梶くんタイプと想像され、「似てたから採用された」「似てるから、いつかハルの影武者にされてハルみたいに殺される」という想像掻き立てて止まなかったハルくんですが。おおなんと……。なんとラスボスが幼い頃の親友ですくぁ……!
ていうか、ふと、常に優等生風のおとなしい髪型をしている蜂名さんが、貘さんと一緒にいる間に梶くん風の髪型にした時期があったのかしら、などと想像がまた。あの無表情な顔にはあまり似合わなそうな髪型ですが。あるいは、そのような精気のない顔をしていたちび直器くんが、ハルとして暮らしている間、別人のような姿格好で過ごしていたりしたんでしょうか。
確かにそうですね。
そういえば1998年は11月23日にハルが貘さんに「俺が殺したようなもん」と言われる日ですし。この時期、貘さんは確実にハルと一緒にいたのでしょう。
そして屋形越えは2年数ヵ月後の2001年4月9日です。
11月23日に貘さんはハルとお別れして、その数年後に屋形越えしてんですね。
てことは、伽羅さんと貘さんの初対面は、ハルと別れた後なのでしょうか。
髪型遍歴を軸に考えると、ハルと初対面の貘さんの髪型は伽羅初対面時と似ています。しかし11月23日の貘さんの髪型は、今に近いですね。
ということから、
1. 伽羅と会う。(すでに賭郎を知ってる)
2. 賭郎会員になる。
3. ハルと会う。
4. ハルと離別。ハルの正体を知って驚愕。
5. 屋形越え(4月9日) かなあ?
しかし。
自然な流れは、
1. ハルと会う。
2. ハルと離別。(賭郎を知る)
3. 伽羅と会う。(後日賭郎会員になる)
4. 屋形越え(4月9日)
ですかね。
まあ髪型はどうとでもなりそうなので、あまり気にすべき要素ではないかも知れません。
それにしてもですよ。
貘さんが創一くんと友達だったと思うと、なんとも胸苦しい展開ですね。
というのは、その後の貘さんの語りで貘さんがハルを非常に大事な友人だと考えていたことが伺えるので。そこから自分なりに連想すると……。
賢さに限った話ではないですけど、突出して能力が高いと、それはそれで孤独なんだろうなあと。同じレベルで切磋琢磨できる相手がいないのは、孤独なことでしょう。
それが、双子のようによく似た能力値を持つ相手と知り合ったら。
気さえ合えば、相当に仲の良い関係になりそうです。おそらくは、他人では代替もできず、他には誰もいない唯一無二の存在でしょう。お互いに。
ちび直器くんにとっても、それが掛け替えのないものだから、当時「力になった」んですよねえ、おそらく。
そして、目の前にいるのに、二度とあの直器くんには会えないわけですね。
それはとてつもない葛藤でしょう。
しかし、それなら直器くんがお屋形様ではなくなれば、直器くんは自由になれる、と。そういうことなのでしょうか。
大人蜂名が、凶悪な冷徹さを増しても尚、大船との友人関係継続を望んでいたように。大人蜂名くんもお屋形様でなくなったら、友達作って自由に遊びたいとも考えられます。
以前の貘さんの「賭郎勝負をしているときが一番安全」も、そう仮定してみても理由がよくわかるかも。なにしろこの人、賭郎のトップシークレットを知ってるのだから。屋形越え負け云々と無関係に、いつ殺されても不思議でない存在ですよね。しかも寄りにもよって夜行さんが殺す側という。なんてデンジャラスな。
とはいえ、なんとなくまだ疑いの目で貘さんを見てしまう。
そんな熱い友情さえも、貘さんにとっては道具に過ぎなかったりしてね、という。そこまで心を荒廃させて目指すものも謎ですが。
さてさて真相はいかに。
しかし、貘さん・アイデアルボス・そして切間創一を手玉に取ったプーヤンて……。歴史に名を残す無理ゲーなのやも。