徒然日記

日々の記憶

電話を買った!

2007-01-29 20:47:39 | ショッピング

 

たいした話ではないけれど、家用の電話機 を買った。

 携帯が主流になってきて、家の電話はほとんど使わないのだけど、ないと困る代物である。

 今まで使っていたのは、電池の壽命なのか、もともと電池が悪いのか、はたまた回線のせいなのかわからないが、連続通話可能時間がせいぜい30分。充電器から小一時間もはずしておくと、1分も話せないという使えない電話だった。
 それでも、まったく用を足さないのならともかく、必ず充電器においておいて、長電話をしなければ使えるという中途半端なものなので、買い換えるのはもったいないかなあと思い、だましだまし使っていたのである。
 もちろん、私以外の家人は、家の電話を使って1分以上も話をしないので、唯一、私だけが被害?を、こうむっていたわけである。

 そんなある週末、パソコンに向かっていたのだが、週末というのはなぜか皆さんブログを更新しないのね。RSSもちっとも更新されないので、「退屈だなあ」と思いながら、ちょっと価格コムをのぞいてみると、電話って思っていたよりもずっと安い。子機一台つきなら、5千円くらいで買えちゃうのだ。

 こんなに安いのなら、電話が途中で切れるというストレスにあえて耐える必要もないだろうと思った。それから、例によってあれこれと見比べる。いくらお安いものでも、ぱぱっと決められないのが私だ。いくつか見当をつけておいて、車で5分ほどのところにあるヤマ○電機に走った。

 ヤマ○電機には、1万円以内で買える電話機がかなりたくさんあった。最初いいなと狙っていたシャープのすごくスタイリッシュなやつは、親機が充電器みたいなもので、子機だけしかないのだが、思ったよりもサイズが小さくて、話にくそうでやめた。実際に見てみると、ネットで見てるのとは随分具合が違うなあと実感。

 あれこれ見てると決められなくて、型番が書かれてある在庫カードみたいなのをこっそりといくつか持ち帰って、また価格コムで確認する。いいなあと思ったものが、クチコミで「音が聞き取りにくい」とか「雑音が入る」とか言われてたり。

 ああ、もう面倒だなあ。。と思いつつ、今度こそ買おうと再び次の日にヤマ○電機に出かけた。やっぱり迷ったが、2度も同じ電機店に足を運んだのだから、何が何でも買って帰りたい。もしも、私のやってることを見てる人がいたら、よっぽど暇な人に思えるに違いないとし。そして、えいやっと買ったのが写真のものである。思ったよりもコンパクト。隣にあるのがテレビのリモコンなので、その小ささがおわかりいただけるだろうか。
 親機の受話部分が薄いブルーになっている。私はグリーンが欲しかったのだけど、グリーンは売り切れでした。

 最初にかかってきた電話は、出張中の夫からだった。最初、携帯にかかってきたが、最近のソフトバンクは、かかって数秒で切れたりするので、結局家の電話にかかってくるのだ。それはともかく、「なにか変ったことはないか。」(←出張中に必ずこういってかかってくる)という夫に対し、「あるある、あるよ。これね、新しい電話よ。」と勢い込んで言ったのだが、その反応はというと、「そうか。」と、ただそれだけだった。もっと、なんかいってよ~~。


読んだ本の記録

2007-01-28 23:17:45 | 

 だんだんと読んだ本を忘れていくという悲しい現実を前にして、やはり記録を残しておきたいと思った。だが、感想を書くとなると、これが本を読むスピードに追いつかないのである。

 いや、長い感想を書けとだれに強制されるわけでもないのだから、メモ書き程度にすればいいのだろうが、書き出すと例によってだらだらと長文になってしまう。

 それに、掲示板形式のこういうのだと、本の内容を誉めたときはいいのだが、ちょっとでもけなすようなことを書くと、たちまち誰かがとんできて、怒られてしまったりするのである。

 そんな事情で、ただただ、垂れ流しのように本を読み、読む片っ端から忘れているという状態であった。

 そんな時に、感想もなにも無しで、読んだ本を検索してくれて、しかもその表紙まで見せてくれる「本棚」みたいな機能のサイトを見つけたので、早速登録してみた。

 検索して、その書籍のamazonのID番号を入れると、どんどん登録されていく仕組みになっているので、前の掲示板形式のもののように、出版社やらお値段を自分で調べる必要もない。
 しかも、作者名で検索すると、その作者の作品がずらりと並ぶので、書籍のIDを探す手間もほとんどいらない。

