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Scalable Vector Graphics等,不定期

solidColor

2007-01-03 | 仕様
solidColor要素は、ペイントサーバを定義する際に使われます。

solidColor要素によって、不透明度の設定された単色を提供する組み込みペイントサーバが定義されます。
定義されたペイントサーバは、同一リソースから参照されます。
パラメータとして、色と不透明度を指定します。

色を指定する属性がsolid-colorです。
不透明度を指定する属性がsolid-opacityです。

solid-color属性の値は、"currentColor"、<color>、もしくは"inherit"です。
currentColorは、現在のcolorプロパティの値を表します。
<color>は、sRGB色空間の色を表します。

solid-opacity属性の値は不透明度を表す値、もしくは"inherit"です。
不透明度を表す値は、0.0(完全に透過)から1.0(全く透過しない)までの値になります。
0.0から1.0の範囲に収まらない値が指定された場合は、0.0(0.0よりも小さな場合)あるいは1.0(1.0よりも大きな場合)として扱われます。

例えば、
<solidColor xml:id="solidColor00" solid-color="red" solid-opacity="0.5"/>
のように書けば、不透明度0.5の赤を提供するペイントサーバが定義されます。このペイントサーバは"solidColor00"という名前で参照することができます。

solid-color属性は指定されない場合は"black"として扱われます。すなわち、黒となります。
solid-opacity属性は指定されない場合は"1"として扱われます。すなわち、全く透過しません。