追記
シモンはこの後、パルポウィルス感染症が発症し6月28日にその短い生涯を終えました。
シモンの思い出は楽しい事ばかりでしたが、たった1週間の思い出だなんて切な過ぎる。
それでもウチに来て幸せだったと感じてシモンが旅立って行った事を願いたいと思います。
奇しくもその日は保護して1年足らずで去年亡くなったノエルの命日でありました。
合掌。
ウチはペットはイヌ派の家なのだが、愚妻は3年ほど前にネゴを飼って以来ネゴ派に転向しやがった。この前も家の近所で怪我をしていた野良おネゴを見つけ保護し飼おうとして捕獲を試みたがてんで捕獲できず、地域ボランティアの人に例え保護出来てもそのおネゴはこの地域のボスおネゴ様で飼育は難しいだろうと言われ諦めた。
んで、つい先日アタシが銭湯帰りにエエコンコロモチで自転車をコイでいると仕事中の愚妻より電話あり。すわ!何事か?と思たら「店の脇で仔ネゴを保護したから急いで家からバスケットを持って来い!」との事。従順なアタシはバスケットを持って京成電鉄の車上の人となり愚妻の美容室のあるお花茶屋へ。
保護されてたのは色んな色が混ざったモザイクの様な仔ネゴでありました。
「すぐ連れて帰り近所の動物病院に見せろ!」との再命令に従い、再び車上の人となり動物病院へ。
フロントラインと虫下しを施してもらい、獣医が言う事にゃ生後およそ1か月半のメスネゴだそうだ。フロントラインの効果が出るまでの24時間は仔ネゴは風呂場に隔離し我慢してもらい、ようやくデビューとなりました。
昨年はブルテリア犬のロックと野良ネゴ上がりのノエルが亡くなるという悲しい年だったが、次に飼うペットは犬でもネゴでも命名権はアタシに有ったので好きなニーナ・シモンに肖り「シモン」と名付けました。ホントはメスならニーナでオスだったらシモンと前々から決めていたのだが、この仔ネゴは「ニーナ」つーガラでは無かったモンで。
小さな命を手に入れるつー事はその喜びと同じ大きさの悲しみも同時に手に入れるつー事を我々夫婦は知っている。しかし、その悲しみ以上の「何か」を小さな命は我々に与えてくれる事も知っている。
小さな命は切なく儚くて、そして何よりも愛おしい。