 そんなわけで、とりあえずここ1~2年くらいの間に読んだと思われるものを、思い出せる範囲で登録してみた。すごくすごく大好きな本については、その期間以前のものも登録している。

 読んだ本を振り返るのが懐かしくて、気が付いたら結構な時間がたっていた。

 好きな作家さんのものは、漏れなく入れられるが、たった一作だけ話題になったような本で、さして面白いと思えなかった本は、残念ながらもう私の記憶から消えているので、この本棚には入ってないのが残念だ。

http://booklog.jp/users/coco_natu/spine

 とりあえず本を入れただけなので、時間があるときに評価と、ちょこっと感想を書いていこうと思う。


またしても・・・そして「赤い指」読了

2007-01-25 18:53:40 | 

 一昨日の日記で、だらだら生活を暴露してしまったので、ここらでひとつ気を引き締めて頑張ろうと誓った昨日である。

 とはいえ、急に早寝をしようとしても眠れるわけもなく、やはり朝は眠い。それでも前日のようなお弁当では、職業体験で頑張ってる娘がかわいそうかなと思い、私なりにちょっと頑張った。 

 手前から、
 ・鶏もも肉のマヨネーズチーズ焼き
 塩、コショウした鶏肉にマヨネーズを塗って、粉チーズをまぶしたものをオーブントースターで焼く。このお肉は、前日お昼に親子丼に使った残り。
 ・キャベツとネギのおやき
 普段なら生姜醤油で食べるけど、汁っぽくなるといけないので、おたふくのたこやきソースで。
 ・煮卵
 前日から漬け込んであるので切っただけ
 ・春菊のおひたし
 白、黒両方のゴマを入れて、甘辛のゴマ和え
 ・前日のおでんで使ったこんにゃくとサトイモを煮付けなおしておかかまぶし

 ここまで詰めて気づいた!お弁当箱の小さいほうはご飯を入れるんだったのに、こっちにおかずを入れちゃった。道理で、ちょっとずつしか入らなかったわけだ。仕方なく、ご飯を入れた大きいほうに、お漬物を入れることに。白菜漬けと大根のべったら漬け。



 べったら漬けは↑これで漬けたもの。
 バレエの教室が駐車場がないので、近くの農協に停めさせてもらってるのだが、さすがに毎回は悪いかなあと思っていたので、何か買うものはないかと農協を覗いてみて見つけた。ちゃんと麹もついていて、簡単にべったら漬けができるようになっている。
 最近は、甘酒とか麹の美肌効果がうたわれることが多いものね。べったら漬けだって、お肌の活性化によいかもしれない。なんてね。

 それから、朝ごはんを食べてまた一眠り。プールがある日は、二度寝もちょこっとしかできないが、そこは頑張ってまたまた起きた。

 だが、早くに朝ごはんを食べ過ぎたせいだろうか。スイミングの途中でお腹がすきすぎたのか、低血糖を起こす。だってね、いつものクロール50m、6本のあと、ずっとバタフライだったのよ。25mバッタで泳いで、プールサイドに上がると、手足がガクガク。(笑)
 限界かも~~と思いつつも、ここから先に泳いだ分は、きっと脂肪の燃焼になるに違いないと信じて、頑張ることにする。
 それにしても、なぜに今日に限って、こんなにバタフライばかりやるんだという感じ。先週のバタフライはフィレをつけて泳いだだけに、疲れをよけいに感じるわ~~。
 っていうか、バタフライの前にクロールで既にかなりやられていた。最近の私のクロールは、体が左右にぐらぐらとぶれて、すごく泳ぎにくい。魚のようになんて、とんでもないわ。なんでもそうだけど、ちょっと怠けると、すぐにモトに戻ってしまうのね。
 前を泳ぐ友人との差がみるみる開いていくと余計に焦るばかりで、泳いでいるというよりもあえいでいるだけみたい。あまりのことに、やっぱりトータルイマジョンのワークショップに行こうかと真剣に考えてしまう。二日間で5万円弱は、高いのかどうか判断に迷うところだけど、友人のSちゃんに言うと、「何をしたって、そのくらい使っちゃうんだからいいんじゃない?」と言う。Sちゃんのそういう考えいいなあ。

