舞台は戦国時代から1000年以上遡りまして〜
由来がとても古い神社に行ってみました。
交野市の磐船神社です。
神社は神道ですが、
簡単に言うと大きく2系列に分けられ、
自然神道と国家神道があります。
国家神道は伊勢神宮や天皇家につながる方ですね。
歴史的には自然神道の方が当然古いです.
山や大岩や滝等が崇拝対象であり、どちらかと言うとアミニズム(精霊崇拝)に近いものです。
(紀伊半島に多い、磐船神社も同じ)
岩岩岩!
天孫降臨の神話の時代
初代神武天皇より前の時代に、
饒速日尊(ニギハヤヒ)が天の磐船に乗って、
つまり岩の船に乗って舞い降りてきた場所
SFチックなところが面白い!
この一族と後から来た侵略者(笑)の初代神武天皇(に成る)との戦いが生駒山であり、
一度目は神武が敗退して、ぐるっと船で紀伊半島を回って、太平洋側から上陸して半島を抜けて、吉野⇒宇陀⇒奈良盆地に入った事になっています。
奈良盆地に居たニギハヤヒやナガスネヒコは、恐らく先に来ていた出雲系の人たちで、
遠い同族ですから、どちらかが滅びるまで戦わずに国譲りの神話になったと考えるのが、矛盾が無い〜
(ですから出雲大社だけは、独自の崇拝を長い歴史にわたって現在迄維持出来た)
(奈良盆地屈指の古さの大神神社も祀っているのは出雲系で天皇系では無い)
[此処らの歴史はハッキリしませんが]
ナガスネヒコは抗戦したものの敗北し、諏訪に逃げ、ニギハヤヒは神武天皇に下り物部氏の先祖になり物部氏が、⇒もののふ,武士の謂れになったと言われて居ます。
まだ初詣の人で駐車場が一杯でしたね~
バイクは便利(^^)v
ここは、巨石の隙間を潜る岩窟潜りが有名です。
しかし、歴史には興味有りますが、崇拝行為に成るらしいのでパス!
歴史は勝者が都合のいいように書き換えますが、それらを色々と読み解きながら考えるのは推理を解くみたいで面白いです。
マァ、私は大学教授や同等レベルの人達に教えて貰ったんですが(笑)
史跡訪ねのプチプチツーリングでした(^^)v