♪COCOPPYのお部屋♪

(o^(ェ)^o)ゞ 勝手気ままに映画や本の感想などを書いてます♪

ターミナル

2004-12-23 22:22:43 | 映画
皆さんご存知トム・ハンクス主演の映画でございます♪
ある中年の旅行客がアメリカに入国しようとしますが…祖国にクーデターが起こり、ビザは無効とされ…入国も帰国もできない立場になるところからお話は始まります。
言葉がわからない為に様々なトラブルに見舞われますが、前向きな性格を武器に言葉の壁もクリアし、仕事や食べ物さえも自力でGETし、みんなを味方にしていく。


プロミス…
ある約束を守るためにアメリカに来た一人の男は、ひたすら堂々と自分らしく生き残ろうと努力します。

しかし…出世しか眼中に無い入管のボスは、自らの保身のためだけに動き…その妨げになるものは一切排除しようとする。

その結果、空港内の人間は入管スタッフ以外はみんながビクターの味方になり
最後は、その入管スタッフもボス以外は味方になり…
ビクターが約束を果たせるように力を貸します。

そして…ビクターのひたむきさに惹かれながらも、ビクターを助けるために元彼(不倫相手)の元にもどるアメリア(キャサリン・ゼダ・ジョーンズ)

トム・ハンクスは、さすがと言おうか何と言おうか・・・
なんと想像力が豊かなんでしょう。

本当に説得力のある演技でした。

キャサリン・ゼダ・ジョーンズは…産後のダイエットも順調だった事がうかがえるくらいスリムになっていましたね♪
個人的には…あまり好きな女優さんでは無かったのですが
『シカゴ』あたりから良い演技をする女優さんになってきたなぁ~♪なんて思っています。
彼女はオーシャンズ12にもでているのですが…ジュリア・ロバーツとどう絡んでくるかが見ものですねぇ~~(^^)


はぁ~。私は1度しか海外に行った事がないんだけど…
年末年始を海外で過ごす方々の為にも、いきなり日本にクーデターが起こらない事を祈ります

聖なる嘘つきその名はジェイコブ

2004-12-21 15:15:04 | 映画
ケーブルTVで…かなり前にやっていた映画。

主演はロビン・ウィリアムズ
時代背景は・・・第2次世界大戦の終わり頃
舞台は・・・ユダヤ人居住区
奥さんを目の前でドイツ兵に殺されたジェイコブは、居住区に舞い込んだ新聞紙を追いかけて金網に近づいてしまう。
金網に近づくという事は、すなわち「逃亡しようとしている」とみなされるのだが…。
ドイツ兵に銃口を向けられたジェイコブは将校の所へ行くように指示される。
不安に思いながらも、「失うものはもう何もない」と腹を括って部屋で待っていると…『ロシア軍が、もう少しでドイツ軍を追い詰めるかもしれない…国境まで来ている』という内容がラジオから聞こえてきた…。そして・・・ラジオをつけっ放しで女の子といちゃついている将校は、お邪魔虫のジェイコブを追い払ってしまう。
「お咎め無し」を喜びながらも、ラジオの内容に歓喜するジェイコブは、帰り道に・・・
強制所送りになった親が、やっとの思いで逃がした少女と出会う。
居住区から強制所送りになった人を匿うというのは…すなわち「死」を意味する。
しかし・・・悩みながらも、ジェイコブは屋根裏部屋に少女を匿う。
居住区といえども、食べ物は配給制。仕事もドイツ兵の指示の元に肉体労働をするのみ・・・
やけになり、ドイツ兵を殴って自らの人生を終わらせようとする若者に、ジェイコブは『もうすぐロシア軍が来る。国境近くまで来ている。もうすぐ戦争は終わるんだ。やけを起すな』と思わずラジオで聞いた事を話してしまう。
居住区の中ではラジオは全て没収されていたので…「ラジオで聞いた話」は瞬く間に居住区内に広まり、ジェイコブがラジオを隠し持っていると噂まで出てしまう。
そして居住区の人々はレジスタンスまで作ってしまう。
もちろんリーダーはジェイコブ。