 バタフライですっかり時間をとってしまったので、最後は背泳と平泳ぎのコンビを何本か。ところが、この平泳ぎの最初の一蹴りで、股関節がぐきっ!と鳴った。どうやら傷めてしまったみたいだ。なんとか泳ぎ着いて、「股関節いた~~い。」と騒いでると、後ろの人に、「なんでそんなに力入れて泳ぐの。ゆ~ったりと泳げばいいのよ。」と言われてしまった。わかっちゃいるけど、精一杯頑張ってる身としては、ゆったりなんて気分になれないのよ~~。「そんなこというなら、後ろと代わってくださいよ~~。」といいたいけれど、言えないし。。

 そんなこんなで、スイミングをはじめた当初と同じくらい疲れてしまった。上がったとたんに足は筋肉痛だし、すっかり鈍ってるわ。でも、お気に入りのHコーチの指導は1月いっぱいだから少々しんどくても頑張るの。

 それから、午後は隣町の百貨店にポイント交換に出かけていった。なんでも商品券に交換できる期日が、これまた今月中だとクレジットの請求書に書かれていたからだ。この名鉄百貨店のカードの仕組みが変わって、今までのようにポイントがたまらなくなるとか、今までのカードは使えなくなるのではさみを入れてくださいとか、よくわからないままだった。
 とにかく行けばなんとかなるかと思って出かけたのだが、なんとポイント交換のためには、もう鋏で切っちゃったカードがいるのだという。駐車場代までかかってでかけたのに~~。一緒に付き合ってくれたSちゃんにも申し訳ない。あいかわらず、こういうとこが抜けてるわ。。

 せっかくだからと、ちらりと洋服を見て周り、新しい水着用の胸パッドを購入して帰ってきた。

帰ってきたときには、もう一歩も動けません。 夕飯の支度をしなくちゃいけないぎりぎりまで、泥のように眠りました。

 そして、今夜こそは早く寝るぞと身構えたのに・・・こういう時にかぎって!

 なんと図書館から連絡があって予約本を取りにいくと、随分前から、お待ちかねだった東野圭吾さんの「赤い指」である。ちょっとだけと思いながら読み始めたけど、もうだめ!やはり、一気読みしてしまいました。
 といっても、火曜サスペンスみたいな内容ですらすらと読めたので、時間はそうかからなかったけど、その内容になんだか不安になって、ムスコの顔をのぞきにいってしまうあたり。いや、信用してないわけじゃないけど、事件てどこでどんな風におこるかわかんないものねえ。。


 ここからは、ネタバレありです。読んでない人はここから読まないでね。

 あのおばあさん、ぼけたふりするって、あまりにも不自然じゃないかなあ。そんな人いる???ありえないわ!!! 東野さん、ちょっと油がのってるからって、あれはやりすぎじゃないかなあ。

 と、ここまでだらだら書いたところでタイムリミット。なにがまたしてもなんだといわれそうだけど、それはまた後日。


中だるみ

2007-01-23 14:45:26 | 生活

 先週あたりから、だらだらとした生活を送っている。とりあえず、水泳とバレエは行ってるものの、それ以外の日が全然だめだ。夜更かしをしては、午前中寝てばかりいる。

 それにしても冬というのはどうしてこうも眠いのだろう。普通は春眠のはずだけど、春はあれこれやりたいことが出てくるので、私の場合はあまり寝てないような気がする。皆が出て行った後、おもむろに電気炬燵の入ったお布団にもぐりこむ醍醐味は何事にも変えがたい。お布団に入っていくその瞬間と、再び目ざめた時の、とろとろ感。このふたつのために私の人生は流れているのではないかと思えるほどだ。

 そんな私を唯一、現世と繋げとめてくれるのが家族の食生活だろうか。次の日に何時に家を出るか、家族に聞いて回り、アラームをセットする。現在我が家にいるのは、夫とムスコ2と娘1の3人であるが、この人たちの家を出る時間というのが、実に毎日マチマチなのだ。
 後期もやっと試験がはじめるというこの頃になって、やっとムスコの曜日ごとの出発時間を覚えた次第。娘は、基本的に朝練があるので、一番早く出て行くが、今日なんかは、「職業体験」とかいうものに行くらしくてややゆっくり。夫は大体決まっているものの、週に2回くらいは出張で、突拍子もなく早く出かけたり、ゆっくりだったりする。

 ちょっとの間も惜しんで眠りたい私は、この3人の朝食を食べる時間が30分以上開いてる場合は、躊躇なく布団に戻る。そして、度々、またアラームに起こされるという苦行を繰り返しているのである。この細切れさが、ますます私をして眠りに対して貪欲にしているのに違いない。

