2008年5月から、エチオピア産の珈琲豆「モカ」の輸入がストップしているのをご存知でしょうか。
現在も、「モカ」の輸入正常化のめどは立っていません。
大手珈琲企業でもモカを使った業務用商品の販売を停止し、ブレンドコーヒーの一部もモカ以外の豆で
代替し始めています。
日本全国の珈琲市場から「モカ」の名が消える可能性も、少なからずあるのです。
そこで、なのですが・・・。
「モカ祭り」開催します。
定番珈琲「モカ イルガチェフ」
特選珈琲「モカ イディド ナチュラル」
特選珈琲「エチオピア カッファ G2」
3種類、揃えました。
定番珈琲「モカ イルガチェフ」
エチオピアモカの最上グレードであるモカ・イルガチェフ。モカ・イルガチェフはエチオピアで
「しっかりした種」という意味でエチオピア原種の珈琲豆。
標高1500~1800mにあるイルガチェフ地区は高山故に大量生産が不可能でエチオピアの珈琲豆
生産量のわずか05%しか生産されておりません。
水洗方式で精製される香りは“ワインのよう”“柑橘系のよう”と形容される上品な爽やかさです。
特選珈琲「モカ イディド ナチュラル」
エチオピアにおいて、世界一の高品質を誇ると言われている、イルガチャフェ地区の中でも、優良な
農家が集積するイディド地区、その限られた地区で栽培された珈琲豆です。 限られた地区だけに、
数量も非常に限られています。
完熟したレッドチェリーだけを非水洗式工程(ナチュラル)により天日乾燥。芳醇でシトラス系
(シトラス系とはいえ甘さ内包)の、アロマ際立つ逸品に仕上がりました。
エチオピア・モカでも、これまでにない美しい薫りをもった芳香抜群な珈琲です。
ナチュラルとしては異例のG1(グレード1)規格を取得。
PCCA(Pacific Coast Coffee Association)というアメリカの団体が主催する、世界中の珈琲が対象の
カップコンテストにおいて、2006年に優勝の栄誉に輝きました。
特選珈琲「エチオピア カッファ G2」
エチオピア連邦民主共和国はアフリカ最古の独立国で、国土の大部分が2000~3000㍍のアビシニア高原と
なっており涼しく、雨量も多い熱帯雨林に覆われた自然豊かな国です。
また、エチオピアは珈琲発祥の地ともいわれており、羊が珈琲の実を食べて興奮しているのを見た人間が
自分も食べてみたことから、珈琲を口にするようになったという伝説がのこっています。今でも、エチオピアの
人々は日常的に珈琲を飲み、集会や祝い追悼の儀式などにも珈琲は用いられています。
エチオピアの古くからの珈琲の産地がカッファ(Kaffa)という地域であり、Coffee(珈琲)という呼び名の語源に
なったという説があります。珈琲の故郷カッファのモカをお楽しみください。
エチオピア カッファG2は今回初めて扱う珈琲。
どんなお味だろう…。と思って、早速試飲してみました。
あ、フルーティー。そして後味スッキリ。もっと飲みたくなるような感じ。ちょうど、イディド(完熟)と
イルガチェフの中間の風味。個人的な見解ですが。
「モカ」だけでも、珈琲の世界は奥深いです。どうぞ、飲み比べてみてください。