ナラティヴ・セラピーによる生まれ変わるための言葉

カウンセラーです。あなたが生まれ変わるための言葉を、ナラティヴ・セラピーによりお伝えします。

生まれ変わるための言葉 1125

2019-05-01 10:16:00 | カウンセリング
お知らせ 北海道地震、東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。

【全ては神の現れ】

「NHK朝ドラ なつぞら」のなつは、剛男の戦死した友の美しい子。川村屋にいるなつと富士子のもとに信哉が駆け込み、咲太郎に会いに行くことになります。昨日の「なつよ明日を信じよう!ね」に続き、今日も最後に「なつよ覚悟はいいか」とうっちゃりへの注意となつへの励ましがナレーションされます。

いまなつは1979年プロ野球日本シリーズ最終戦の9回の裏の広島カープ江夏豊投手のような、うっちゃりの危機にいます。このとき古葉竹識監督はリリーフ投手をブルペンに送ります。

広島カープのファンである夕見子は「古葉監督のしたことは合理的で正しい」と言います。だが江夏投手は「監督は自分を信じないんだ」とムカムカです。そこで衣笠祥雄一塁手は「おれは髪には見放された。だが江夏は髪に見放されていないんだから、神にも見放されないよ」と禿げまします。古葉監督は合理的な判断を、衣笠一塁手は神を信じます。

だがあのとき「合理的な判断か、神を信じるか」は古葉監督や衣笠一塁手だけではなく、全ての広島カープの側の人々の迷いでした。その迷いの一方を現したのが古葉監督であり、その一方が出たからこそもう一方の衣笠一塁手の「神を信じる」も引き出され現れ、江夏投手は神がかりなウエストボールを投げてうっちゃりを挫きます。このように神がかりなウエストボールは直接は江夏投手により少し前は衣笠一塁手、もともとは古葉監督によりクリエイトされました。間違いなく、3人とも神の現れです。

最後に「なつよ覚悟はいいか」と今日もうっちゃりへの注意となつへの励ましがナレーションされましたが、古葉監督も含めた全ては神の現れなんだという自覚が全てを救います。









生まれ変わるための言葉 1124

2019-05-01 07:21:35 | カウンセリング
お知らせ 北海道地震、東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。

【明日を信じる】

「NHK朝ドラ なつぞら」のなつは、剛男の戦死した友の美しい子。行方がわからないなつの兄咲太郎を探すため、なつと富士子は十勝から東京にやってきます。新宿の有名なパン屋川村屋の店主である光子に出会いますが、なぜか最後に「なつよ明日を信じよう!ね」と光子からのうっちゃりへの注意となつへの励ましがナレーションされます。

夕見子は、また「高瀬さんて何あの人!『平成を大いに引きずりながら、令和も大いに頑張っていこうと思います』だって」と語り、「今日の新聞のチラシに『私もこの服は7年も着ているんですよ。汗かくとその良さを実感します』とあったの」と続き、「さっきの高瀬さんの『平成を大いに引きずりながら、令和も大いに頑張っていこうと思います』という言葉から、この人は奥さんが病気だったから7年も同じ服を洗濯もしないで着ているのかと思っちゃたの」と結びます。

皆は、また「夕見子、そんなこと言っちゃいけません」「高瀬さんは、『私たちは7年も同じ服を着ているような面もあります。その服を大洗濯するようになつも前に進むことにより兄咲太郎との関係を大洗濯するので、令和も【TⅤ なつぞら】をお楽しみに』と言っているの」と伝えます。

こころの芯で明日を信じられなければうっちゃり負けになるかもしれませんし、うっちゃられても立ち上がれません。「なつよ明日を信じよう!ね」という言葉はなつだけではなく、令和を迎えた人すべてへの言葉です‼明日を信じることは大切です‼