 さて、今日、明日は娘の職業体験日で、なんでも保育園に行くのだという。当然、給食はないのでお弁当だ。ところが、昨夜の夜更かしは半端でなかった。
 瀬尾まいこさんの「強運の持ち主」を読み始めてしまい夜更かしモード全開になり、その本を読み終えても眠る気にならない。短編ならすぐに止めれるだろうと、森絵都さんの「風に舞い上がるビニールシート」にも手を出してしまった。これが、瀬尾さんののんびりしたムードとうって変わって、パンチが効いた面白い小説だったので、夜も更けてから夢中で読みふけってしまった。眠りについた時間はいつだったろう。

 とりあえず、豚ロース肉の半解凍のものに、しょうがをたっぷりとすりおろしてラップをしておいた。メインの豚肉のしょうが焼きだけでも決まっていればなんとかなるだろうと思いつつ寝たのだった。

 そんなわけで、しょうが焼きは朝になってからお酒をふりかけて焼き、最後にみりんとお醤油を混ぜたたれで味付け。頂き物の柔らかいキャベツの千切りを添えて。
 キノコと野菜の炒め物。これはすき焼きのたれで、ささっと。
 作り置きのチャーシューとトマトは、ゴマドレッシング和えに。
 後は、卵焼きとキュウリのぬか漬け。

 おそろしく手抜きなお弁当だけど、パッと見はわからないからいいよね。。

 その後、ゆったりと二度寝をしてると、お昼過ぎには、ムスコ2が帰ってきた。なんだかんだいって、このムスコにお昼ご飯を作って食べさせるのが、私は大好きだ。月曜と火曜はお昼過ぎに帰ってくるので、私も自然とあまり外出しなくなったほどである。
 が、今日はお弁当に取られてご飯もないし、予定していたおうどんは、朝から夫がお味噌汁にいれて食べてしまった。運悪く、パスタも切らしている。
 しょうがないので、ムスコのためにわざわざご飯を炊く。←自分でも信じられない献身ぶりだ。
 そして、1.5人前の親子丼を作る。1人前はムスコに食べさせ、残りは私の味見用。
 出来上がり10秒以内の熱々をムスコの口に入れたいので、「もうすぐできるよ。もうすぐだからね。すぐに食べれるようにしといてよ。他のことはじめないでよ。」と何度も念押ししつつ作っている。

 甘やかしすぎだと言われるけど、可愛いんだから仕方ないわ~~、と居直ってみたりして。いや、本当はそろそろ自立させないといけないんだけどね。。

 そして、寝てる合間には保温鍋でおでんができた。今夜はメインがすでにできあがってるのだ。楽チン、楽チン。

 こうやって書いてみると、私の一日って、寝ることとご飯を作ること以外何もない。。

 明日はプールで頑張ろうっと。


炙焼桟敷 眺座

2007-01-21 14:16:23 | グルメ

 久しぶりに居酒屋バー、というか今回は炙り焼きやさん。
 炙焼桟敷という言葉にたいした意味を感じてなかったけれど、「そうか!炙り焼きを出すお店なんだ~~」と店に入ってからわかった。

わかりにくいけど、カウンターの中にある炙り焼きの装置?炭の横に直径1mくらいの透明の筒があって、そこで食材を焼いてくれる。焼くのに専任の黒髪のおにいさんひとり。次から次へと、ひたすら焼くの、飽きないのかなあと思いつつ眺める。

 眺めるといえば、店名の「眺座」は、どうやら眺めがいいかららしい。タワーズビルの真ん前にあるビルなので、名駅のイルミが綺麗に見えるからだろう。あいにくタワーズのイルミはもう終わってるし、間にミッドランドスクエアがどんとできちゃったので、このネーミングもどうだかなあ。

 お酒の品揃えは、なぜか圧倒的に焼酎が多い。

 この写真はビルのエレベータから降りたところのもの。エレベータの真ん前がいきなりお店なのでびっくり。たくさん一升瓶が並んでたけど、どうやらほとんど焼酎みたい。

 焼酎は超苦手な私ですが、せっかくなので「柚子小町」をいただいた。これだけは、おいしく飲める貴重な焼酎。ところが、水割りで頼んだら、なんだか信じられないくらい薄い。 それでも、1杯は我慢して飲んだけど、おかわりできたのは、さらに薄い。水にうっすらと味がついてるくらい。 いや、私が酒飲みってわけじゃなくて、一緒にいったお酒の飲めない友人に一口飲んでもらっても「味ほとんどないねえ。」というのだから相当だ。いくらなんでもひどいと思って、お店の人に「ちょっとこれ飲んでみてもらえません?すごく薄いんですけど。」と訴えてみた。すると、カウンターの向こうのほうで、ふたりの店員さんが味見をしているのが見えた。私が訴えた人は、あっち向きだったのでわからないが、もうひとりの若い店員さんは、あきらかに「ほんとですね~~」」といわんばかりの苦笑いをしている。

