前回オカモトのコンドームについている装着方法をご紹介しましたので、今回は他のメーカーのそれを見てみましょう。
まずはナンバー２メーカーの不二ラテックスです。
●不二ラテックスの装着方法
１）コンドームは性器接触前にペニスが勃起状態になってから、ペニスに装着してください。
２）使用直前にコンドームを個別包装内の端によせ、コンドームから遠い端を指で破り、コンドームにキズを付けないように取り出してください。（図１）
３）コンドームには表裏があります。表裏をよく見てから亀頭の上に置きます。（図２）この際、空気を抱きこまないように、コンドームの先端の精液溜まり部分を軽く押さえてください。（図３）精液溜まりのないコンドームの場合は、亀頭先端にピッタリと密着させてください。
４）コンドームを、ゆっくりと両手の指でペニスの根元に向かってころがしながら、根元までかぶせてください。（図４）この際に表裏を間違えると装着ができません。
５）射精後は、すみやかにコンドームを押さえながら、ゆっくりと膣外へ抜き出してください。
６）使用したコンドームは水洗トイレに流さず、各自治体の処分方法に従ってください。
オカモトとほとんど同じでしょ。私は初めてこれを発見したときに、ビックリしました。ライバル会社でも同じように記述しているなんて、あまりないのでは。
どこか違いがないかと細かく見ると細かく見るとありました。
オカモトは「精液溜り」ですが、不二ラテックスは「精液溜まり」です。そうオカモトには「ま」が抜けているのです。まさにマヌケ。
次にジェックスを見ましょう。
●ジェックスの装着方法
１）コンドームは性器接触前にペニスが勃起状態になってから、ペニスに装着してください。
２）使用直前にコンドームを個別包装内の端によせ、コンドームから遠い端を指で破り、コンドームにキズを付けないように取り出してください。（図１）
３）コンドームをよく見て、「内側」がペニスの先端にかぶさるようにしてください（図２）
４）コンドームをペニスにかぶせる時は、コンドームの先端のふくらみ（精液だまり）を指の腹で軽く押さえて空気を入れないようにかぶせてください。（図３）つまんだり、ひねったりするとコンドームを傷つけることがあります。
５）コンドームを、ゆっくりと両手の指でペニスの根元に向かってころがしながら、根元までかぶせてください。（図４）この際に表裏を間違えると装着ができません。
６）射精後は、すみやかにコンドームを押さえながら、ゆっくりと膣外へ抜き出してください。
７）使用したコンドームは水洗トイレに流さず、各自治体の処分方法に従ってください。
これも実によく似ています。３）の部分が違いますが、これは、ジェックスの「表裏区別表示」（個別包装に表裏が印刷されています。因みに表は女性側、裏が男性側と記載されています）の特徴からきていると考えられます。
ここでもちょっと待てよとなりますね。そう「精液だまり」となってます。この表現は各社の自由あるいは主張と言うことでしょうか？
国産メーカー最後にサガミも見てみましょう。
●サガミの装着方法（サガミオリジナル）
１）コンドームは性器接触前にペニスが勃起状態になってから、ペニスに装着してください。
２）コンドームは使用直前にブリスターパック先端を折り、引き上げて取り出してください。このときコンドームに、キズを付けないでください。（図１）
３）コンドームには表裏があります。表裏をよく見てから亀頭の上に置きます。（図２）この際、空気を抱きこまないように、コンドームの先端の精液溜まり部分を軽く押さえてください。（図３）
４）コンドームを、ゆっくりと両手の指でペニスの根元に向かってころがしながら、根元までかぶせてください。（図４）この際に表裏を間違えると装着ができません。
５）射精後は、すみやかにコンドームを押さえながら、ゆっくりと膣外へ抜き出してください。
６）使用したコンドームは水洗トイレに流さず、各自治体の処分方法に従ってください。
みんな似てますね。２）の部分は、サガミオリジナルが個別のブリスターパックに入っているから、ちょっと違いますが、これも製品の特徴からきてますね。そしてサガミでは「精液溜まり」と「ま」がはいってます。ということは、オカモトだけがマヌケ？ということになります。
イラストも全部４つで説明されています。細部は異なりますが、ほとんど同じ。ホントみんな同じにしましょうということでしょうか。
