マイナポイントの手続きをしていなかったので手続きの準備をすることにしました。
おサイフケータイ機能(NFC:近距離無線通信 ≓非接触ICカード読み取り機能)を搭載しているスマホであればスマホだけで手続きできるのですが、残念ながら私が使っているスマホにはおサイフケータイ機能がありません。
1回目のマイナポイント申請の際は勤務先から支給されているスマホにアプリを入れて手続きしました。
以前、300円ほどで購入した中古の非接触ICカードリーダーSONYのFerica RC-S320を見つけたのでこれを使ってPCで手続きしてみることにしました。
いつ買ったのか忘れているくらい、USBケーブルが黄ばんでいるので、多分、10年以上前に入手したものと思います。
買ってはみたものの使っていませんでした。
古すぎるものは最新のOSで使えない場合が多いので「RC-S320 Windows10」で検索したところ、nacksさんのこちらの情報がありました。
日付を過去の日付に設定してからドライバーをインストールすればWindows10で使えるという話です。
早速、試そうとSONYのダウンロードページでドライバーを手に入れようとしたのですが…。
残念ながら昨年の6月で提供終了となっていました。
ドライバーが手に入らなければ動作させることができません。
でも、ここであきらめるのは早いです。
世の中には便利なところがあります。
世界中のWEBサイトの情報を保存している「インターネットアーカイブ」と呼ばれるところがあります。
中でも有名なのが「ウェイバックマシン (Wayback Machine)」で古くてリンク切れしているような情報を閲覧するときによく使っています。
ホームページの内容だけでなくドライバーやアプリケーションなどのソフトウエアも保管されている場合が結構あります。
今回もウェイバックマシンで上記のSONYのアドレスを入力、検索してみると2021年の11、12月と2022年の1月のデータが保存されていました。
いずれからもドライバー(サポートソフト)をダウンロードできました。
日付を戻さなくてもインストールできているような情報もあったのでそのままサポートソフトをインストールして接続してみたところ問題なく認識しました。
nacksさんが試された時よりも新しいバージョンのドライバー(サポートソフト)だったという事なのでしょう。
ICカードの情報を表示するSONYのSFCard Viewer 2をダウンロード、インストールしてPASMOの情報を表示できることが確認できました。
このPASMOはしばらく使っておらず、残高があるようなので使い切ろうと思います。
メーカーとしては古いものを使うのはあきらめてもらい新型を購入してほしいのでしょうけれど、使える物を捨てさせてしまうのはどうかと思います。
サポート終了で質問等は一切受け付けないという条件でよいのでせめて必要なソフトウエアをダウンロードできるようにしておいて欲しいものですね。
今回はインターネットアーカイブでドライバー(サポートソフト)をダウンロードできたので助かりました。
インターネットアーカイブ上のデータはいつ消えてもおかしくないのでダウンロードしたソフトはカードリーダーと一緒に保管しておこうと思います。
SDカードやUSBメモリのデータは数年で消えてしまうのでCD-RやDVD-R、できれば-RWタイプに書き込んで保管するのが良さそうです。
CD-RやDVD-Rが出始めのころは耐久性に不安がありましたが20年以上前のものでも読み込めなくなっているものは少ないので私が生きているうちは-Rでも大丈夫そうです。
非接触ICカードリーダーが動いたのでマイナポイントの申請をしようと思います。