 でも、お店としては「すみません」はいえないのだろうか。「いえ、水割りだからこんなもんだと思いますよ~~。でも、ロックでもってきますので、お好きな量のお水で割ってください。お代は結構ですので。。。」といって、同じコップになみなみと注がれたロックと別のグラスでお水をもってきてくれた。同じコップでロックだよ。全然、量が違うじゃん。って、このこだわりって、やっぱり酒飲み?

 まあ、お酒はそんな風だったけど、お料理はおいしい。

 これは、大根と明太子のサラダ。やってきたときは、正直、ぎょっとした。だって、千切り大根を想像してたから。。これは、高さ2cmくらいの大根をかなり厚めにかつら剥きした大根である。1~2mmくらいもあるから、かつら剥きとはいえないかもしれないくらい。ところが、これがおもいがけないシャキシャキとした触感で、なんともいえずおいしい。絶対に家でもやってみようと思った。

 それからこれは、蓮根のはさみ揚げ。あちあちで、やけどしそうなくらい。

 後は、「牛筋のどて煮」とか、「車えびときのこのとろろグラタン」とか、「黒豚の炙り焼き」とか、もうあれやこれや、数え切れないほど食べたが、どれも本当においしい。

 ちょっと驚いたのは、カウンターでひとりで座っていた三十台くらいの男性。熱燗片手に、いきなりおむすびを食べはじめた。これが、私も食べたのだが、すごく大きい。1合はあると思われる。三角の1辺が13cmはあるような巨大おむすびだ。それを皮切りに、実は透明人間の連れがいるんじゃないかと思われるほど、次々と注文しては、平らげていく。合間にお茶漬けも食べていた。お茶漬けのお供も、熱燗だった。
 「あの人、やるねえ。」と思わず、見入ってしまったほどだ。そして、最後は、大皿に盛られたデザート。あんなメニューはなかったから、単品デザートをたあくさん注文して、大皿盛りにしてもらったに違いない。こんなに他人に注目してしまう私もどうかと思うが、その食べっぷりから、どうにも目が離せないのだ。
 みかけは、チェックのシャツに気持ち太り気味だけど、決してそんなに大食漢という風貌ではない。ちょっとオタクっぽいタイプ。見てるうちに、「もしかしたら、この人はすごくつらいことがあって自殺を決意してるのかもしれない。それで、最後の食事だと思って、思い切り食べてるのかもしれない。」などという想像がはたらいてしまうほどだったが、よく考えたら、自殺しようとしてるひとがこんなに食べられるわけないかと思い直す。まあ、見事な食べっぷりでした。

 とまあ、人のことを言ってる場合じゃない。私も気が付いたらすごい食べてた。だって、なにもかもおいしいんだもん~~。 やっぱり、おいしい料理とおいしいお酒。人生はこれにつきるわ。


鏡の法則

2007-01-19 12:45:07 | 

 百子さんがブログで紹介されていた「鏡の法則」という本に興味があったので、図書館で予約しておいたのが、昨日届いた。

 思っていたよりも薄い本で、ぱらぱらとめくっているうちに読めそうなので、夕飯の支度をする前に、ファンヒーターの前に陣取って読み始める。

 サブタイトルには「じんせいのどんな問題も解決する魔法のルール」とある。そして、私が借りた本には帯が付いてなかったのだけど、百子さんの説明では、帯に、9割が涙する!」なんて書いてあるそうだ。

 「東京タワー」の時といい、帯の文句には踊らされないぞという気持ちが大きいのだが、一枚めくった裏表紙の文章に釘付けになってしまった。

 現実に起きる出来事は、一つの『結果』です。
 『結果』には必ず『原因』があり、
 その原因は、あなたの心の中にあるのです。
 つまり、あなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡だと
 思ってもらうといいと思います。  (----本文より)

