震災の日、ディスニーリゾートのアルバイトの対応をニュースで見て、感動した。
アルバイトが自らの判断でゲストの頭を守るために防災ずきんの代わりとして販売用のぬいぐるみを配る。
帰宅する事が出来ないゲストのためにお土産のお菓子を配る。雨が降ってくるとぬれないように土産用の袋を配り、防寒のためにビニール手袋を配る。
揺れるシャンデリアのまわりからゲストを遠ざけるためにキャストが「私はシャンデリアの精だから大丈夫」といって安全対策をしながらその場を和ませる。
普通の店のアルバイトは、ただで物を配るなんて発想はないだろう。しかも、地震のときに冷静に判断し客を誘導できるだろうか?
キャストとしてゲストのために何を優先すべきかが自らの判断で出来る。
それはマニュアル通りの対応ではなく、全てはゲストのためにという考えが組織全体に浸透しているからだろう。
どこかの政府も見習わなくてはならないのでは?
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