♪COCOPPYのお部屋♪

(o^(ェ)^o)ゞ 勝手気ままに映画や本の感想などを書いてます♪

X-MEN 3 : THE LAST STAND

2006-09-15 16:50:18 | 映画
レディースデイという事で本日観に行ってまいりました。

X-MENも3作目になってしまいましたね~。
前作でジーンがダムの底に沈んでしまい、「もう死んでしまったのだ…」と思っていましたが、最後の最後でプロフェッサーが存在を確認したような終わり方をしていたので

次はジーンが中心なのね~と思っておりましたが。。。

今回は結構ハードでしたね。。。

是非劇場で観ていただきたいので、詳しい内容は書きませんが
まず『治療薬』…ミュータントたちが「普通の人間」に戻る特効薬が登場し
恋人との「普通の生活」を望むローグは苦肉の選択をします。

そして…。
X-MENにとって重要な人物たちが、あっけなく亡くなってしまいます。

それなのに、泣いている暇もなく
生徒たちも入れてたった6人で戦わなくてはならず。

ウルヴァリンは、最愛の人を「助ける」ために辛い道を選択します。

そして…マグニート。。。
本当に「ただの人間」に戻ってしまったの?んん?あれれ?と言う感じで終わっています。
CMでは『最終章』みたいなフレコミですが、これを見る限り、きっとX-MEN4もあるんでしょうね~。なんて私は思ってしまいます。

イメージチェンジしたストームも(ハル・ベリー大好き♪)格好良かったし
何よりもウルヴァリン(ヒュー・ジャックマンもっと大好き♪)が素敵でした。
もう「勝手気ままな野郎」ではいられなくなったけど、押しも押されもしないX-MENの中心人物ですね。

余談ですが、背中に白い翼を持つ青年と「治療薬のカギ」となった少年が
これから「恵まれし子らの学園」でどう育っていくのか楽しみです。


原作者による映画「ゲド戦記」への批評について

2006-08-25 11:28:07 | 映画
小説を映画化する時
原作そのままを映画化される事はまずない。

製作日数にも限りがあるし
小説が長ければ長いほど2時間前後の映画に集約することには限度がある。

私自身、原作を読み
映画化された物を見て
「おぉ!これぞ原作そのものだ~!」なんていう気持ちになった事は未だにない。

好評と言われた映画でさえも、毎回何かしら「違和感」を感じるのは否めない。

ただ、長いお話をそぎ落とし
どこに焦点を当てるかによって
話は違ってくる。
つまり、「テーマが変わっていなければ」見た人は納得するのだという事。

これが多少でもずれたら
それはもう「違うお話」として割り切るしかない。

「ハウルの動く城」にしても原作のよさは微塵も感じられなかったが
今回もしかり。。。

単なる読者の私でさえこう思うのだから

ル=グウィン女史の「こんな筈じゃなかった。」とこぼしたくなる気持ちも分かる。
しかし、それならば安易に映画化の依頼をするべきではない。
最初は、駿氏からのお願いを却下したのだから
そのままずっと拒否し続ければ良かったのに。。。
自分から打診したのなら、ドーンとお任せするべきでしょうに…。

がっかりする暇があったら
もっと、肝っ玉を太く持って
「私の『本当のアースシーの世界』は、原作の中にのみあります。原作を読まなければ理解できません。映画をご覧の皆様も是非是非お読み下さい!」って言ってやれ!って思うのは私だけでしょうか?

しかし。。。最近のジブリにはちょっとがっかりだよ。
独自のお話で勝負すれば良いのに…。
やっぱ、借りてきたものではジブリの良さも出せないのではないかと思う。
息子さんの第1回監督作品なら、もっと自由にやらせてあげたらよかったのに…。駿さんも、ことあるごとに「引退」ばっかり言わないで
もうちょっと根性見せて欲しいと思います。

ゼブラーマン

2005-02-08 09:20:34 | 映画
『白黒つけるぜ!』
って事で、WOWOWで見ました。

劇場に行こうと思ってたら、
すぐに上映時間も夕方以降になり…期間も短くて、結局観に行けなかったこの映画。
独身なら、夜の方がOKなんでしょうが・・・
主婦は平日の昼間・・・(レディースデーなど)を利用して観るしかないので、
タイミングがズレると観れない時がある。