 これって、まさしくいつも私が思っていることである。自分のしたことは、必ず自分の人生に返って来ると思う。だから、自分が招いた人生は自分で責任を取るというか、決着をつけなければならないのだと。いくら何かのせいにしても、それで解決することは何もないと思う。

 では、どうしたら自分の人生をよりよいものに変えられるのだろうか。ということをこの本は教えてくれようとしている。本の中で、「ゆるす」ことの大切さを説いている。

 わたしたちは、「ゆるす」か「ゆるさないか」の選択をすることができます。

 私たちは、誰かとの関係の中で過去の自分が嫌な思いをした場合、その人に対して、「ゆるさない」という選択をすることもできます。
 この場合、自分が過去の出来事に縛られることを許可したことになります。過去の出来事を理由に、やすらぎに満ちた人生を放棄したことになるのです。

 一方、私たちは、「ゆるす」という選択をすることもできます。ゆるすことで、私たちの体も心もゆるんで、リラックスできます。

 なるほどなあ。人を「ゆるす」ことは、相手のためではなくて、自分のやすらぎのためなのだ。言われてみれば、腹を立てた誰かのことを「まあいいや」と思えた瞬間に、私自身もすごく楽になった覚えがある。
 「まあ、いいや」の中には、「相手にもそうせざるを得ない事情があったんだろう」とか、「そういう風にしか考えられない人なんだから、しょうがないか。」といった一歩引いた立場からの見方があるはずだ。そこまで、自分自身を引くことができた時、はじめて人は安らかになれるのだと思う。

 私にはいい友人だなと思える人がひとりいる。彼女はいつも人生に感謝しているのだ。感謝のある彼女の人生は、幸せに満ちている。その彼女と一緒にいると、私自身も今の環境、今の人生、家族に感謝をせずにいられなくなる。そういう考え方を無意識に教えてくれた彼女は、私にとって人生の師である。もちろん、そんなことを彼女に言ったことはないし、彼女自身も意識してはいないだろうが。

 やや宗教じみた話みたいになってきたが、ともかくもこういう安らかな人生のための法則を、包括的に教えてくれるこの本を、私は人生に苦しんでいる何人かの人にすすめたいと思うのだが、そういう人には、素直に受け入れてもらえないだろうなぁ。
 人には、どうしても譲れない部分もあるかもしれない。その部分にこだわって生きるしかない人は、永遠にやすらぎは訪れないのだろうか。作者に会えるのなら、是非聞いてみたいところだ。


バレエはじめ

2007-01-18 20:39:18 | トレーニング

 今年初めてのバレエに行った。本当は先週から始まっていたのだが、急な神経痛に襲われて断念したので、今日はやる気満々。
 とはいえ、泥縄でやった昨夜のストレッチのせいで、ちょっと筋肉痛だ。ググググッと身体を入れて、足を伸ばすコツを覚えたせいで、少し痛いくらいまでやってしまう。そうすると、思ったより曲がってくれたりするので、いい気になって、さらに身体を入れてしまうのだ。そうすると、思いがけないところまで曲がってしまい、これが完全に私の許容量を超えているのだと思う。加減がわからないというのは恐ろしいことである。

 それでも、少々の筋肉痛と引き換えにしてもあまりあるうれしいことがあるので、レッスンに向かう足取りは軽い。うれしいことというのは、何を隠そう、新しいレオタードだ。
 もうかれこれ、ひと月くらい前から、新しいレオタードにスカートが欲しいなあと、ネットショップを見て歩いていたのだが、別に今のものに不具合があるわけではないし、贅沢かしらんと思ったりしては、買えずにいた。
 はじめて買ったときは、とりあえず必要だからと、ぱぱっと見て、適当なものを購入してしまったのだが、後からいろいろ見ていると、同じメーカーの同じ商品が、店舗によって全然値段が違っていたり、写真の女の人が着てると普通の感じなのに、私が着るとやたら胸が開いて見えたりと、失敗だなあと思うこともたくさんあった。
 そんなわけで、今度買うときは、前回の轍を踏まず、いろんなことを考慮して買うんだ!という意気込みばかりが先走って、なかなか購入に到らなかったのである。

 だけど、さすがにタイツは買い換えたい。伝線したのを、糸で繕って使っているのである。今の時代になんとけなげなことだろうか。
 自分への言い訳に、タイツを買うついでに、レオタード用のアンダーウエアは、必須よねと思いつつ、どうせ送料かかるのだから、ちょこっと新しいレオタードもね、と思ってネットショップを彷徨う日々。

