たいした話ではないけれど、家用の電話機 を買った。
携帯が主流になってきて、家の電話はほとんど使わないのだけど、ないと困る代物である。
今まで使っていたのは、電池の壽命なのか、もともと電池が悪いのか、はたまた回線のせいなのかわからないが、連続通話可能時間がせいぜい30分。充電器から小一時間もはずしておくと、1分も話せないという使えない電話だった。
それでも、まったく用を足さないのならともかく、必ず充電器においておいて、長電話をしなければ使えるという中途半端なものなので、買い換えるのはもったいないかなあと思い、だましだまし使っていたのである。
もちろん、私以外の家人は、家の電話を使って1分以上も話をしないので、唯一、私だけが被害?を、こうむっていたわけである。
そんなある週末、パソコンに向かっていたのだが、週末というのはなぜか皆さんブログを更新しないのね。RSSもちっとも更新されないので、「退屈だなあ」と思いながら、ちょっと価格コムをのぞいてみると、電話って思っていたよりもずっと安い。子機一台つきなら、5千円くらいで買えちゃうのだ。
こんなに安いのなら、電話が途中で切れるというストレスにあえて耐える必要もないだろうと思った。それから、例によってあれこれと見比べる。いくらお安いものでも、ぱぱっと決められないのが私だ。いくつか見当をつけておいて、車で5分ほどのところにあるヤマ○電機に走った。
ヤマ○電機には、1万円以内で買える電話機がかなりたくさんあった。最初いいなと狙っていたシャープのすごくスタイリッシュなやつは、親機が充電器みたいなもので、子機だけしかないのだが、思ったよりもサイズが小さくて、話にくそうでやめた。実際に見てみると、ネットで見てるのとは随分具合が違うなあと実感。
あれこれ見てると決められなくて、型番が書かれてある在庫カードみたいなのをこっそりといくつか持ち帰って、また価格コムで確認する。いいなあと思ったものが、クチコミで「音が聞き取りにくい」とか「雑音が入る」とか言われてたり。
ああ、もう面倒だなあ。。と思いつつ、今度こそ買おうと再び次の日にヤマ○電機に出かけた。やっぱり迷ったが、2度も同じ電機店に足を運んだのだから、何が何でも買って帰りたい。もしも、私のやってることを見てる人がいたら、よっぽど暇な人に思えるに違いないとし。そして、えいやっと買ったのが写真のものである。思ったよりもコンパクト。隣にあるのがテレビのリモコンなので、その小ささがおわかりいただけるだろうか。
親機の受話部分が薄いブルーになっている。私はグリーンが欲しかったのだけど、グリーンは売り切れでした。
最初にかかってきた電話は、出張中の夫からだった。最初、携帯にかかってきたが、最近のソフトバンクは、かかって数秒で切れたりするので、結局家の電話にかかってくるのだ。それはともかく、「なにか変ったことはないか。」(←出張中に必ずこういってかかってくる)という夫に対し、「あるある、あるよ。これね、新しい電話よ。」と勢い込んで言ったのだが、その反応はというと、「そうか。」と、ただそれだけだった。もっと、なんかいってよ~~。