18日の山陽新聞朝刊に載っていた渡辺おさむさんのスイーツデコアートの展示を見に、大原美術館へ行きました。
渡辺おさむさんのOHARA-DECO、本当に良かったです!アクリルや樹脂粘土で作られたスイーツのパーツを組み合わせた美味しそうな立体作品を堪能してきました。この画像(チラシ)のカエルさんはモネの睡蓮の前にありました。カエル好きには垂涎ものの美味しそうなスイーツデコアートでした!
目はブルーベリーなんですが、付けまつげしてるように見えます。かわいい
他にも、ロダンの考える人、ダビンチのモナリザ、ルノワールの「レースの帽子の少女」などの作品とコラボした、美味しそうなおさむさんの作品を楽しみました。
6月17日まで!
大原美術館は実に20年振りに行ったのですが、本館に入ってすぐの児島虎次郎の「和服を着たベルギーの少女」に先ず釘付け。高梁の成羽美術館の児島虎次郎展を見たばかりだったのでご縁だなと。大原美術館=児島虎次郎と言っても過言じゃないので、当然なんですけどね。
それから藤田嗣治の「舞踏会の前」面相筆の繊細なタッチに魅力されました。第二次世界大戦中に従軍画家として嫌々ながら戦争画を描いたことを話題にしたばかりだったので、これも今日を予感していたのかと思いました。
エルグレコの「受胎告知」はやはり格別。薄暗い部屋の、濃い青のビロードの壁に一枚だけ別に展示され、ライトで照らし出された受胎告知。息が止まるようでした。
20年前に買った絵はがきはお店で飾っているので、次は何にしようかなと時々眺めています。他の美術館展で買ったはがきと一緒にしてるのですが、たくさんの絵を観ながら、あれも、これも、大原美術館だったのかと思いました。実物の絵を大きなサイズで観て更に感動でした。
涙が流れて止まりませんでした。こんな素晴らしい美術館が地元にあるなんて。誇りですね。
一度だけ眺めるのはもったいなくて、逆流して何回も本館の中をウロウロ見て回りました。怪しい人だったでしょうね
逆流した事で、一度だけでは気づかなかった場所に展示されてた作品を発見したりできました。
おかげさまで、良い休日を過ごすことができました。