 そうしていると、今まで見たこともなかったお店で、在庫セールというのをやっているのを見つけた。前々から欲しいなと思っていたWEAR MOI というメーカーの商品が10種類くらいある。大体、6~9000円くらいのものが、2000~3000円になっているのである。
 が、よくよく見ていくと、ほとんどがジュニアサイズで、大人のものはXSかあってもSどまりだ。どうしても欲しいボルカという種類はXSしかなかったが、思わずボチッと押してしまう。それから、「ヴェローナ」はSサイズの臙脂をボチッ。タイツも入れて、3点お買い上げ。

 結果的にボルカは完売だったので、届くことになったのは、ヴェローナとタイツだけだが、心配していた臙脂色がとても綺麗なので大満足。これは、胸元がVに開いて、ちょっとシャーリングされている長袖である。光沢のある薄手の生地も気持ちいい。

 ただ、このお店はファンデーションをほとんど扱ってなかったので、今回もそれ系のものは買えず。仕方なく、スポーツブラについてたパッドを取り出して、胸元に入れることにした。上手い具合にこのレオタードは、胸のところが2枚仕立てになっていて、ちゃんとパッドが入れられるのだ。踊っているときに落ちたら最悪だけど、ぴっちりしてるから大丈夫だろう。

 そんなわけで、せっかくの新しいレオタードだからと、上にはTシャツもウォームウエア(持ってないけどね)も着ないで、スカートだけでレッスンに挑んだ。鏡に映った姿を見ると、以前のレオタードよりも着やせして見える気がする。それだけで、「(´∀`*)ウフフという感じだ。
 一緒のレッスンを受けている方たちからも、口々に「新しいレオタード買ったのね~~。素敵な色だわ。」とか「いいデザインねえ。」と誉めてもらえた。こういうときに、妙に照れてしまって、「ネットのセールで・・・」とかなんとか、言わなくていいことまで口走ってしまうのがつらいところ。今度からは、「そうかしら。ありがとう。」って言うようにするわ。

 ともかく、鏡に映るたびにいい気分なので、踊りもうまくなったような気がする。なんて単純なんだろうと思うが、こういうのって大事よね。たとえ、注意を受けるために名前を呼ばれる回数が、一番多くたって、気にしない。

 20日ほど休んだだけで、バレエ用語をすっかり忘れてしまっていたのは、ちょっぴり悲しいけれど、身体はとっても気持ちよかった~~。

 そうそう、発表会の日にちが決まったそうです。6月ですって。大人の人も希望者は申し出てくださいって。もちろん、私はでるわ! というのは、大嘘で、とてもじゃないけどそんなレベルじゃないもの。 来年を目指してがんばります~~。


おいしかったもの

2007-01-15 19:43:07 | グルメ

 さわらを塩焼きしようとして切っていたら、急にこってりとやりたくなったので、路線変更。やっぱり、その時に食べたいと思ったものって、味についてもイメージが湧くっていうのかしら。適当に作ったけど、わたしてきにはすごくおいしかったので、メモしておこうっと。

 1.2枚におろしたさわらを、さらに4つに切り分ける。

 2.さわらに塩、こしょうして、小麦粉を薄くまぶして、普通にムニエル風に焼く。

 3.別の鍋で水と牛乳にコンソメのモトを入れて、沸騰したら生クリームを足す。火からおろして、さらに生クリーム少々と粉チーズ、卵黄を混ぜ合わせる。

 4.さわらを焼いたフライパンに油を足し、しめじ、トマト、玉ねぎを炒めたら、3のソースを入れて、片栗粉でとろみをつける。

それにしても、困った私。お昼ごはんを食べ終わったと思ったら、息子が帰ってきて「パスタが食べたい。」というので、ペペロンチーノを作る。角切りベーコンに玉ねぎ、ほうれん草をどっちゃり入れて、なんだかおいしそうなので、ご相伴。2時間ほどして、件の「ぜんざい」にまたしても手を出す。ダイエットなんていって、朝は豆乳バナナジュースで済ませたのに、意味ないわ~。

 