これまでが、国産メーカーでしたので、海外メーカーはどうでしょう。世界シェアナンバーワンのデュレックスを見てみましょう。
●デュレックス
１）ペニスが勃起したら、パートナーに触れる前にコンドームを装着してください。勃起初期にペニスから出る液体にも精子や性感染症菌を含んでいる可能性があります。
２）コンドームを傷つけないように袋の端をやぶり、丁寧にコンドームを取り出してください。
３）コンドームの中に空気が残っていると破れの原因になります。これを防ぐために、コンドームの先端を親指と他の指でしっかりつまみペニスにかぶせてください。この時、ロールリングが外側にあることを確かめてください。
４）コンドームの先端をつまんだままで、もう一方の手でコンドームのロールリングをゆっくり下に下し根元までかぶせてください。性交時には、コンドームがずれないようにしてください。もし、上にずれてきたら、すぐに引っ張ってもとの位置に戻してください。はずれてしまった場合は、新しいコンドームを装着しなおしてください。
５）射精後は、コンドームを押さえながら、すぐにペニスを膣外へ出してください。ペニスが完全に外に出てからコンドームを取ってください。ペニスとコンドームがパートナーに触れないようにしてください。
６）使用したコンドームは水洗トイレに流さず、各自治体の処分方法に従ってください。
やっぱり海外メーカーは違いますね。ちょっと嬉しくなります。イラストもステップ毎に６段階になっています。「精液溜まり」も出てきませんね。「コンドームの先端」という表現はありますが。
代わりと言ってはいけないかもしれませんが、「ロールリング」という専門用語がでてきました。私はこれまでこの言葉を知りませんでした。言われてみれば意味する部分は分かりますがそれをロールリングというんですね。
以上各社のコンドームの付け方を見てきましたが、何と全ての説明に登場するのが
「使用したコンドームは水洗トイレに流さず、各自治体の処分方法に従ってください。」
です。表現も同じです。実はこれが一番大切なことなのかもしれません。皆さんも気を付けて頂ければ幸いです。
まずはナンバー２メーカーの不二ラテックスです。
●不二ラテックスの装着方法
１）コンドームは性器接触前にペニスが勃起状態になってから、ペニスに装着してください。
２）使用直前にコンドームを個別包装内の端によせ、コンドームから遠い端を指で破り、コンドームにキズを付けないように取り出してください。（図１）
３）コンドームには表裏があります。表裏をよく見てから亀頭の上に置きます。（図２）この際、空気を抱きこまないように、コンドームの先端の精液溜まり部分を軽く押さえてください。（図３）精液溜まりのないコンドームの場合は、亀頭先端にピッタリと密着させてください。
４）コンドームを、ゆっくりと両手の指でペニスの根元に向かってころがしながら、根元までかぶせてください。（図４）この際に表裏を間違えると装着ができません。
５）射精後は、すみやかにコンドームを押さえながら、ゆっくりと膣外へ抜き出してください。
６）使用したコンドームは水洗トイレに流さず、各自治体の処分方法に従ってください。
オカモトとほとんど同じでしょ。私は初めてこれを発見したときに、ビックリしました。ライバル会社でも同じように記述しているなんて、あまりないのでは。
どこか違いがないかと細かく見ると細かく見るとありました。
オカモトは「精液溜り」ですが、不二ラテックスは「精液溜まり」です。そうオカモトには「ま」が抜けているのです。まさにマヌケ。
次にジェックスを見ましょう。
●ジェックスの装着方法
１）コンドームは性器接触前にペニスが勃起状態になってから、ペニスに装着してください。
２）使用直前にコンドームを個別包装内の端によせ、コンドームから遠い端を指で破り、コンドームにキズを付けないように取り出してください。（図１）
３）コンドームをよく見て、「内側」がペニスの先端にかぶさるようにしてください（図２）
４）コンドームをペニスにかぶせる時は、コンドームの先端のふくらみ（精液だまり）を指の腹で軽く押さえて空気を入れないようにかぶせてください。（図３）つまんだり、ひねったりするとコンドームを傷つけることがあります。
５）コンドームを、ゆっくりと両手の指でペニスの根元に向かってころがしながら、根元までかぶせてください。（図４）この際に表裏を間違えると装着ができません。
６）射精後は、すみやかにコンドームを押さえながら、ゆっくりと膣外へ抜き出してください。