ストーリーは・・・
家庭でも、職場でも居場所がなく、
唯一の趣味は・・・子供の頃の憧れのヒーローのコスプレ。
暗い…しょぼい…どうしようもない…

そんな小学校教諭の中年おやじが主人公。
ある時、心因性の病気で歩けなくなった男の子がクラスに転入してきた。
その子は自殺した父親が好きだったという『ゼブラーマン』の絵をしきりに描く。
自分との共通点を見出した主人公の中で何かが芽生えてくる。
時を同じくして、変な事件が相次ぎ…
たまたま出会わせたコスプレ姿の主人公は戦うのだが・・・


これも…ある意味『ありえねぇ~~』って感じ。


思い込みの激しさのあまり、ヒーローになってしまうのか?
それとも…彼は、選ばれたヒーローなのか?

主人公自体が『ありえねぇ~』って思い。
自己否定するのだが…エイリアンが関係する事件が起こるたびに、髪の毛が『たてがみ』のように」応し、次第にヒーローとして自覚していく。



最初から強い男性なんていない。
誰かを守るため
逃げ出したくなるような場面で踏ん張る時
強い男になるんだと思う。



町を・・・
地球を守ったヒーローは・・・最後に警察に逮捕される。
罪状は…『器物破損』

学校潰しちゃったからね。

でも
白黒つける翔兄貴は格好良かった♪


オーシャンズ12

2005-02-04 13:27:25 | 映画
待ってましたぁ~(〃⌒(ェ)⌒〃)豪華メンバーの映画!!

とにかく、映画好きにはたまらない…夢の競演(^m^)wwと言ったところでしょうか。

オーシャンズ11もちゃーんと観たので準備万端♪
ジュリア・ロバーツが、今回はどう出てくるのか?
キャサリン・ゼタ・ジョーンズはどう出てくるのか?

ほんとに映画好きの仲間が、楽しく映画を撮った♪って感じなので
やっぱり、とってもお洒落♪

なかでも…ジュリア・ロバーツが『ジュリア・ロバーツに化ける』ところが
可笑しかった(〃⌒(ェ)⌒〃)
キャサリンとブルース・ウィリスが見破って…全員ブタ箱行き…なんですが
最後にどんでん返し♪

とにかく面白い映画でした♪
ほーんとにお洒落(〃⌒(ェ)⌒〃)だワン♪

ドッグ・ヴィル

2005-02-04 12:49:28 | 映画
WOWOWで
ニコール・キッドマン主演の映画がやってた。
ちょっと変わった映画…っていう話だったので興味津々・・・
深夜1時までなのでかなり長い映画だった。

物語は・・・

アメリカの炭鉱近くの貧しい村が舞台。
村人の意識の向上の為に何をすべきか悩み、しょっちゅう集会を開く村の若者…自称小説家の卵・・・トム
彼が、ギャングに追われたある美しい女性を保護したことから村人に変化が起きる。
排他的な村人を何かのきっかけで『社交的にできないか?』と考えていたトムには好都合だった。
最初、彼女に与えられた期間は2週間。
その間に村人が『信用できる人』と判断できなければ、警察に突き出す・・・というのが条件だった。
彼女は村人に受け入れてもらうため、『仕事』を手伝う事にする。
2週間後・・・
村人は彼女を受け入れ、仕事に対する報酬を払うことにする。
しかし、もともと貧しい村なので「雀の涙」程もないので、有償ボランティア・・・といったところ。
そして・・・ここからが悪夢のはじまりだった。
村人の行動は次第にエスカレートし、美しい彼女をどんどん『奴隷化』していく。
最後には首輪に鎖・・・重りまで付けられ監禁される。
彼女はずっと『善』であろうとした。
だが・・・悪を見逃し、野放しにする事で保つ『善』とは何だろうか?

皮肉な事に、身も心もボロボロになった彼女を救い出すのは
逃げ出したはずのギャングのボスである父親だった。
そして・・・最後に彼女が下した決断とは?