とりこまれている

2007-01-14 18:31:09 | 生活

 鏡開きも終わって、いよいよ平穏無事な主婦の平日生活がやってきた。

 っと、そうそう鏡開きといえば、ちょうどその日の夜中になってどうしても「ぜんざい」が食べたくてたまらなくなった。12時間近にぜんざいを食べるなんてとんでもないことはわかっているのだが、あらがえない衝動というのはこういうことを言うのだろうか。母が年末に買ったあずきの缶詰を、缶切りでキコキコと開ける。
 そもそも、私は甘いものが苦手で、その中でもこういうあずき系の甘味にいたっては、「食べる人の気が知れない」と思っていたはずなのだ。それが、昨年あたりから、ぼちぼちと「草餅」なんかを食べられるようになった。
 そして、一気にこの「ぜんざい」である。お正月に行った「なばなの里」の夕暮れ時に、入ったカフェで「今日のケーキは終わりました」と言われ、仕方なく食べた「ぜんざい」に有り難味を感じたせいかもしれない。

 ぜんざい熱はそれからもとどまるところを知らず、毎日1~2杯のぜんざいを食べている私である。ちなみに、お餅は角餅(このあたりでは、角なのね)1個をトースターで焼いて入れている。

 話はそれたけど、平和な平日の話である。年末から予約しておいた図書館の本も、じゃんじゃん届いて、手元には読みたい本がいっぱいだ。

 本屋さんが勧める第一位だったとかで、Sちゃんが紹介してくれた「風の影 上・下巻」や、瀬尾まいこさんの「強運の持ち主」、確か百子さんのブログで紹介されていた森絵都さんの「風に舞い上がるビニールシート」、それに藤本ひとみさんの「王妃マリーアントワネット」と毛色の変わったものもとり揃っている。

 それなのに、ああ、それなのに。。

 私にはこれらの本を読む時間がなくなってしまった。私が読書をするのは、お布団に入ってからの2時間ほどである。大体、夜の11時から1時と言った時間帯だ。

 その貴重な時間を他の事にとられるようになってしまった。何を隠そう。DSである。

 息子が「チョコボはふたり分のデータが保存できるようになってたから、やってみやあ」と言って渡してくれたのだ。聞くと、軽いミニゲームだというので、ちょっとした時間つぶしにいいかと手に取ってしまった。

 何がちょっとした時間つぶしだ。すっかり心を奪われてしまった。ゲームのつくりを勉強するのにぴったりなくらいの基本的なロープレが、ミニゲームで進んでいくような仕組みになっている。すごく単純なのに、それゆえにか余計に心奪われる。むきになってしまう。ああ~~これが嫌で、絶対にDSには手を出すまいと心に決めていたのに。。。

 昨夜も気づいたら2時である。。今日は試合だからお弁当がいるという娘のために6時起きだった。わかっちゃいるのに、やめられない。だれか、私をとめて~~。


バレエのレオタード

2007-01-12 23:10:04 | トレーニング
 ミク友の皆さんに刺激されて、あれこれとネットショップを見ているうちに、
 「そうだ!ひとつしか持っていないバレエのレオタードを新調しよう!」という気になった。
 バレエショップのリンクは、なぜか「お店・通販」という名前で、全然、バレエっぽくない。そのリンクサイトには、夥しい数のバレエショップが並んでいる。

 暇にまかせて、片っ端からのぞいていると、同じメーカーの同じレオタードがショップによって、随分とお値段に差があることに気づく。
 個人輸入すると安そうだけど、送料が高いので、数を頼まないと返って高くつきそうだ。

 そんなこんなで眺めていたら、あるショップで在庫セールをやっていた。去年のものが半額から1/3くらいのお値段になっているのだ。これはすごい!

 が、よくよく見ると、サイズに制限があることがわかった。残っているのは、ジュニアサイズかXSという小さなサイズがほとんど。海外のものなので、サイズが小さめだから、2サイズくらい上のものを注文してくださいと書いてある。
 だけど、サイズ表を見ると、私の身長・体重だとXSでもよさそうだけどなあ。
 よく見ると、「サイズに迷った時は、ガースで決めてください」とある。「ガース」とはメジャーを一方の肩から回し始め、股を通してまたもとの肩まで戻った長さのことをいうんだって。
 で、このガースとやらを計ってみると、これが長いのだ。先ほどの身長体重でいくとXSだったはずなのに、ガースだとSじゃないと絶対無理という感じ。
 なんでだ??とよくよく考えて、足が短いのだということに思い当たる。そうよね。外国の女の子と足の比率が同じわけないわと慰めつつも、ちょっとがっかり。

 それでも、ものは試しと、XSと一つだけSサイズのがあったのと二つ注文してみた。それでも、普通のお値段で買う一枚分のお値段よりもずっと安いものね。
 さあ、どうなるかしら。。ちょっとどきどき。