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Scalable Vector Graphics等,不定期

<paint>

2006-09-26 | 仕様
<paint>型は、strokeプロパティやfillプロパティで色を指定する値の型です。

<paint>型の値は、none、currentColor、<color>、<FuncXMLRI>、<system paint>のいずれかです。

noneは、塗らないことを表します。
currentColorは、現在のcolorプロパティの値を表します。
<color>は、sRGB色空間の色を表します。
<FuncXMLRI>は、色を指定するIRI(Internationalized Resource Identifier)を表します。
<system paint>は、システムによって決まる色(背景色やハイライトの色等)を表します。

sRGB色空間の色を表現する方法は、いくつかあります。
#とそれに続く3桁の十六進数を利用する方法は、3桁の十六進数が1桁ずつ赤、緑、青の値を表します。赤、緑、青それぞれについて2つの桁が同じ値として2桁に拡張し、それぞれの値を2桁の十六進数で表して1つの色を表します。この方法は、4096色を表現することができます。
例えば、
#6CF
のように書けば、#66CCFFを表し、赤が102緑が204青が255となります。
#とそれに続く6桁の十六進数を利用する方法は、6桁の十六進数が2桁ずつ赤、緑、青の値を表し、1つの色を表します。この方法は、16777216色を表現することができます。
"rgb("と")"にはさまれる3つのカンマ区切りの整数値を利用する方法は、3つの整数値がそれぞれ赤、緑、青の値を表します。それぞれの値は、0から255までの整数値になります。この方法は、16777216色を表現することができます。
"rgb("と")"にはさまれる3つのカンマ区切りの%値を利用する方法は、3つの%値がそれぞれ赤、緑、青の値を表します。それぞれの値は、0.0%から100.0%までの値になります。
16色のカラーキーワードを利用する方法もあります。
カラーキーワードのblackを例にとれば、#000、#000000、rgb(0,0,0)、rgb(0%,0%,0%)、blackの5つの表現方法があります。