ひなげし日記

本と映画とお芝居と…

解体終了近し。今日は我が家の事。

2017年11月27日 | 日記

2,3日忙しく、外を見る間が無かった。すっきり、サッパリになったのは、チラリと。車からも少し。今は幕も取っ払われ、向こう側の温室なども見える。一軒の歴史があるお家が、住む人がいなくなるとこうも跡形無く消えてしまうんだ。あとは何が建っていたかもいつの間にか忘れられてしまう。近所だからこそ分かるけれど、他の地域だといつもよく見ていた建物が無くなってしまうと、「ここには何があったっけ?」だものな。

我が家の事。

刈ってもらった西の田んぼの草を焼くことにする。田の直ぐ側の方から「草を焼かれるなら手伝いますよ」と声をかけられた。見た目も良くないし、迷惑かけてるだろうなと気になっていながら、なかなか行動に移せていなかった。家の責任だから何とか自分でと思うが、春にやって一人じゃどうしたって無理なのが分かってるので子どもたちに相談する。どの子も直ぐいつなら空いてると返事くれ、26日日曜日に決まる。長女の婿は単身赴任なので来られない。後は全員集合、孫たちも。やっと可愛くなってきている孫たちにも会える。

昼は、同じ日にあるAまつり用にカレーを頼まれているので、そのついでに同じものにする。まつり用は1日早く取り掛かり、2度に分けて一杯作り25日に友の家に運ぶ。こっちは材料を届けてもらっていたから楽だ。我が家のは25日に出るついでに買い込む。12人分。こっちはお鍋1ぱいで足りるだろう、でも、子どもたちには甘口、大人は辛口に。サラダも作るが生のきゅうりで腹痛を起こす子もいるので、これも入ったのと入らないのとに分けなければ。下ごしらえだけ済ませ仕上げは明日に。

朝早くだと霜が降りたり露があるので11時集合にする。田に何がいるか分からないから長靴でと念を押す。シルバーさんが言われた毒蛇のことがずっと頭から去らない。もし、まだ、刈った草の下にいたら・・・ 孫たちには田の方へ行かせないように言うつもりだが。

みなシッカリ作業ができる服装でやって来る。次女宅のT君はいつも部活で忙しいが、今日は一緒だった。これも嬉しい。犬もつれて来られ大はしゃぎだ。相変わらずしつけは覚えられてないらしく、大声で鳴くは言うことはきかないはで、走り回り飛びつき嬉し鳴きしまくり。途中田の方へ行って、捕まえるのにソーセージ(焼くか茹でるか、火を通してないとダメ)が要るという。手のかかる犬だ。とうとうつながれて大声で鳴きまくっていた。孫たちも中や外と忙しく遊んでいる。みんな揃うことはめったにないので嬉しいのだろう。2歳の子も一人前にくっついてまわっている。

先に子どもたちに食事をさせる。美味しい美味しいとおかわりしてくれる。3合炊いた方は殆ど空になっていた。2歳の子は一人で食べていたが途中から遊びだすので食べさせる。よく噛み、大きな口を開けパクリと食べる。細いのに食欲は兄弟で一番らしい。食べさせるのも、こんなにパクパク口を開けてくれると嬉しくなる。あと、お昼寝するかと思ったが全然、みんなと遊ぶのが楽しくてならないみたい。1時頃やっとひと段落ついたようで、娘や婿たちが入って来る。大人の方はお変わりは1人、ご飯もルーも沢山残った。残りは長女が要るというのでみな持って帰らせる。片づけた後私も手伝いに出る。

あれもこれもドンドン切られる。キウイ、藤、ノウゼンカズラ、ジャスミン、確かに屋根まで伸び樋がつまったり、蔓がドンドン侵食していて瓦や軒下、壁などが被害を受けてはいた。とはいえ、藤は白い花が奇麗だったし、キウイもなる年には一杯実をつけてくれた。丈をつめるだけで残してくれるかと思ったが、見事にさっぱりと切られてしまった。落ち葉が一杯だったのを集めて火をつけるが、隅の方の落ち葉は乾いてなくて燃えない。火付け用の紙も残しておいたが足りなくなる。完全に燃えてしまわないのを気にしながら5時半、みんなが帰って行く。少しだがシルバーさんなみの額をみんなにお礼する。孫たちにも年に合わせて少し。火の始末を何度も言われ、寝る前にじょうろで水をかける。11時、3時にも見る、大丈夫だった。

来る前に草をと、25日帰って2時ごろから5時半ごろまで作業したせいか、夕方から体中が痛い。今頃になって出るのは体が老化しているからだろう。今朝は頭は痛いし咳は出る、体中が痛くて思うように動かせない。ヨイショと自分に号令かけながら動いている。二階から田を見る、焼いた後が丸く何か所も残っている。「集めるのが大変だった」「このあともう一度除草剤か笹根殺しを撒いたら・・・」と娘に言われる。青く、もう草が伸びたところがあるので、もう一度刈り、撒こうか?隣りの畑は裏のお家が借りられたそうだ。「うちもタダで良いから貸してあげたら」「貸してあげるんじゃなくて、あげたら?」「家みたいに荒れた田は、一から土を作り直さんといけんから無理無理」娘たちが好きなことを言っていた。やっと田がスッキリしやれやれ、これで一つ頭を抱えていた課題が解決だ。


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