ロビン・ウイリアムズお得意のユーモアを交え物語は進んでいくのだが…
結局、ジェイコブはドイツ兵によって捕らえられ…広場で処刑されてしまう。
その時…ロシア軍が攻め入り、ドイツ兵は蜘蛛の子を散らすように去っていく。
歓喜する群集。
その中で、息絶えていくジェイコブの瞳が切なかった…。

戦争に翻弄されながらも、みんなを勇気付け、少女も救っていった彼は・・・
特別勇気があった訳じゃなく…嘘をつく事に悩み、リーダーとして祭り上げられた事に苦悩する
不器用なひとりの男だった。
ケーブルTVの番組表が、もう手元にないので何年の作品かは分からない。
でも、少女役の女の子は『アンネの日記』でアンネを演じているのを前にWOWOWで見たような気がするので、
やっぱり、ちょっと前の…あまり話題に上らなかった映画だったのだろう。
でも、ロビン・ウィリアムズらしい…良い映画だった。


コーリング

2004-12-09 12:29:25 | 映画
ケビン・コスナー主演の作品。
これもWOWOWで録画しておいたのを観た。

ジャングルの奥で、医療活動をしていた医師である最愛の妻が事故にあう。
夫はすぐ現地に行くのだが、雨季と言うこともあり捜索活動は中止になってしまう。
仮に生き残っていたとしても、川に流されて助からないだろうという見解だった。
遺体を見た訳ではないので、妻の死を受け入れられない夫…。
同じ病院の医師でもある夫は、妻が以前担当していた小児癌の子供達を面会するのだが…
臨死体験をした子供達は、何故か『頼まれた』と言って夫に妻からのメッセージを伝えるのだ。
その頃から心霊現象を見るようになり、精神的に不安定になる夫。
隣人(キャシー・ベイツ)が温かく見守るのだが、心霊現象は自宅でも頻繁に起こるようになり
どんどん不安定になっていく。
とうとう病院内でトラブルを起こし、長期休暇を取るように院長から言い渡されてしまう。

追い詰められる夫。

妻からのメッセージは『来て!』というもの…。


そして、臨死体験にあった子供達が書く絵が地図記号であり、その記号は妻が事故にあった現場にある事ということに気づく。

『来て!』というメッセージのままに、再び現場に行く夫。

そこで夫が見たものは…。



日本でも、赤ちゃんのために夜な夜な『飴』を買いに行く母親幽霊のお話があるが
それに似たものだった。
ホラーかと思ったが、そうではなく…観終わった時、
亡くなってもまだなお、子どもを守ろうとする母親の一途さを想い…結構ジーンとしてしまった。


死にかけてたのに、どうやって出産したとか
極小未熟児すぎて…普通でも育つのは難しいのに…出てきた赤ちゃんはまん丸と太って元気いっぱい!

有り得ないよねぇ~~って気がするし、説得力に欠ける。

でも…映画だし…
奇跡って事でOKかな?



ライオン・ボーイ2

2004-12-07 15:18:33 | Book
ライオン・ボーイの続編。

ブルガリアの王様に保護され、チャーリーはライオン7頭と快適なオリエンタル急行の旅を続けている所からお話は始まります。
王様の忠実な僕(しもべ)エドワード…チャーリーとライオン達をベニスの別荘で匿うように王様に言われますが、王様に忠実なあまり…エドワードはチャーリー達を利用しようと企みます。
製薬会社に囚われ、洗脳を受ける両親は抵抗しようとするが上手くいかず…自分で物事を考えられなくなっていく…。
そんな時…ベニスとヴァンスを間違えてチャーリーをベニスへ行かせてしまった張本人(猫)のセルゲイが大活躍し、両親を救いチャーリーを導きます。
エドワードの罠(ライオンたちに羽を付け、ベニスの提督に王様からの贈り物として差し出す)を巧みに利用し、ベニスの市民達の革命の手助けをするチャーリー…。しかし、ここでパリで出会った新入りのライオン(本当はライオンの祖先→遺伝子操作によって生みだされた為余命が少ない)プリモと別れることになる…。

