それぞれの信仰

早いもので結婚式から一年が経とうとしています。

またまた早いもので親父が亡くなってから一年が経とうとしています。

今回はそのお話を記録を兼ねて、またもしかしたら今後誰かの参考になるかもしれないのであえて書こうかと思います。

親父の遺骨は家庭の事情からお寺に預けてあります。

一年が経つと一年忌というものをやらなければなりません。

去年は、あまりにも急な上に、不慣れな法事ごとと普段連絡を取っていない親戚との調整がありました。
また今年もあります。

ここ沖縄には独特の法事ごとや考え方があり、事を一つ進めるにしても複雑困難な事ばかりです。

もともと親父は家の法事ごともほとんどしていないタイプの人間で、
その流れもあり、
自分も長男の長男ですが盆と正月に顔を出す程度のおつきあいと、実家側のシーミーも一度もいった事はありません。

また親父はその親父（私の祖父元気に健在）とも大変仲が悪く一緒の墓はいかがなものか？？

また親父のくちぐせは「俺が死んだら骨は海にまいてくれ！」でした。

そんな親父の遺骨ですから、この一年間どうしようかと一年忌に向けて色々考えて、最近やっと自分の中で答えが決まってきました。

海に骨をまく　　まさしく親父の言う通りに　　散骨　にしようとおもいます。

少し後ろめたい気持ちもありましたが、友人の「立派に散骨してやればいいんじゃい」の一言に納得し救われる思いでした。

最近は散骨に向けて色々段取りをしているところです。
調べれば調べるほど、沖縄の習慣に基づいたやり方は見つかりません。
また、多少の身内の批判もありますし、嫁が妊婦というのもいかがなものかとありました。
さらに散骨にあたり、船の手配、段取り、粉骨（骨を砂くらいまで砕かないといけない：自分で粉々に処理すると母に話したら残酷と言われました。私的には？？）などここらへんは業者でもやってくれますが、金額もそれなりですのであえて自分で全てを行おうと段取り中です。

私の判断はほぼやる予定で進めてますが、やはり沖縄の伝統的習慣と今後の勉強を兼ねて一度だけそれっぽいとこに聞きにいく事にしました。※私的には聞きにいくとこ自体がうさん臭いのですが。。。
そこでの話を踏まえて、納得いく方向で事を進めようかと思います。

ここ数年は生と死に直面する場面が多々あり、大きな喜びと深い悲しみが入り交じって頭の中をよぎります。それらに繋がって信仰と？？幸せとは？？と色々な事が頭の中を過っていきます！！