７）使用したコンドームは水洗トイレに流さず、各自治体の処分方法に従ってください。
これも実によく似ています。３）の部分が違いますが、これは、ジェックスの「表裏区別表示」（個別包装に表裏が印刷されています。因みに表は女性側、裏が男性側と記載されています）の特徴からきていると考えられます。
ここでもちょっと待てよとなりますね。そう「精液だまり」となってます。この表現は各社の自由あるいは主張と言うことでしょうか？
国産メーカー最後にサガミも見てみましょう。
●サガミの装着方法（サガミオリジナル）
１）コンドームは性器接触前にペニスが勃起状態になってから、ペニスに装着してください。
２）コンドームは使用直前にブリスターパック先端を折り、引き上げて取り出してください。このときコンドームに、キズを付けないでください。（図１）
３）コンドームには表裏があります。表裏をよく見てから亀頭の上に置きます。（図２）この際、空気を抱きこまないように、コンドームの先端の精液溜まり部分を軽く押さえてください。（図３）
４）コンドームを、ゆっくりと両手の指でペニスの根元に向かってころがしながら、根元までかぶせてください。（図４）この際に表裏を間違えると装着ができません。
５）射精後は、すみやかにコンドームを押さえながら、ゆっくりと膣外へ抜き出してください。
６）使用したコンドームは水洗トイレに流さず、各自治体の処分方法に従ってください。
みんな似てますね。２）の部分は、サガミオリジナルが個別のブリスターパックに入っているから、ちょっと違いますが、これも製品の特徴からきてますね。そしてサガミでは「精液溜まり」と「ま」がはいってます。ということは、オカモトだけがマヌケ？ということになります。
イラストも全部４つで説明されています。細部は異なりますが、ほとんど同じ。ホントみんな同じにしましょうということでしょうか。
これまでが、国産メーカーでしたので、海外メーカーはどうでしょう。世界シェアナンバーワンのデュレックスを見てみましょう。
●デュレックス
１）ペニスが勃起したら、パートナーに触れる前にコンドームを装着してください。勃起初期にペニスから出る液体にも精子や性感染症菌を含んでいる可能性があります。
２）コンドームを傷つけないように袋の端をやぶり、丁寧にコンドームを取り出してください。
３）コンドームの中に空気が残っていると破れの原因になります。これを防ぐために、コンドームの先端を親指と他の指でしっかりつまみペニスにかぶせてください。この時、ロールリングが外側にあることを確かめてください。
４）コンドームの先端をつまんだままで、もう一方の手でコンドームのロールリングをゆっくり下に下し根元までかぶせてください。性交時には、コンドームがずれないようにしてください。もし、上にずれてきたら、すぐに引っ張ってもとの位置に戻してください。はずれてしまった場合は、新しいコンドームを装着しなおしてください。
５）射精後は、コンドームを押さえながら、すぐにペニスを膣外へ出してください。ペニスが完全に外に出てからコンドームを取ってください。ペニスとコンドームがパートナーに触れないようにしてください。
６）使用したコンドームは水洗トイレに流さず、各自治体の処分方法に従ってください。
やっぱり海外メーカーは違いますね。ちょっと嬉しくなります。イラストもステップ毎に６段階になっています。「精液溜まり」も出てきませんね。「コンドームの先端」という表現はありますが。
代わりと言ってはいけないかもしれませんが、「ロールリング」という専門用語がでてきました。私はこれまでこの言葉を知りませんでした。言われてみれば意味する部分は分かりますがそれをロールリングというんですね。
以上各社のコンドームの付け方を見てきましたが、何と全ての説明に登場するのが
「使用したコンドームは水洗トイレに流さず、各自治体の処分方法に従ってください。」
です。表現も同じです。実はこれが一番大切なことなのかもしれません。皆さんも気を付けて頂ければ幸いです。
私はこの新商品のことを聞いて、思わず「ついに来たか！」を叫んでしまいました。
そして、「リアルフィット」型です。これはペニスにフィットする形で、コンドームを付けた時の見た形がいいです。これまでのコンドームの形では、付けたときに凹凸のない円筒形になってしまいがちですが、こちらは違います。しっかりと亀頭の部分が現れますので、「がんばれよ」と声をかけたくなります。