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新生銀、本店を米ファンドに売却へ サブプライム損失拡大

2008-03-13 17:01:13 | ニュース興味(普通のニュース魚拓)
新生銀、本店を米ファンドに売却へ サブプライム損失拡大

2008年03月13日12時03分 asahi.com

 新生銀行は13日、東京都千代田区の本店ビルを米モルガン・スタンレー証券傘下の投資ファンドに1180億円で売却すると発表した。当面は賃貸で本店として使い、3年以内に本店を移す予定だが、移転先は未定。新生銀は同時に業績の上方修正を発表したが、米国の低所得者向け(サブプライム)住宅ローン問題の影響で関連損失は膨らんでおり、厳しい経営状況が続いている。

 本店ビル売却に伴い、新生銀は08年3月期の連結当期利益予想を1月時点の500億円から650億円に、単体の当期利益も430億円から500億円にそれぞれ上方修正した。ただ、本店ビルの売却は当期利益を560億円押し上げるため、実質的には、今回のビル売却益で2期連続の赤字を回避した格好だ。

 新生銀の業績悪化の主因は、サブプライム問題の影響が長引いているためだ。保有する関連商品の価格が下落するなどして損失が拡大。連結経常利益は従来見通しの600億円から200億円へと大幅に下方修正した。新生銀の業績修正は、昨年10月以来4回目。

 98年経営破綻(はたん)した旧日本長期信用銀行が前身の新生銀には、注入された公的資金の返済を確実にするため、経営健全化計画で収益目標が定められている。08年3月期は単体当期利益600億円が目標だ。今回の業績予想では未達となりそうだが、目標を3割下回れば金融庁の行政処分を受けるという「3割ルール」の適用は免れそうだ。

 新生銀は前期に赤字転落して業務改善命令を受けており、2期連続での処分が決まれば、経営陣の責任問題に発展する可能性もあった。

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