一部国内証券は、サンケン電気 6707 のレーティング「Neutral」を継続し、今後12ヶ月間の目標株価は従来の280円から370円に引き上げた。
同証券では、車載や白物家電用半導体デバイスの躍進が、CCFL、PMの苦戦を補い、今期の営業損益は従来想定を上回るペースで回復すると予想するという。
特に、車載用では各種センサ、白物家電はインバータ用途が販売好調で、米アレグロとPSIの操業度向上がデバイス部門の営業利益を牽引するとみたそうだ。
一方、CCFLは需要減退に伴う固定費削減を進めるが、韓国や一部国内での事業転換が停滞し、従来想定通り今期以降も営業赤字が続くと予想。PMは今上期の営業赤字が重く通期でも赤字が避け難く、来期以降も年間を通じての黒字体質への転換は難しいと推察するという。
なお、今期の当期純利益は米子会社のストックオプション関係の特別損失計上で、営業利益と比べ低水準に留まる見通しだそうだ。来期以降の全社営業利益は、CCFL、PMは前述の通り厳しい状況が続くとみるが、車載、インバータ用中心にデバイスの好調が継続するとみて従来想定を上方修正したという。(編集担当:山田一)
【関連記事】
銘柄パトロール(1):トヨタ、ブリヂストン、住友鉱山、楽天、カプコンなど
東京株式大引け:円安&外国人買いで大幅高、業種別では33業種中27業種が上昇
銘柄パトロール:メガバンク、ユニ・チャーム、大幸薬品、空運など
サンケン電気が急落、今期営業益の下振れ観測が浮上
銘柄パトロール(1):シャープ、電気化学、JFE、パイロットなど
同証券では、車載や白物家電用半導体デバイスの躍進が、CCFL、PMの苦戦を補い、今期の営業損益は従来想定を上回るペースで回復すると予想するという。
特に、車載用では各種センサ、白物家電はインバータ用途が販売好調で、米アレグロとPSIの操業度向上がデバイス部門の営業利益を牽引するとみたそうだ。
一方、CCFLは需要減退に伴う固定費削減を進めるが、韓国や一部国内での事業転換が停滞し、従来想定通り今期以降も営業赤字が続くと予想。PMは今上期の営業赤字が重く通期でも赤字が避け難く、来期以降も年間を通じての黒字体質への転換は難しいと推察するという。
なお、今期の当期純利益は米子会社のストックオプション関係の特別損失計上で、営業利益と比べ低水準に留まる見通しだそうだ。来期以降の全社営業利益は、CCFL、PMは前述の通り厳しい状況が続くとみるが、車載、インバータ用中心にデバイスの好調が継続するとみて従来想定を上方修正したという。(編集担当:山田一)
【関連記事】
銘柄パトロール(1):トヨタ、ブリヂストン、住友鉱山、楽天、カプコンなど
東京株式大引け:円安&外国人買いで大幅高、業種別では33業種中27業種が上昇
銘柄パトロール:メガバンク、ユニ・チャーム、大幸薬品、空運など
サンケン電気が急落、今期営業益の下振れ観測が浮上
銘柄パトロール(1):シャープ、電気化学、JFE、パイロットなど