ご来場頂いた皆様、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
なかなか一人一人の方とゆっくりとお話しすることが出来なかったことが心残りです。
今年はヴァイオリンをメイン楽器として展示会を催すということで、注文製作の楽器とは別にコツコツと半年かけて展示会用にヴァイオリンを作りました。
私は楽器にかならず名前をつけています。言葉では表現しにくいのですが、製作中に楽器から伝わってくる個性が在り、このヴァイオリンは女の子だなぁ。と感じました。
中之島中央公会堂の近くにあるバラ園にちなんで【 ROSA ~ローザ~ 】にしました。
モデルは20世紀前半ミラノで活躍した弦楽器製作家ジョゼッペ・オルナーティがストラディバリのモデルを元に改良したものです。
特に低弦の力強い響きとバランスの良さが特徴で、音響面・美的面共に完成されているモデルだと思います。
さらに今年からは展示作品の中からヴァイオリニストが選らんだものを使ってミニコンサートが行われるという楽しいイベントもありました。
さてそのROSAちゃんですが、全38台中のベスト5に選ばれ、ヴァイオリニストに演奏してもらえるという幸運に恵まれたのでした。
しかも二日目の最終コンサートでトリを務めることに!!
ギターとのデュオ生演奏を聴くのは初めてだったのですが、雰囲気があってとっても素敵でした。
ヴァイオリニストの方は毎回楽器が代わって、しかもそれでコンサートを行うという非常に難しいことをこなされていて、やっぱりプロだわぁ。と心底感動しました。
なによりうれしかったのは、ヴァイオリニストの方のドレスが偶然にも「赤いバラ(=ROSA)」だったこと。
いいデビューを飾れました。
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yoko

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