「小さな違い」を考えてみた話

好きな城は犬山城です。



こんばんは。О村ライターです。



前に書いたことで
１つ訂正があります。
お魚くわえたどら猫を追っかけるのは、
「陽気なさざえさん」でした。



「ゆかいなさざえさん」は、
買物しようと出かけたはいいが、財布を忘れたさざえさんです。



……どうでもいい？
いえいえ、
「陽気な」と「ゆかいな」は、
似ているけど違います。



もうすぐ受験シーズンですが、
学力テストなんかで明暗を分けるのは、
こういう「小さな違い」を問う問題です。



「ＡかＢか」の違いは、見分けやすい。
そこで少し深めて、
「ＡかＡ´か」という、微妙な違いを、
問題提起するわけですね。



衆議院選挙がありましたが、
候補者の方々は、どなたも、
耳触りのいいことを主張されますので、
「小さな違い」を見分けることがたいへんでした。



わたくし、スポーツメディアの仕事を細々としておりますが、
メディアは、ドラスティックな変化に食いつき、
大げさに取り上げることを好みます。
ケガなどのどん底から復帰するストーリーとか、ですね。
「小さな違い」や、ゆるやかな変化を、
面白く表現し伝えるのは、
大事なことなのですが
簡単ではない。



文章を作る作業など、
いろんな言葉の中から
「小さな違い」を
選択していく作業とも言えます。



日常は「小さな違い」の選択にあふれています。
道を進む時、
「右か左か」より、「右か右斜めか」
を悩むことの方が、多いのではないでしょうか。



と言っておきながら、
ゆかいでも、
陽気でも、
どっちでもいいんじゃない？
という気分の時があるのもたしかです^^;。