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#アカデミー賞 『トレーニング・デイ』(Training Day)(2001年)

2014-02-10 06:00:00 | 映画専科

アカデミー賞


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Oscar+Text
アカデミー賞(Wikipedia)







『トレーニング・デイ』(Training Day)(2001年)
主演男優賞(デンゼル・ワシントン)



監督

アントワン・フークア


主なキャスト

デンゼル・ワシントン, イーサン・ホーク, スコット・グレン, トム・ベレンジャー, クリフ・カーティス


ストーリー

念願だったロス市警麻薬捜査課に配属された新人刑事ジェイクにとって、今日は勤務初日。彼のパートナーは数々の大物摘発で伝説となり、憧れの存在でもあるベテラン刑事アロンゾだ。やや緊張の面持ちでアロンゾと待ち合わせたジェイク。だが、のっけから唖然とさせられる。「か弱い子羊でいるか、獰猛な狼になるのか、それを選べ」。そう言うと、アロンゾは押収した麻薬をジェイクに吸わせる。意識を朦朧とさせながらアロンゾの捜査に同行するジェイク。そこで彼が見たものは職権乱用による過剰暴力、脅迫、証拠のでっちあげ、どんなモラルも通用しない犯罪捜査の最前線だった。翻弄するジェイクをよそにアロンゾの行動はエスカレートしていく。そんななか、アロンゾの昔なじみの情報屋から、ロシア人によるアロンゾ報復計画を聞き・・・。


レビュー

●個人的には「汚職警官」モノのサスペンス映画の中ではダントツで好きな作品です。
 一人の新米刑事(ホーク)が、地元を熟知したベテラン刑事(ワシントン)の元で麻薬捜査の研修訓練をするのですが、それが「地獄の研修」になってしまいます。
 ベテラン刑事がものすごいカリスマ性で新米を教育していくのですが、主人公が全てを悟ったときの絶望感が苦しいほどこっちに伝わってくるのは、やはりワシントンの神がかり的な演技がすばらしいからですね。いつもザ・アメリカな正義漢の役が多い彼だけに新鮮です。
 ホークも観る側の代弁者となっていて素晴らしい演技でした。
 ラストは、これでもか!というほど、スッキリする最後なので、ストレス解消にもなります
 マフィア系の犯罪モノではなく、ストリート系の犯罪モノ(特に黒人、メキシコ系ギャング)が好きな方は必見の作品です。


出典:Amazon.co.jp



★コメント

○演技派が揃ってますねぇ。見応えのある凄い映画です。ハーレムでの人々の無気味な視線がとても怖かったですねぇ。