こちらの家は石膏の壁で出来ており、基本は白色です。
そしてそのまま白で使用してもいいですし、色を塗ってもいいのです。
私達の家は、腕とセンスが抜群にいいと噂の塗装職人さんにおねがいしました。
まず初めにご紹介いただいた方からは「Pittore:画家」と呼ぶようにと注意を受けました。本来は(Pittore degli bianchi:直訳すると、白塗り画家?!)なのですが、フルで呼ぶと機嫌をそこねるので途中で止めておくように、とのことでした。
壁に色を塗ることに初心者な私は何も分からず、素敵な住居にしたいとプロの意見を大いに取り入れることにしました。
まずはサロンの色決めですが、玄関から入って空間を広く見せるために四面を同じ色にするのではなく、向かい合った壁どおしを同じ色にして奥行きを出すことと、テッラフィオレンティーナという筆手法にしてもらいました。

写真は色を入れる前の状態です。~つづく~