夕方5時半に

今日は担当の先生が
看護師さんから電話があった
危篤状態だと告げられて
急いで家族全員を連れて車に乗った
ラッシュで道は混んでた
7分後又電話
息をしなくなってきてる
後10分持たないと思いますと言われた
電話口から私は涙が止まらず
車の中で子供の様に大声で泣いた
ワンワンワンワン泣いた
病院に着いて息をしてない
父の顔を見た
もう散々泣いたから
父を見ても涙は出なかったのに
今日の朝に父と会って
先生に病状を説明されて
話してた看護師さんの顔を見た途端
声を上げて泣いた
看護師さんは
優しく私を抱きしめてくれた
「昼間に話した様に
お父さんは潔くカッコよく
行かれましたね」と言われて
又泣いた

今日は担当の先生が
朝8時半から昼まで居るというので
孫の映画のレッスンに間に合う様に
朝8時半に病院に来た
そして父と朝から沢山話をした
それなのに…
亡くなってしまった父
人の命ってあっけないね
まだ息をしているかの様な顔の父
触ったらまだ温かかった
そして30分もしないうちに
みるみる冷たくなった
本当に死んだんだと実感した