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Scalable Vector Graphics等,不定期

fill

2006-09-24 | 仕様
fillプロパティは、図形の内部の色を指定する際に使われます。

fillプロパティによって、描かれる図形の内部を塗りつぶす色が指定されます。
SVG Tiny 1.2では外部のCSSをサポートしていないので、fillプロパティの値を指定する場合はfill属性を利用します。

fill属性の値は<paint>型(もしくは"inherit")です。
(11.2節の記述によれば、inheritも<paint>型に含まれるような、含まれないような。。。)

例えば、
fill="red"
のように書けば、fill属性の付いた要素によって描かれる図形の内部が赤で塗りつぶされます。

"none"が指定された場合は、その図形の内部は塗りつぶされません。

fill属性がない場合は"black"として扱われます。すなわち、黒で塗りつぶされます。

図形の内部は、輪郭線とfill-ruleプロパティの値によって決定されます。
polyline要素やclosepath命令のないパスデータによって描かれる開いた図形の場合は、閉じるものとして内部を決定します。

例えば、
<polyline points="10,10 50,50 90,10" />
によって描かれる図形の内部と
<polygon points="10,10 50,50 90,10" />
によって描かれる図形の内部は同じになります。