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大きなスタジオに村をすっぽり納めた感じの映画…
でも…リアルとは程遠く

床に白線で『トムの家』『集会所』などが書いてあり、ベッドやソファーなど家具が少しあるだけで、壁もドアも無い。

まるで…テントでやる『○○劇団』とかの劇を観ているよう。
想像力を駆使しないと訳がわからない。

でも…まるでドキュメンタリーのように進行し、
かえって、人間の『愚かさ』『汚さ』が浮き彫りになって
観ているのも辛くなってきたのに・・・結局最後まで見てしまった。
その後のメイキングまで観た。


そして・・・内容がとっても重いので
とっても疲れた。

ネバーランド

2005-01-31 16:15:40 | 映画
ジョニー・デップの最新作。
かの有名な『ピーター・パン』を生んだ作家と、ある家族との交流の物語。

スランプに陥る劇作家バリ・・・
大人になりきれない彼が、大人になることで悲しみから逃れようとする少年ピーターと出会い、
夢見ることの大切さを教える事で、スランプから抜け出し…永遠の名作を生み出す。

美しい未亡人シルヴィアと4人の息子たちと毎日接する事で、作家として真に目覚めていくバリ。
純粋に、自分でできる事をして手伝おうとしているだけなのだが、世間はスキャンダルとしてしか見ず、妻は世間を信じ…溝は深まり…とうとうバリから離れていってしまう。

永遠の楽園『ネバーランド』
彼は、夢を見るあまり…現実を直視せず…逃避しているだけなのだろうか?

私はそうは思わない。

現実を踏まえた上で…想像力の翼を広げ、自由に生きようとしていただけだと思う。


ジョニー・デップ
アカデミー賞にノミネートされているのだが…
果たしてオスカーは取れるのだろうか?

頑張れ!ジョニー!


はてさて…

今年は
夢見ることを忘れずに、現実に足を踏みしめて生きる。
これをモットーに頑張っていこう♪(〃⌒(ェ)⌒〃)


半落ち

2005-01-11 18:49:17 | 映画
WOWOWで早くもオンエアー♪ということで見ました。

元刑事による妻殺し…。
6年前に白血病で息子を亡くし
介護による疲労で心身を病み…とうとうアルツハイマーになってしまった妻。
妻から『自分を殺してくれ』と言われ…自らの手で愛する人に手をかけてしまう主人公。
『白血病のドナーの問題』
『委託殺人』
『介護問題』
そして…犯人の自供なしの空白の2日間。

どうして?
なぜ?

取調官、検事、弁護士、新聞記者、そして裁判官を巻き込みながらお話は進んでいく。
犯人のポケットから新宿歌舞伎町の歓楽街のチラシが出てきた事によって、隠蔽工作をしようとする警察側と、お互いの利害関係により裏取引をする検察側…。
汚い人間関係が浮き彫りになるとともに、犯人(寺尾聰)の誠実な人間性がにじみ出てくる。
担当を外された取調官(柴田恭兵)のヒントにより、未熟だった新聞記者(鶴田真由)が取材を通して犯人の隠された真実を突き止める。そして彼女も弁護士にヒントを与えるのだが…。
取調官、検事、弁護士、新聞記者…。
誰もが彼の減刑を望み、彼に真実を述べさせようとする。
が、頑なに何かを守ろうとする犯人。
彼が守ろうとするのは…いったい誰なのか?

そして…自らも、元裁判官だったアルツハイマーの父を抱え、介護に悩む若き裁判官。
その裁判官が下した刑罰とは?

誰もが執行猶予を予想したにもかかわらず、実刑4年の判決が下される。
執行猶予だと、確実に2年後に自殺するだろうと予想される犯人に対して、同じく介護で悩む若き裁判官からの『生きて!』というメッセージのような気がした。

中盤から…涙が出て仕方なかった。
寺尾聰は子供の頃の『ルビーの指輪』の歌くらいしか認識がなかったのだけど…とっても良い演技をしてましたね。
原作はまだ読んでいないので、ちゃんと読んでみたい…そう思った。
そして…名前も知らない誰かの為にドナー登録をしよう…そう思った。


カンフーハッスル

2005-01-07 13:51:46 | 映画
『ありえねぇー!』

の予告の声ににワクワクしながら、元旦の『映画の日』を利用して、親子3人で観に行った♪
チャウ・シンチー監督の作品は、前回の『少林サッカー』をWOWOWで観たので、「きっと面白いに違いない」って期待大♪

最初のシーンでやくざの親分が脚を斧で切られたり…親分の情婦が後ろからショットガンで撃たれたり…ちょっと残酷?この点は子供向けではないなぁ…と思いながら観ていたが…
だんだんリズムに乗ってきて面白くなってきた。

