コンドームの厚さ

以前、コンドームの薄さについて最近の状況について説明しましたが、今回はその逆の「厚さ」についてです。

厚さなんて言うと「コンドームが厚いことに意味があるのか？」と言われてしまいそうなんですが、これが大ありなんです。

コンドームが厚いといいことがあるんです。それは「長時間」可能なることなんです。
まあ早漏の解決策とも言えるでしょう。

薄さでは０．０３ミリや０．０２ミリでしたが、厚さでは０．１ミリです。これは複数のメーカーでみんな同じようです。０．１ミリですと薄いものの３倍以上ですから相当厚そうに思われますね。でもそこがメーカーの技術力なんです。厚いんだけどそれを感じさせない「柔らかさ」というか「しなやかさ」があるんです。専門的なことは分かりませんが、きっと相当な技術だと思いますよ。ただ単に厚いだけじゃないんです。

各社から出されている「厚さ」自慢のコンドームを紹介します。


まず、厚さをアピールした元祖はオカモトのその名もズバリ「ゴクアツ」です。
発売されて相当期間経ちますが、今でも根強い人気のベストセラー商品です。最近マイナーチェンジをして正確には「ニューゴクアツ」となりました。
カラーがブラックなのもなかなかいいものです。


次に紹介するのはジェックスの「ゼリアコートストロング」、こちらも力強いネーミングですね。オカモトの「ゴクアツ」の同類のコンドームですが、こちらはグリーンカラーです。ジェックス得意のゼリー加工が施されています。
私は、ネーミングとカラーがどうも一致しないような気がしてなりません。


最後は不二ラテックスの「シャポーハード」。こちらもそれなりに強そうです。
こちらは上記の２種と異なり、ただ厚いだけじゃありません。なんと先端だけが０．１ミリの厚さになっているのです。先端が一番敏感だから、その部分を厚くした。しごく当たり前ですが、誰も気が付かなかった盲点をうまくついています。
こちらもカラーはどうしてかグリーンなんです。やっぱりブラックあたりで決めてもらえばもっとよかったなと残念でなりません。

三種とも値段は同じで1500円(税抜)。しかし「ゼリアコートストロング」だけは10個入りで、他の二種は12個いりですから、少し割高です。

早漏なんていわれると男にとって、相当ショックですよね。そんな心配がないように、厚いコンドームが求められるんでしょう。その点で厚さの研究も重要なんでしょう。