この後、船でアフリカに向けて逃げるのだが…船は難破!!
アフリカに着いても、パリから追ってきたライオン使いのマッコーモに薬を盛られて意識をなくしたり…執拗に追ってくるラフィ・サドラーとの対決などハラハラドキドキ…

両親とメイベル(マッコーモの元恋人で…お母さんのお姉さんという事がわかる)おばさんと会った所でお話は終わる。
しかし…更なる恐怖が待ち受けている事を、この時のチャーリーはまだ知らなかった・・・だって。

∑(。 ̄(ェ) ̄;)  工ッッ~~ これからどうなるのぉ~?
早く続きが読みたい!

Mr.インクレディブル

2004-12-06 17:36:42 | 映画
12月4日封切ということで、早速息子と観に行った。
本当は字幕スーパーで観たかったけど…。仕方ない、吹き替え版で我慢我慢。

過去の栄光はどこへやら…。
普通の生活を強いられて、目にも覇気がないし…体はぶよぶよ…。
でも、家族を愛する優しいパパ。
ある事がきっかけで、ヤル気を取り戻しトレーニングに励むのだが…悲しいことにトラブルにドップリはまってしまう。
浮気なのか?トラブルに巻き込まれたのか?
心配しながら夫人は一人で夫を探しに行くのだが…政府の公用機には2人の子供たちが隠れていたから、さあ大変!
スーパーパワーを持っている事を隠し、『ひたすら周囲に溶け込め』と口をすっぱくして言い続けていた母親が、子供たちに…『身に危険が迫った時は思いっきりパワーを使いなさい。あなたを信じてるわ』と励ます。戸惑いながらも、子供たちは一生懸命母の期待通りに乗り切るのだが…

これ以上書くとネタを明かすのは気が引けるのでストーリーはこれくらいにしておきます。


Mr.インクレディブル…現役バリバリで活躍していた頃は、自惚れが強くて…ちょっとお頭もスッカラカン的な感じがして…
私個人としては、家族でがんばる彼の方が人間としての厚みを感じて好感が持てる。
  
格好良いぞ!お父さん!
そう思った。

ちょっと元気をなくしている中年のお父さんに…是非観てもらいたい映画です。

キリクと魔女

2004-12-06 17:03:46 | 映画
少し前…WOWOWでやっていたのでビデオに録画していたのを昨日観た。

物語は…アフリカ版『一寸法師』

母親のおなかの中にいる時から言葉を話し…自分の力で生まれてきた赤ん坊キリクはとても小さい。小さいのに話すことも走ることもでき…叔父や村人を助けていく。
村人を苦しめる魔女でさえ『どうして意地悪なんだろう?』と素朴に疑問を持ち、勇気と知恵で魔女の苦痛をも取り去る。魔女の悪行も、背中に刺さった毒の棘のせいで…魔女のせいではなかったのだ。
最後は魔女のキスで立派な大人になり…めでたし・めでたしでお話は終わる。


しかし…ある女に大の男が、大勢で寄ってたかって押さえつけ、女の背中に毒の棘を刺すなんて…。その女が、苦痛と憎しみと毒のせいで魔力を得、魔女になったなんて…あんまりだ。
お話は、めでたし・めでたしで終わったけど…その男たちは無罪放免なんて…信じられん

ライオン・ボーイ

2004-12-03 17:47:41 | Book
ちょっと流行からずれていますが…。図書館で借りて読みました。
私も動物が大好きなので、『ネコ語を話す少年』というのは興味があった。そして…少年が脳みそを振り絞って、脱出したり、両親を救出するべく奮闘するさまは、子を持つ母親にとって微妙に我が子とダブってしまう…。
もともと、息子が読みたいと言ったので借りてきたのだが、チラっと読み出したらもう止まらない!とうとう、私の方が先に読み終わってしまったよ~ん。
サーカスに入団したり、ライオンを連れて追っ手から逃げたり…。
ドキドキハラハラの繰り返し…。
王様を味方にして…果たしてチャーリーは両親を救出できるのだろうか…?

この本は3部作のうちの1作目。
お話はまだまだ続く…。