やっぱ、『ありえねぇー!』の連続!(〃⌒(ェ)⌒〃)
勧善懲悪?とまではいかないが…
しがないテーラーのおやじ&麺職人&肉体労働者…この3人が強くて格好良い♪
恐ろしい仕事人の出現によって非業の最期を遂げてしまうが、その時やっと重い腰を上げて立ち上がるのが“真の達人”『豚小屋砦』の大家夫婦なのだ!
しかし…この時点でもまだ主人公(チャウ・シンチー)はチンピラのままで、最も恐ろしい…最強の男をわざわざ解放しに行ってしまう。

ここからが本当に『ありえねぇー!』のオンパレード♪
しかし…まだまだ観に行っていない人のために、これ以上は明かすのはやめておきます。
とにかく観に行ってみて(o^(ェ)^o)ゞ 
そして…あなたも


『ありえねぇー!』と叫びましょう(〃⌒(ェ)⌒〃)


ちなみに、息子が一番笑っていた所は…
ドジな相棒にめった刺しにされた主人公が、体中ナイフが刺さったまんまで…大家の奥さんと追いかけっこするところ。
そして…蛇に噛まれた為に、どす黒く腫れ上がった唇をブルンブルン震わせながら、痛みをこらえて大暴れするシーンでした。

耳に残るは君の歌声

2005-01-05 18:13:34 | 映画
ロシア出身のユダヤ人の少女の物語。

ナチス・ドイツによる迫害で翻弄されながらも、
父親を探すことを諦めず、友情や愛情を知り…裏切りを知り…
最後には、アメリカに出稼ぎに出た父親を探し出す感動の物語。

恋人役のジョニー・デップ(スリーピィー・ホロウで共演)
友達役のケイト・ブランシェットが良い演技をしていて
お話を盛り上げています。

特に…ジョニー・デップ♪最高♪(o^(ェ)^o)ゞ

『父親を探すのを諦めて一緒にいたい』と泣く彼女を説得し、アメリカへ行かせますが…。
最後の夜。寝息をたてている彼女を抱きしめながら…嗚咽をこらえて泣くジョニーは一見の価値あり…です。私はここで号泣しちゃいました。あの泣き顔を見たら…どんなに説得されても…石に噛り付いてでも彼とは離れません。

ケイトも好きな女優さんなんですが…。
すらりと綺麗な彼女が、お金持ちの男性にしがみつく事でしか生きていけない悲しさ…
移民の悲しさがよく出てたと思います。
なんだかんだ言っても、主人公をアメリカ行きの船に乗せてくれたのも彼女ですし…。
彼女の最期のシーンは悲しかったですが、存在感があってよかったです。

やっとめぐり合えた父親に・・・
記憶の底にあった子守唄を、今度は娘が歌ってあげて物語は終わる。

迫害される側の辛さ…切なさが
淡々と演じてた子役とクリスチーナに滲み出ていて…良い映画でした。

アメリ(DVD)

2005-01-05 17:28:31 | 映画
これもTSUTAYAさんです♪
おとぎ話っぽいイメージでキュートな映画…そういう目で見ていましたが・・・
やはり『大人の国』フランスの、大人の『夢見るおとぎ話』でした。

もっと楽しい映画かと思っていたので、もう少しで息子と見てしまうところでした。
っていうか、最初のうち見てました。
で…。
おや~?って親の勘がピピっときたので、『そうそう、ディズニー・チャンネル見る?あ!ラグビーやってるよ♪』なんて話題をそらし…『このDVDは、長そうなのでお母さん夜観るわ♪』って
結局高校ラグビーを見ました。


性教育も多少は学校でやっているものの…
ちょっと、どう考えても子供と見るのは無理。うぅーん。
ブリジット・ジョーンズの日記がR指定なら…これの方が露骨なんですが?はて?

内容は…
いかにもフランス♪という映画
主人公のアメリは
まぁまぁ、お茶目でルックスはいいし…
世の独身女性が夢見る♪という点では面白いのかもしれないが。
変だよ変!!
一応、ハッピーエンドだけど…
これって、一歩間違えばストーカーだし…。周りの人も変だし…。
怖いよ…。私にとっては、ゴシカよりも怖かった。