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ロートル技術屋の日記

車検の準備2 ヘッドライトの磨き

既に車検は終えているのですが記録として紹介します。

前回の車検時にヘッドライトの明るさが不足気味で曇りを磨いて何とか通したという説明がありました。
ヘッドライトは昔はガラス製でしたが今のものは軽量化のためポリカーボネイトというプラスチックが使われています。
これが太陽光に含まれる紫外線の影響を受けて劣化し着色や曇りが発生します。
この着色や曇りで光が減衰、散乱を起こして前方に照射される光の量が減ります。
これは車検時に検査するときの距離における照度(明るさ)の低下を招くのできれいにしておいた方が余計な部品交換を避けることができます。

ヘッドライトの研磨をネットで検索するといろいろな方法とその利点、欠点が出てきます。

ピカールという金属磨き用の研磨剤を使って研磨するという話やカー用品店で販売されている磨き剤を使う方法などがあります。
お金をかけずにきれいになる方法として重曹を使って磨くという方法がありました。
確かに黄ばみが落ちるようですが、重曹は弱アルカリ性なので良く洗い落としておかないと回りが腐食する恐れがあります。
これを防止するためにクエン酸溶液を作って中和させている人もいるようです。
この中和ということを知らずに混ぜた方が良いのかというようなことを考えている人がいるようですがおそらく効果を減らすことになると思います。
本来、酸とアルカリを混合するのは危険なので混ぜてはいけないものです。
クエン酸と重曹ならどちらも”弱”がつくのでそれほど危険ではありませんが、
これが例えば水酸化ナトリウム溶液と硫酸や塩酸だったら混ぜたとたんものすごい発熱が起こり爆発が起き周囲に溶液が飛び散って大変なことになります。

余談が長くなってしまいましたので本来の話に戻します。

磨くのは良いのですがその後、保護用のコーティングをしてやらないとすぐに劣化するという話のようです。

コーティング剤とセットになっているものを探して、価格が安く(送料込み1,100円)評判が良いDF-Zero-One 激艶Premiumヘッドライトコーティングシステム お試しミニサイズセットを試してみることにしました。


使い方は以下の通りです。 
ゴム手袋をしてクリーナーをヘッドライトのレンズに塗り広げます。
20~30秒後にぬらした布でふき取ります。
ふき取った布は黄色っぽくなります。
曇りが取れなければ繰り返せばきれいになるようです。

クリーニングした前後の画像がこちらです。(左がクリーニング前、右がクリーニング後)




左はイマイチですが右はかなりきれいになりました。
きれいになったらコーティング剤をティッシュペーパーにしみこませて薄く塗り広げます。
約1日乾燥させなければいけないので天気予報を確かめて、夜露の事を考えると朝のうちに作業するのが良さそうです。

お試しミニサイズですが2回ぐらい使えそうで、値段も送料、税込みで1,100円ですので気軽に試せますね。

この準備をしたにも関わらず実際の車検では失敗に終わってしまいました。
その顛末は別の記事で紹介します。


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